弘エンと霊犀が果親王の子ではないかと疑った雍正帝は、夏刈に命じて再度 血液検査を行おうと試みるが、事前に察知した寧嬪が弘エンと霊犀を避難させたため事なきを得る。甄ケイは果親王の子を守ってくれたと寧嬪に礼を言うのだった。寧嬪は病床の雍正帝の息の根を止めるべく、丹薬をすり替えて服用さ […]
朝廷では皇太子擁立についての議論が激しさを増し、第四皇子と第六皇子を推す声があり大臣の意見が割れていた。雍正帝は愛する第六皇子に心が向かっていたが、甄ケイは第四皇子のほうが皇太子として資質があると提言する。ある日、甄ケイは侍医より寧嬪が媚薬と辰砂を必要としていることを知る。辰砂は […]
辺境の地に飛ばされていた果親王が3年ぶりに帰京する。果親王の無事を喜ぶ甄ケイだったが、雍正帝から身の潔白を証明するために果親王に毒酒を与えるよう命じられてしまう。自らの命と引き換えに果親王を救おうとした甄ケイだったが、逆に自分に注いだ毒酒を果親王が飲み干し絶命、そして果親王の葬儀 […]
雍正帝に呼ばれた甄ケイは、ジュンガル部のハーンが甄ケイを嫁がせれば兵を引くという条件を出したことを知らされる。ところが殿内に果郡王が乗り込み、兵を率いてジュンガル部を討つと申し出たため、甄ケイと果郡王は雍正帝から仲を疑われ問い詰められてしまう。雍正帝は甄ケイを軟禁するが、同時に果 […]
慎刑司に送られた江福海の供述により、皇后のこれまでの悪事が明るみに出る。中でも実の姉 純元皇后を死に至らしめた事実に雍正帝は激怒し皇后を廃そうとする。"烏拉那拉氏を廃してはならない"という皇太后の遺言により廃位だけは免れた皇后だったが、実質皇后としての実権を失 […]
安産祈願のため永寿宮に呼ばれた皇后だったが、甄ケイの策にはまり子を害した罪で雍正帝より謹慎のお達しを受ける。皇后は第三皇子に望みを託すが、第三皇子は第四皇子の巧みな言葉に乗せられ、雍正帝に八皇弟や十四皇弟を許すよう嘆願してしまう。激怒した雍正帝は第三皇子を八皇弟の息子にすると命じ […]
第三皇子が瑛貴人に恋文を渡そうとしていたことが発覚し、瑛貴人は死罪を賜る。第三皇子は長子ということで罪は免れたが雍正帝からの評価は大いに下がってしまう。そんな折、またも雍正帝の子供を身ごもった甄ケイは、ふとした偶然から安陵容の最後の言葉の意味を知る。温侍医よりお腹の子は非常に虚弱 […]
朝廷では大臣たちから皇太子擁立を進言する動きがあり、皇位争いを嫌う雍正帝の頭を悩ませていた。そんな中、第三皇子を皇太子に推したい皇后は、烏拉那拉一族の繁栄のため姪を第三皇子の夫人候補として薦める。だが肝心の第三皇子は皇帝の妃嬪である瑛貴人に心を奪われ、強い恋心を抱いてしまう。一方 […]
安陵容が懐妊して5か月、そろそろ胎児を守れないと分かった皇后たちは甄ケイに罪を着せるために機をうかがうが、甄ケイは病と称して永寿宮から出ようとしなかった。そんな中、安陵容の誕生日に雍正帝が伽をさせたため、陵容は流産してしまう。ところが皇貴妃の調べで陵容が媚薬を使っていたこと、以前 […]
皇太后が死に宮中は悲しみに包まれていたが、そんな中で安陵容の懐妊が判明する。甄ケイの提案で安陵容を含め多くの妃嬪が昇格し、後宮は喜びに包まれていた。胎児が無事に育っていると思われた陵容だったが、実は長年服用した薬の影響からすでに流産の兆候が見えていた。流産を甄ケイの責任にするべく […]
冷宮に入れられていた瓜爾佳氏と父親の鄂敏は、これまでの悪行が露呈し徹底的な粛清が行われた。そして安陵容の父親も長年不正を働いていた事実が判明し、雍正帝は激怒する。必死で嘆願するも聞き入れられなかった陵容は、皇后のもとに助けを求める。甄ケイの妹の玉ヨウは容貌が純元皇后に似ているため […]
ある日甄ケイや寧貴人、皇族たちが参加する宴席で、雍正帝は果郡王が大切にしている小袋を見つける。その中に入っていたのは、甄ケイの顔をかたどった古い切り絵だった。甄ケイに似ていると疑う空気が漂う中、浣碧が自分の切り絵であると雍正帝に弁明する。上機嫌になった雍正帝は浣碧を果郡王に与える […]
温実初と第六皇子が親子でないことが証明され、祺貴人は冷宮送りとなり、斐?と静白は死罪に処される。また血液検査で水に細工をしたと疑われた皇后は、雍正帝の命令により後宮の管理を甄ケイや端妃、敬妃に奪われてしまう。一方、温実初は自らの潔白を証明するべく去勢したため、それを知った沈眉荘は […]
温実初との私通を疑われた甄ケイは、雍正帝に自分は潔白であると強く訴える。だが祺貴人は斐?だけでなく、甘露寺で甄ケイにつらい苦役を課した静白までも抱き込み、甄ケイが疑わしいような証言を行わせる。そこで皇后は雍正帝に親子を判別する血液検査を行うよう提案、親子ならば水に垂らした血が混ざ […]
美声を失った安陵容だったが、必死で冰嬉の修練を重ねた結果、雍正帝の前で見事な舞いを披露し再び寵愛を手に入れる。甄ケイの妹玉ヨウが紫禁城に入宮する。しばらく甄ケイの下で暮すことになったのだ。だが甄ケイの喜びもつかの間、果郡王が病に伏したとの知らせが入る。甄ケイは案じる気持ちを抑え浣 […]
皇子と公主の双子を産んだ甄ケイは、ある日、敬妃を永寿宮に招待する。朧月を手放したくないため蘇培盛と槿汐の仲を皇后に報告していた敬妃は罰を覚悟するが、甄ケイは敬妃を許すだけでなく朧月が嫁ぐまで養育することを依頼、敬妃は甄ケイに忠誠を誓うのだった。こうして端妃や敬妃などを味方につけた […]
端妃の口添えもあり、蘇培盛と槿汐は厳罰を受けることもなく慎刑司から解放される。甄ケイは槿汐を温かく迎えるのだった。そして中秋節が訪れ、皇宮では皇族や妃嬪らの宴が開かれる。久しぶりの果郡王の姿に耐えきれなくなった甄ケイは口実を作って席を外す。すると果郡王が追い掛けてきたため、2人は […]
温実初と一夜を共にした沈眉荘は子を宿してしまう。愛する男の子を守るべく、眉荘は温実初に助けを求め、一方でこれまで拒んできた雍正帝を受け入れ、自分が皇帝の子を身ごもったと報告する。突然の吉報に雍正帝や甄ケイは大喜びするのだった。そんな甄ケイの元に突然皇后が訪れる。朧月を手放したくな […]
永寿宮を訪れていた雍正帝の元に、祺嬪の体調がすぐれないため訪れてほしいと使いが来る。甄ケイの勧めで雍正帝が儲秀宮に向かうと、そこには欣貴人付の佩児をはじめ宮女たちに乱暴を働く祺嬪の姿があった。欣貴人は祺嬪が甄ケイを恨んでおり、元甄ケイ付の佩児を虐待していると訴えたため、雍正帝は祺 […]
皇宮に戻るやいなや災難に襲われた甄ケイの元に儲秀宮の祺嬪と欣貴人が拝謁に訪れる。2人が不仲かどうかを探るため、甄ケイは自分の元宮女であり現在は欣貴人付の佩児に祺嬪の動向を探るよう命じるのだった。そんな折、夜に欣貴人の元に訪れた雍正帝を祺嬪が不調を理由に連れ出すという事件が起こる。 […]