リン・チンサンは、密かに各国の武術の封印技を習得していた。スーをめった打ちにしたチンサンは、スーに各流派から封印技を盗んでくるように命じる。スーはジェニーに愛を告白するが、ジェニーの目的がイップ・マンの第二夫人になることだと知ってひどく落胆する。スーはイップ・マンへの憎しみを抱き […]
チャン・ワーソンとリョン・ピックは、同じ日に詠春拳の武館を開設する。双方から祝いの獅子舞を頼まれたイップ・マンは、困り果てて双頭の獅子を用意する。ワーソンとピックは、獅子の頭に入るとイップ・マンの前で闘い始めるのだった。そこへ、詠春拳を伝授されないことに絶望したスーが、体に爆弾を […]
イップ・マンが処刑されようとしたその時、スーがチュンライ生存の証拠を持って現れ、イップ・マンは無罪となる。師匠のチャン・ワーソンと、香港からやって来たもう一人の詠春拳の達人リョン・ピックは、自分がイップ・マンの師匠だと言い争いを始める。そして、イップ・マンに思いを寄せるジェニーも […]
チョン・ウィンセンが手配した弁護士は佛山に着くなり殺されてしまう。弟のヨンセンと共にイップ・マンの救助計画を練っていたウィンセンは、リン・チンサンに助けられる。ヨンセンはチンサンに心酔するが、ウィンセンはチンサンが何か企んでいると疑うのだった。打つ手が見つからないまま、ついに死刑 […]
無実の罪で投獄された囚人たちから尊敬を集め始めるイップ・マン。怒り狂うバイリンはイップ・マンに銃を向けるが、そこにウィンセンが現れ、イップ家の屋敷の権利書と引き換えにイップ・マンの死刑を一ケ月延ばすことに成功する。リン・チンサンは、ウィンセンがイップ・マンの許嫁だと名乗ったことに […]
ウー・バイリンに殺人の罪を着せられたイップ・マンは、バイリンの悪事を広州政府へ知らせるために手紙を書き続けるが、バイリンはその手紙を裏で握り潰していた。チョン・ウィンセンはバイリンが証拠を捏造した記録を持って裁判に臨むが、その記録はバイリンがすり替えたものだった。イップ・マンは死 […]
イェン・チュンライ殺害の罪に問われていたイップ・マンは、チュンライ生存の証拠書類を持って佛山へと帰還。佛山を支配するウー・バイリンは怒りに震えながらイップ・マンを自由にする。一方、リン・チンサンは、チョン・ウィンセンがイップ・マンを助けるために一芝居打っていたと知り、イップ・マン […]
スーは地下組織の試合に出て、西洋のボクシング技術を盗んでいく。それは、"死神"と呼ばれるボクサーと闘うイップ・マンの練習相手になるためだった。さらに、ホン・ジウサンもイップ・マンに洪家拳の奥義を伝授。イップ・マンはユー師匠、チャン・ワーソン、ピック、ジウサン、 […]
イップ・マンは車引きのスーと再会し、カンフーの勝負をして友情を確かめ合う。エディンバラの罠にはまったホン・ジウサンの弟子が獄中で亡くなり、ジウサンは自ら試合に出ることを決めるが、病が悪化。イップ・マンは代わりに出場することを決意する。見かねたリョン・ピックは、イップ・マンに鍛錬方 […]
チョン・ウィンセンは、リン・チンサンと香港へ向い、イップ・マンの捜索を始める。チンサンはウィンセンに協力するふりをしながら、新聞記者を買収してイップ・マンの手配書を街中に貼らせる。イップ・マンの居場所を突き止めて部屋を訪ねたウィンセンだったが、イップ・マンの女房を気取るジェニーの […]
試合に出場したイップ・マンは互角に闘うが、リョン・ピックに薬を嗅がされ、試合に敗れてしまう。チャン・ワーソンに恨みを持つピックはイップ・マンを英雄にしたくなかったのだ。イップ・マンに大金を賭けていたジウサンが真相を知ってピックに殴りかかるが、ピックはこれに応戦。イップ・マンはそれ […]
イップ・マンはホン・ジウサンに誘われ、エジンバラが主催するイギリス人と中国人による格闘技の試合を観戦しに行く。勝利したイギリスのボクシングチャンピオンは、リングに倒れた敗者に「アジアの弱者」と書いた布を掛けて侮辱。中国人の尊厳が傷つけられるのを目の当たりにしてイップ・マンはショッ […]
リン・チンサンとウー・バイリンの策略によって、佛山のイップ家は没落の一途を辿っていた。一方、香港ではホン・ジウサンがイップ・マンの武術の腕前を試し、自分と互角に渡り合うその技量に感心する。イップ・マンが隠れ住んでいる部屋の大家の娘・ジェニーは、イップ・マンが詠春拳の達人と知り、突 […]
イップ・マンは偽名を使って香港の埠頭で働き始める。埠頭はホン・ジウサンが長年仕切ってきたが、イギリス人のエジンバラによる妨害に遭っていた。イップ・マンを騙して身元引受人となったリョン・ピックは、イップ・マンがチャン・ワーソンの弟子であることを見抜く。彼はワーソンの師匠リョン・ザン […]
イップ・マンはフランスに発つウィンセンを追い、切符を買おうとするが、そこにチンサンが現れる。ウィンセンがチンサンと行くつもりだと誤解したイップ・マンが引き返そうとすると、目の前にウィンセンが立っていた。しかし喜びも束の間、イップ・マンはチュンライ殺害の罪を着せられ、兵士の一団から […]
イップ・マンはチョン・ウィンセンと共にフランス行きを決意するが、リン・チンサンが推進する救国事業に裏があると気付き、船を降りる。救国事業に賛成するウィンセンと、イップ・マンは対立。救国事業に投資するために貸家を売る決心をしたウィンセンは、そこで武館を開いているイェン・チュンライに […]
ワーソンは「詠春拳は品行方正な人間、しかも一人にしか伝えられない」と語り、イップ・マンの弟子入りをついに認める。自分が後継者に選ばれなかったことに絶望したスーは焼身自殺を図るが、火の海に飛び込んできたイップ・マンに救い出される。ワーソンは、スーの自分に対する憎しみの深さを知り、悲 […]
ウィンセンは、武術の話しかしないイップ・マンに愛想を尽かし、一人でフランスに行くことを決意する。イップ家に挨拶に行ったウィンセンは、外出していたイップ・マンの部屋で、自分が贈った本と大量のメモ書きを見つける。その頃、スーはワーソンの許可を得ずに「詠春正宗」と看板を掲げて道場を開こ […]
ウィンセンは、イップ家で婚約解消を申し出る。ウィンセンは親同士が決めた婚約という旧時代のしきたりが嫌なだけで、イップ・マンに改めて求婚してほしいと思っていたのだが、イップ・マンと両親は婚約解消に激しく落胆する。一方、リン・チンサンは追い打ちをかけるようにイップ・マンにあらぬことを […]
ウィンセンから一向に手紙が来ないため、イップ・マンはとうとう電報を打つが、ようやく届いた返事はあまりにもつれないものだった……。イップ・マンは、広州で車夫をしていたスーが佛山へ来て、チャン・ワーソンと口論しているところに遭遇。詠春拳を巡って言い争う二人が親子であることをイップ・マ […]