スクール・ロワイヤル～極道學園～ 第104話

イグダーを討ち、最強の悪魔ルシファーを召喚する日が刻々とやってくる。時間がないXクラスのメンバーは唯一残された、イーマオが持ち帰ったグリモワールを地獄の入口で燃やし、召喚を阻止する方法を選択する。しかし、それには大きな代償が伴っていた―。

朝、ディーンが迎えに来ないことで彼を心配するイーマオ。学校に行ってもディーンの姿は無くイーマオの不安はつのるばかり。シェンはそんなイーマオに優しくするが、イーマオはついに学校をさぼりディーンを探しに行ってしまう。

シェンとゲルを救うため、魔動空間に入るイグダー。その頃、Xクラスのメンバーは、原田夜舞の正体を知り、ラオ・ダーはゲルを救うべく死を覚悟でシエグイに立ち向かっていた。そして、ディーンは夢の世界に引き込まれ、ついに父親と再会するが、父から “ある使命”を与えられる。

誕生日にクラスメートからプレゼントをもらい喜ぶイーマオ。シェンとディーンも凝ったプレゼンとを用意し、プレゼントを渡そうとする。シェンに先を越されたディーンがプレゼントを渡すため向かうと、そこには衝撃的な光景が…。

ディーン達は、ラオ・ダーの企みも知らず肝試しの山へ出かける。山へ着くと気味の悪い老女が待っていて、ディーン達に早く山歩きへ出かけるよう促す。出かける直前、イーマオはある女子高生が描いた日記を見つける。そこには山で恐ろしい殺人鬼に襲われたことが記されてあった。その日記を見たイーマオ […]

シェンの体をのっとった悪魔と対峙するイーマオだが、ディーンに救われる。大けがを負ったシェンとディーンは病院に運ばれ、イーマオとマイヤータンの懸命な看病が続いた。入院中のラオ・ダーも骨折だらけの体では守れない、とゲルを遠ざけシエグイの手の内に入ろうとしていた。