ケビンはチャンの店の前で椅子の上に立ち、大声でチャンの名前を叫び続ける。チャンはケビンに一緒にここを離れることを持ちかけ諦めさせようとするが、ケビンはその話を聞くとすぐに承諾し、荷物をまとめようとする。一方、ジャハオはドゥアンから祖母の話を聞き出そうとするが…。
ジャハオはヤナンに告白しようとするが、突然の停電によってうやむやになり、その時、偶然にもドゥアンが祖母と全く一緒の銀のネックレスを持っていることを知る。ジャハオはドゥアンが自分の祖母を捨てた金銀細工師ではないかと疑い始め、ヤナンへの告白も喉に押し込んでしまう。
団長は劇団の責任者という立場から、プロの役者ではないムーにヤナンの相手役を務めさせることに不安を抱くが、ジャハオはムーしかいないと言って譲らず…。一方、チャンにプロポーズをするも冷たくあしらわれたケビンだったが、ジャハオからまだチャンスがあると励まされ…。
ジャハオはヤナンに演技指導する際に、両親の気持ちになってと助言するが、ヤナンから両親はいないと言われて動揺する。その夜、ジャハオはヤナンを傷つけてしまったことを気にして、ヤナンを探す。一方、ケビンはチャンに公衆の面前でプロポーズするが…。
ドゥアンはジャハオの祖母が段新月であることを知る。ジャハオは祖母の名前を知っていたことに驚くが、ドゥアンは自分の世代はみんな知っているとごまかす。一方、ケビンが支援している山村の学校にボランティアに出向いたジャハオとヤナンは、一緒に山村に泊まることになり…。
ミュージカルのキャスティングに不満を持つルルは、ヤナンが枕営業をしたような言い方をして、ヤナンが婚約破棄されたことも口にする。それを聞いて稽古場をあとにするヤナン。ジャハオはルルを稽古場から追い出し、ビデオに残った映像をもとにヤナンの潔白を証明するが…。
酔った勢いでジャハオの部屋を訪ね、酒を勧めたヤナン。結果的に二人とも酔って同じベッドで寝てしまい…。ジャハオと脚本の件でもめたと話すヤナンを慰めるドゥアンだったが、ミュージカルがお嬢様と金銀細工師の話だと聞くと驚き、役柄の名前を知ると放心してしまう。
ジャハオと衝突し、ヒロインを降ろされたヤナンは、貧しい村に学校を作ろうとするケビンに付き添って山村を訪ねる。一方、ムーからもキスシーンを拒絶されたジャハオは、ヤナンの養祖父ドゥアンに若かりし日の恋愛について尋ねるが、その答えはヤナンたちの答えと同じだった。
相手役に不満を持つヤナンを見るに見かねて、ジャハオはルルをヒロイン役に起用して練習を進める。しばらくしてヤナンがヒロイン役に復帰するが、今度はクライマックスのキスシーンが、当時の中国の考え方に合わないとジャハオに疑問を投げかけ、演技をやめてしまう。
「風花雪月」のヒロインはヤナン、ヒロインの代役はルルに決定する。オーディションで一番良い成績を収めていたルルは、表面上はヤナンのヒロイン決定を喜ぶが、内心は非常に不満で、何とか見返そうと考えていた。一方、ケビンはチャンのお腹の子の父親がジャハオだと誤解し…。
オーディションのレベルが低いことに失望し、公演の中止も考えていたジャハオだったが、ヤナンの民族舞踊を目にして考えを変える。公演を続けることを決めたジャハオは、中国の大理の特徴、民族的要素を取り入れた大理版の「風花雪月」をやることに…。
ヤナンの親友のチャンは、フランス人シェフのケビンからの告白を断り続けていた。ケビンがチャンとの食事中に食物アレルギーで倒れ、ヤナンとジャハオも駆けつけるが、そこで二人はミュージカルのオーディションをめぐって言い争いを始めてしまう。
養祖父の誕生日会でのジャハオの態度に腹を立てたヤナンは、翌日、謝罪したいと言ってジャハオを湖に連れ出し、湖上の杭の上にジャハオを置き去りにする。その後、ヤナンは、所属する劇団が演じるミュージカル「風花雪月」の監督がジャハオだと知り…。
女優のヤナンは、空港での撮影中、間違って到着口から出てきたジャハオを押し倒し、キスもしてしまう。驚くジャハオに平手打ちして立ち去ったヤナン。その日の夜、ヤナンの養祖父の誕生日会の会場に、偶然通りかかったジャハオが現れ…。