またも塞外遠征が決まるが、この度は第十四皇子も遂行することになり、敏敏に恋人を偽ってかくまわせたことがバレるのではと若曦は気が気でなかった。 敏敏は若曦を見つけ、第十三皇子の気持ちを聞き出そうとするが、第十三皇子にその気はないと知った敏敏はショックを受ける。
若曦が明慧・明玉にくってかかるところを目撃した第四皇子は、風邪をひいた若曦のために、手製の鼻煙壺を贈る。 一方の若曦はいつまでも第八皇子を待たせていることで第十四皇子に詰め寄られるが、第四皇子、第十三皇子の助け舟で事なきを得る。
塞外で第八皇子と幸せな時間を過ごしていた若曦だったが、第八皇子の記した異動名簿に将来第四皇子の重臣となる人物の名前を見つける。 不安にかられた若曦は結婚するのなら皇位を諦めてほしいと第八皇子に懇願するが、皇位への野心を捨てられない第八皇子は、自分の運命は自分で決めたいと若曦に告げ […]
皇太子の放った矢で負傷した第八皇子は、皇太子に疑いを抱かれないよう太監に熱湯のお茶を腕にかけさせるよう命じ、火傷を負う。 第十四皇子は辛抱強く蒙古王の令嬢の相手をしていたが、皇太子が曲者の捜索を諦めた頃を見計らって無事に都に戻る。
落馬しそうになった若曦を助けたのは第八皇子だった。 若曦を腕に抱き寄せた第八皇子は、若曦の想いを確信し、若曦も第八皇子の愛を受け入れたいと強く願う。 天幕に戻った若曦の元に現れたのは蒙古人に扮した第十四皇子だった。
第八皇子を擁護したことで康熙帝を激怒させた第十四皇子だったが、なんとか厳罰は免れた。 だがあえて必死で命乞いをしなかった第四皇子にますます怒りを覚え、兄弟の溝は深くなっていく。 ようやく康熙帝は第二皇子を許し皇太子の地位へ復位させ、第八皇子の爵位剥奪も撤回、他の皇子たちもそれぞれ […]
皇太子が廃されることとなり、宮中では空位となった皇太子の座をめぐり皇子や大臣たちの水面下での駆け引きが始まっていた。 だが第四皇子だけは康熙帝の真意を読み、一切これに関わることなく屋敷に留まる。
またも第十三皇子の乗馬の訓練に代わって現れた第四皇子に、若曦は突然口づけされてしまう。 未来の皇帝ということで気遣っていたことを好意と取られたことに、若曦は腹立たしさを感じるのだった。 そんな折、第十八皇子の病状が悪化、第八皇子は子供を思う康熙帝の情を読み取り早馬を遣わせる。
皇太子と第八皇子一派の争いが水面下で激しさを増す中、第四皇子の助言を得た皇太子は康熙帝に進言、塞外への親征に皇子たちも同行させる一方で第八皇子一派には留守役を申し渡す。 親征先では蒙古王を歓迎する宴が開かれ、蒙古王の娘・敏敏が美しい舞を披露し、康熙帝を大いに喜ばせる。
新年も明け、いよいよ若曦が皇宮入りする日が訪れた。 姉の若蘭と名残惜しい別れを済ませ、第八皇子に見送られた若曦は外界と遮断された紫禁城に身を置くことになる。 その頃、皇子たちはそれぞれの立場を利用してなんとか若曦を妃候補から外してもらうように画策していた。
馬術競技の当日、皇太子や皇子たちが見守る中、馬術を誇る明玉は華麗な腕前を披露したうえに、馬に乗れない若曦を挑発する。 すると今まで馬にさえ近づこうとしなかった若蘭が若曦に代わり馬術を披露、その華麗な姿に会場は大いに盛り上がり、第八皇子も出会った当時の若蘭の姿を思い起こす。
中秋の宴で康熙帝から第十皇子と明玉の結婚が告げられ、若曦はショックを隠せずにいた。 同時に第十皇子も酒におぼれ参内もしない毎日を送っていたため、第十四皇子は若曦に第十皇子を慰めるよう依頼、若曦は第十皇子に現実を受け入れるよう勧める。
第十皇子の誕生日の祝宴が行われ、皇子たちが一堂に会する中、若曦は第十皇子を連れ出しお祝いのサプライズを用意する。 ところがその後、明玉と鉢合わせ揉みあいとなった2人は池に落ちてしまう。若曦は泣きじゃくる明玉を一喝、その豪快さが宮中の噂になる。
タイムスリップで現代へ戻ろうと馬の前に飛び出した若曦だったが、寸前のところで馬が止まる。馬上の相手はなんと次期皇帝・雍正帝の第四皇子だった。 第四皇子は若曦が死のうとしていたのではないかと疑問を持つ。
張暁は北京に住む25歳の女性。 ある日、恋人とのケンカが高じて交通事故に巻き込まれてしまう。 ところが目覚めた先は、なんと300年ほど前の清朝、時は康熙帝の時代であった。 タイムスリップしてしまった彼女は、馬爾泰将軍の次女・馬爾泰若曦だと言われる。 康熙帝の息子で八賢王と名高い第 […]