烏桓に逃亡した袁尚と袁煕を討つため、曹操は夏侯淵とともに少数精鋭で出陣する。砂漠で馬が想定以上に水を飲みたがることを不審に思った曹操は、郭嘉の用意した馬草が塩辛いことに気付く。水が無くなり、死を覚悟した曹操だったが、恵の雨によって息を吹き返し、烏桓を殲滅する。北方を平定した曹操は […]
曹操は、袁煕の妻・甄氏を見初めて側室にしようとするが、郭嘉や息子たちから非難され、曹丕のもとに嫁がせることにする。曹操に投降した身でありながら、袁譚は屈辱に怒りを露にするのだった。蔡エンは中原に戻ると董祀に嫁ぐが、董祀は病気の蔡エンを救うために罪を犯し、曹操によって処刑が決定して […]
郭嘉の制止を聞かず、ギョウ城に攻め込んだ曹軍は火攻めで大打撃を受ける。曹操は自らの非を認め、病床の郭嘉に謝罪するのだった。曹軍を撤退させた袁譚は、その功績を振りかざしてギョウ城を支配しようとするが、袁尚に追放される。匈奴の美しい歌を耳にした曹操は、それが蔡エンの作ったものであると […]
曹操は、尊大な態度を示す許攸を許チョに殺させる。官渡の戦いに敗れ、病に伏せた袁紹は、三男の袁尚を後継者に指名してついに息絶える。父の弔いのために地方から帰還した長男の袁譚は、不満を露にし、武力と統率力を見せつけるために、ギョウ城を攻撃してきた曹操軍に相対するが……。その頃、蔡エン […]
曹操は自ら五千の兵とともに袁紹の兵に扮して烏巣に向かい、袁紹の食糧庫に火を放つ。曹操がまだ本陣にいると思い込んだ郭図は、本陣を襲撃するよう袁紹に提案。張コウと高覧が曹軍本陣を攻めるも投降し、袁軍の士気は大いに乱れる。内通者の袁紹への書簡を手に入れた曹操だったが、内通者を追及するこ […]
関羽は袁紹軍のもう一人の猛者・文醜も討って曹操軍の勝利に貢献するが、劉備が袁紹に身を寄せたことを知り、曹操からの厚遇を固辞して去る。曹操と袁紹が半年以上にらみ合いを続けている間に、許昌攻略の機を窺っていた江南の孫策が暗殺される。袁紹に軍糧横領の罪を着せられた許攸は、曹操のもとに降 […]
曹操の攻撃を受けた劉備は関羽と離ればなれになり、行方も分からなくなる。土山に立てこもって抗戦していた関羽だが、曹操に説得され、劉備の家族を守るために降伏するのだった。曹操は、圧倒的な武力と忠義の心を持つ関羽に名馬・赤兎馬を与えて歓待。曹操に恩義を感じる関羽は、攻め込んできた袁紹軍 […]
軍師の賈クが袁紹の使者を斬り、張繍は曹操に身を寄せることとなる。張繍の裏切りに怒った袁紹は、曹操が国賊であるとの檄文を陳琳に書かせ、諸侯に送る。一方、曹操は、董承の密謀に気付き、その一族を皆殺しにする。袁紹の部下たちは全軍を挙げて許昌に攻め入ることを進言するが、袁紹は幼子の病気を […]
曹操は、劉備と酒を酌み交わしながら英雄について語り合い、腹を探る。一方、国舅・董承は、劉備を呼び寄せ、献帝の血詔に署名させて曹操を排除する計画に巻き込む。板挟みとなった劉備は、袁術討伐の名目を得て許昌を抜け出し、徐州を奪還。袁術は袁紹に伝国璽を託して病死する。劉備は、袁紹と張繍に […]
下ヒ城を攻めあぐねていた曹操は、郭嘉の策で水攻めを行う。呂布、張遼、陳宮は部下に生け捕りにされ、呂布と陳宮は曹操に処刑される。しかし、曹操の食客となった劉備に随行していた関羽の進言で、文武に秀でた張遼は曹操の配下となる。献帝や国舅・董承らは、呂布を仕留めて凱旋した曹操が権力を増す […]
曹操は王コウに食糧横領の罪を着せて処刑し、軍の士気を高めて袁術を破る。呂布に攻め込まれた劉備の救援に夏侯惇が向かうが、呂布配下の高順の待ち伏せに遭い、目を射貫かれてしまう。しかし、夏侯惇は自らの眼球を飲み込み、射手を殺して曹操のもとに生きて帰るのだった。曹操が大軍を率いて呂布を攻 […]
曹操の息がかかった陳珪と陳登の親子を信用した呂布は、袁術と手を組むのをやめる。曹操に攻め込まれた袁術は一人で淮南へ逃亡するが、残った将軍たちが奮戦し、曹操軍と100日以上もの間膠着状態となる。袁紹から再び糧食の援助を求められた曹操は、一旦使者に糧食を渡しておいて、山賊に扮した夏侯 […]
賈クの罠とも知らず宛城の宴に参加した曹操は、張繍のおば・鄒氏に手を出したと疑われ、張繍たちから命を狙われる。曹安民、典韋、そして曹昴の犠牲によって曹操は命からがら逃げ馳せる。曹昴を失って悲しみに暮れる丁夫人は、曹操を責め、故郷へと戻っていく。その頃、皇帝を自称し始めた袁術が、呂布 […]
曹操は、兵を求める劉備に対して豫州牧という名目だけの地位を与えて許昌の留守を任せ、張繍討伐へと向かう。途中、馬が驚いて麦畑を踏み荒らし、曹操は自らが制定した軍規に違反してしまうが、息子の曹昴の機転によって処罰を免れる。軍営に戻ると、張繍の軍師である賈クが降伏を申し出てきていた。し […]
丞相となった曹操が権力を欲しいままにすることを恐れた献帝は、楊彪を監視につける。しかし、曹操は、楊彪が姻戚関係にある袁術とともに謀反を企てているという証拠を捏造し、楊彪を処罰するのだった。朝廷内に力を示した曹操のもとに、呂布に徐州を追われた劉備が身を寄せてくる。劉備は、漢室の末裔 […]
献帝は許に遷都し、曹操を大将軍に任じる。絶大な権力を手にした曹操は、すぐに屯田制を施行し、民の生活を安定させる。袁紹は、曹操を牽制する目的で糧食の援助を申し入れるが、曹操は袁紹の意図を知りつつ、糧食を送っただけでなく、袁紹に大将軍の地位まで譲る。調子に乗った袁紹は、三人の息子たち […]
洛陽入りを果たした曹操は、献帝に謁見し、李カクと郭シの軍を撃破したことを報告する。董卓や李カクらに手酷い扱いを受けてきた献帝は、曹操に対しても警戒心を抱くが、大義を語る曹操のことを信用し、許に遷都する気持ちを強くする。献帝と曹操がやがて対立するだろうと踏んだ袁紹は、河北の支配権を […]
陳宮の策に嵌まり、呂布の猛攻を受けた曹操は、計略を巡らして反撃に出ようとするが、それも失敗に終わる。袁紹から身を寄せるようにと援助の申し出が届くが、曹操は拒否。曹操の毅然とした態度を見て士気が高まった夏侯惇らは、呂布を撃破し、エン州を取り戻すことに成功する。そして、献帝が長安を離 […]
酒を酌み交わし、お互いを認め合った曹操と劉備。曹操は劉備の顔を立てて徐州から一時撤退し、劉備はその功績が陶謙に認められて豫州刺史に任命される。エン州に戻って兵糧を確保した後、再び陶謙討伐に出た曹操だが、その隙に、張バク、陳宮と手を組んだ呂布にエン州を奪われてしまう。退路を断たれた […]
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