鉄仮面の男は捕まり、ついに仮面がはずされる。皇帝から鉄仮面の男を捕まえたので審議を見に来るように、と呼ばれた皇太子と皇太子妃、格泰らの前に現れた涵香。すべての謎が解け、晴れて皇帝の娘であると認められた涵香は、格泰を皇宮に呼ぶと、玉蝴蝶を格泰に贈る。
人々が見守るなか涵香は死んだ。その夜、涵香の霊が街や皇宮の敷地内、毓慶宮にも現れて皇太子妃を怯えさせる。翌日、慌てた皇太子妃は、寝宮に涵香の霊が出たのでお祓いをして頂けるように皇帝に上奏する。一方、涵香の霊を見た鉄仮面の男は、涵香の墓を掘り返すが死体はなく、そこで格泰と兵士たちに […]
皇太子妃の策略によって、涵香は三日後に処刑されることになる。司庫が涵香は以丹の娘だと告白したことによって、審議が再開され、涵香の両親が皇帝に呼び出されるが、ここでも皇太子妃は都で有名な産婆を証人として出廷させ、結局、涵香を絞首刑に処すという判決は翻ることはなかった。春竹は救い出そ […]
鄭親王の部下である陳総管は、主君の名誉を守るため以丹を殺したと自白するが、皇帝は自白が偽りだと見抜き、格泰と涵香に鄭親王は犯人ではないと告げる。涵香が部屋に戻ると、春竹が現れ、涵香が席をはずした隙に玉印を隠して置いていく。翌日、皇太子妃は皇太后を訪ね、涵香が玉印を使って陰謀を企て […]
涵香を裏切り、二度と会わないと告げられた春竹だったが、面会を求めて涵香の部屋の前に跪き、頑として動かずそのうち倒れてしまう。目覚めた春竹が土下座して謝ると、涵香は春竹を許し、今回のことを誰にも言わないと誓う。一方、格泰は鄭親王府で猛火油を横流ししている帳簿を見つけ、皇帝に審議をお […]
格泰が倉庫の扉を破り涵香を発見し、体は弱っていたが、回復すれば特に問題が無いと御医が話すと格泰、皇太子、皇太后は安心する。皇太子妃は疑いを持つ皇太后のもとを訪れると、詭弁を使い涵香失踪に関して深く追求させず、玉印の調査の件に話をすり替える。格泰は目を覚ました涵香に春竹が裏切った可 […]
春竹のあとをつけて来た涵香を、珠児は棒で殴って気絶させ、皇太子妃の命令で倉庫に閉じ込める。皇太后から涵香が帰って来ないと聞いた格泰は、捜索許可をもらうため皇帝に謁見するが、そこに皇太子が現れ格泰の母親を暴露する。その頃、皇太子妃は春竹と珠児の靴に倉庫前の赤土がついているのに気づき […]
毒蛇に噛まれた涵香だったが、格泰の処置が早かったため大事には至らなかった。格泰は、今回の件も鄭親王が怪しいとして鉄仮面の男との共通点を涵香に聞く。涵香は自分が閉じ込められた時に使われた油は猛火油で、以丹が殺された時にも使われたと聞いたことを思い出して話す。
涵香から以丹を殺した犯人だと疑いを持たれていることを知った皇帝は、自分の潔白を証明するため、薩爾寛を呼んで、涵香を忠義村という所に連れていく。そこには21年前に失踪した小李子がいて、小李子は皇帝の潔白を証明し、猛火油が以丹の殺害に使われたことなど事件の詳細を明かす。
鉄仮面の男に建物に閉じ込められ、火を放たれた涵香は、格泰に救い出されたものの生死の境をさまよっていた。ご利益があるという善光寺でおみくじをひいた格泰は凶を引くが、自分の血を使って回向文を書く強い思いが通じたのか、一転おみくじが吉となり、涵香も息を吹き返す。
皇帝は21年前に起きたことを皇太后と涵香に話し始める。皇帝は秘密裏に調査を進め、あの夜一緒にいたのは宣妃でないことに気づいたが、証拠がないためそれ以上追求しなかったことを認め、その後、以丹を見つけ出したが、以丹本人が帰ることを拒否し、両親の説得にも応じなかったと話す。
春竹は涵香を裏切り、皇太子妃に涵香が不利になる情報を流していた。春竹は皇太子に、涵香との友情は偽りで、自分が故郷に錦を飾るには皇太子妃を頼るのが一番だと答える。皇太子はこのことを涵香に伝えようとしたが、托合斉から、皇太子妃と春竹を上手く利用するように提案される。
皇帝は王博木とお忍びで外出した帰りに、白虎の罠にかかり捕まってしまう。宣妃とかつて恋人同士だった白虎の復讐により、皇帝は窮地に立たされるが…。一方、宮中では再び鉄仮面の男に襲われた涵香を格泰が助けるが、取り押さえることはできず逃がしてしまう。
涵香は格泰に以前の自分の態度に否があったことを認め、自分の素直な感情を伝える。一方、師太と一緒に涵香と格泰が以丹の墓を訪ねると、烈親王が墓前で酒を飲んでいる姿を見る。街に戻った涵香は、師太と格泰に烈親王が犯人ではないかと疑っていたことを謝るが…。
烈親王は格泰に、母親は自分の妹の瑪果児だと明かす。長年隠していたのは全て格泰のためであり、瑪果児は出家して師太となり、ずっと格泰のことを気にかけていたと伝える。一方、皇太后から格泰の誕生日の贈り物を持って行くよう頼まれた涵香は、格泰が一つ年上で、自分と双子ではないことを知る。
涵香と格泰は、静妃は以丹を殺した犯人ではないと結論付ける。一方、涵香は、当時、皇貴妃も以丹の居場所を知っていたことから怪しいと考え本人に尋ねるが、激怒した皇貴妃に平手打ちされる。皇太子は母親代わりである皇貴妃を信じ、これ以上詮索はするなと涵香に注意する。
皇太子妃に物品を盗んだ疑いをかけられた春竹を助けるため、真犯人を探す涵香は、静妃が弥勒如来の台座に物品を入れているところを目にする。翌日、弥勒如来を皇宮から運び出そうとする静妃を引き留め、皇帝を連れてきた涵香は、皇帝の前で台座から宮中の物品を見つけ出す。涵香は春竹の無罪を喜ぶが… […]
出征するため調査から手を引くことになった格泰は、涵香と一緒に街を散策する。格泰が水を買いに行っている時、涵香は黒い服の男を見つけて追いかけるが、隙をつかれ、縄を首に巻かれ木につり上げられてしまう。そこに格泰が現れて黒い男と戦うが、格泰は深い傷を負ってしまう。
皇帝は皇太子、格泰、涵香の3人で引き続き事件を調べるように命じる。皇貴妃に呼ばれた格泰と涵香は、事件の調査をするにあたって皇太子に危険を及ばないように頼まれる。涵香と格泰は今までのことを整理して、まず殺された宣妃の寝宮を捜索し、そこで静妃から宣妃にあてた手紙を発見する。
格泰と涵香は、皇帝が宣妃を見初めた夜に宦官の死亡や失踪があったことを突き止め、安総管に尋ねるが、安総管は言葉を濁す。二人が去った後、部屋の奥から出てきた宣妃は、安総管を毒殺するが…。宣妃の悪事を知った皇帝は激怒し、斬首すると告げるが、宣妃は黒い服の男に連れ去られてしまう。
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