耿純(こうじゅん)の過失で、趙子龍(ちょうしりゅう)が傷を負ったことを知った夏侯軽衣(かこうけいい)は、夜更けにもかかわらず子龍のもとに駆けつけるが、李全(りぜん)に冷たくあしらわれる。翌日、子龍は軍営を訪れた軽衣を連れ出すと、郊外の山中の廟へ向かい、そこで軽衣と生涯を共にすると […]
夏侯軽衣(かこうけいい)の父が夏侯傑(かこうけつ)だと知った李全(りぜん)は、趙子龍(ちょうしりゅう)に、軽衣に近づかないよう言い渡す。山賊の襲来に備え、義勇兵を募る趙子龍だったが、なかなかうまくいかず、「楽毅(がくき)百戦術」から、ある策を考え出す。高則(こうそく)の陰からの手 […]
絶命(ぜつめい)谷から無事、帰還した趙子龍(ちょうしりゅう)と夏侯軽衣(かこうけいい)。子龍は町で見かけた怪しい男たちの後を追い、虎牙(こが)山の山賊が真定県に攻め込もうとしていることを知る。子龍は、対策を話し合うために県令の高則(こうそく)を呼び出した。兵力が足りない中、民の力 […]
絶命(ぜつめい)谷に閉じ込められた趙子龍(ちょうしりゅう)と夏侯軽衣(かこうけいい)だったが、子龍は岩壁に刻まれた槍術の指南を基に、日夜、稽古に励み腕をあげていった。宝剣を受け取りに王允(おういん)の屋敷を訪れた董卓(とうたく)は、貂蝉(ちょうせん)の美しさに目を奪われる。絶命谷 […]
犬丸(いぬまる)の助けで危機を脱した趙子龍(ちょうしりゅう)は、危険を顧みず山賊の寨に戻り、捕らわれている夏侯軽衣(かこうけいい)を救い出した。しかし、山賊に追い詰められ、2人は深い谷底へ落ちてしまう。そこは生きて帰ってきた者はいないという「絶命(ぜつめい)谷」であった。高則(こ […]
山賊の人質となった夏侯軽衣(かこうけいい)を救い出すため、官兵を率い山賊の寨に向かう高則(こうそく)たちに、志願して加わった趙子龍(ちょうしりゅう)と柳慎(りゅうしん)。子龍の立てた策に従って寨を攻めるはずだったが、焦った耿純(こうじゅん)が敵の罠にはまってしまい作戦は失敗、子龍 […]
董卓(とうたく)が都を長安(ちょうあん)に移すと同盟軍は急速に分裂していった。それに不満を抱く高則(こうそく)は夏侯傑(かこうけつ)に再び真定(しんてい)県の県令に任ぜられる。内臓を傷めた柳慎(りゅうしん)は名医、華佗(かだ)の荒療治で快方に向かった。山賊の寨に、趙子龍(ちょうし […]
山賊に殺されそうになった柳慎(りゅうしん)を危機一髪のところで救い出したのは夏侯軽衣(かこうけいい)だった。山賊のもとに残された李飛燕(りひえん)を救うために、趙子龍(ちょうしりゅう)は単身、山賊の根城である宿へと向かう。同じ頃、旅の途中、山賊の宿に迷い込んでしまった公孫宝月(こ […]
シ水関の反董卓(とうたく)軍の前に呂布(りょふ)が現れる。圧倒的な強さで敵を次々と打ち倒していく呂布に張飛(ちょうひ)が襲い掛かる。さらに関羽(かんう)、劉備(りゅうび)も攻撃に加わり、さすがの呂布も退却していった。虎牙(こが)山の山賊に李飛燕(りひえん)がさらわれ、柳慎(りゅう […]
真定(しんてい)県へと戻る道すがら、夏侯軽衣(かこうけいい)は趙子龍(ちょうしりゅう)に、自分は高則(こうそく)の許婚で、常山(じょうざん)太守、夏侯傑(かこうけつ)の娘であると打ち明ける。反董卓(とうたく)を掲げる諸侯が同盟を組み立ち上がり、華雄(かゆう)の率いる董卓軍とシ水関 […]
3人の師に勝った趙子龍(ちょうしりゅう)は、李全(りぜん)から都に行くことを許される。世間を知らない子龍を案じ、李全は夏侯軽衣(かこうけいい)を目付役として同行させる。洛陽(らくよう)に到着した子龍たちは、董卓(とうたく)の配下が民を虐げる姿を目にする。子龍は捕われている民を救い […]
耿純(こうじゅん)が、武装して浴場に向かっていることを高則(こうそく)に知らせた趙子龍(ちょうしりゅう)は、高則に女装させて浴場から連れ出す。町の城門は閉ざされていたが、機転を利かせて何とか通過することに成功し、無事脱出した高則は洛陽(らくよう)へと帰っていった。その洛陽では、王 […]
常山(じょうざん)太守の夏侯傑(かこうけつ)の所に袁紹(えんしょう)と公孫サン(こうそんさん)から反董卓(とうたく)軍への参加を促す檄文が届く。夏侯傑の配下、耿純(こうじゅん)は反董卓軍に疑心を抱かせぬよう、高則(こうそく)を取り込んで、共に立つことを夏侯傑に提案し、高則を説得す […]
山賊は退却したが、目の前に高則(こうそく)が現れ、絶体絶命の趙子龍(ちょうしりゅう)。そこに師匠が倚天(いてん)剣と青コウ(せいこう)剣を携え助けに来る。師匠はやはり父の弟弟子、李全(りぜん)だったのだ。李全は、高則が繰り出してくる様々な遣い手たちを次々となぎ倒していき、追い詰め […]
来なければ父母の墓を荒らすと山賊に脅された趙子龍(ちょうしりゅう)は苦悩する。そんな子龍の態度にしびれを切らせた柳慎(りゅうしん)は1人で山賊のもとへ乗り込む。それを知った子龍は青コウ(せいこう)剣を師に託し、父母の墓へ向かう。策を講じて山賊の2番目の頭目、姜峰(きょうほう)を人 […]
趙子龍(ちょうしりゅう)の教え子が鉄面侠(てつめんきょう)の面を持ち出して、山賊に捕まってしまう。家を飛び出した夏侯軽衣(かこうけいい)が、そこに通りかかり、見事な武芸で山賊を追い払い子供を救け出す。柳ケイ児(りゅうけいじ)が町に「明日 趙家(ちょうか)村へ来なければ父母の墓を掘 […]
弟子入りをかけ、李飛燕(りひえん)の父、李仁定(りじんてい)との勝負に挑んだ趙子龍(ちょうしりゅう)は認められ、武術の指導を受ける約束を取り付ける。しかし、李仁定が父の弟弟子、李全(りぜん)であるかどうかは分からないままだった。高則(こうそく)は青コウ(せいこう)剣を手に入れるた […]
董卓(とうたく)の専横を憂う王允(おういん)は、養女の貂蝉(ちょうせん)にある計画を持ちかける。祭りの喧噪に乗じて密書を受け取ろうとした貂蝉は、それを呂布(りょふ)に見とがめられるが…。趙安(ちょうあん)の弟弟子・李全(りぜん)を捜す趙子龍(ちょうしりゅう)と柳慎(りゅうしん)は […]
後漢(ごかん)の末期。世は乱れ、漢帝国が存亡の秋(とき)を迎える中、董卓(とうたく)の専横に身の危険を感じた皇帝は、護国神器の2本の宝剣を趙安(ちょうあん)と李全(りぜん)に託し、2人は故郷の常山(じょうざん)郡に隠れる。しかし他の諸侯を威圧するために宝剣を手に入れようと企む董卓 […]
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