藍蘭を捜しに妙峰山を訪れた張暁は、同じくニュースを見て駆けつけた殷正に遭遇する。2人は山中で一夜を明かすが、現れたのは奇妙な老婆だった。張暁は殷正が誠実で心温かい男性だと知るが、康司瀚からは距離を置くように告げられる。
藍蘭が姿を消したことで心を痛めていた殷正だが、康震天が海外出張から戻るため、引き続き藍蘭の身代わりを演じるよう張暁に依頼する。だが帰国した康震天は、張暁が藍蘭の身代わりに扮していることをすでに知っており、責任逃れをしようとした殷正を厳しく叱責する。
藍蘭の身代わりとして火事のシーンを撮影していた張暁は、火のついた建物に閉じ込められてしまう。張暁を助けたのは見学に来ていた殷正だった。その時、藍蘭が乗ろうとしていた車が爆発、藍蘭は顔にひどい火傷を負う。
クランクイン式典で代役を務めた張暁と殷正がキスをするのを見た藍蘭は不安を露わにする。藍蘭からの決別のメールを見た殷成貴は、藍蘭の顔を傷つけると脅迫するが、逆に藍蘭に脅される。
藍蘭と服を交換した張暁は、突然見知らぬ男から襲われる。康司宇が救出に入ったため張暁は軽傷で済んだが、康司瀚は藍蘭を狙っての襲撃ではないかと疑い、殷正に忠告する。
康司瀚と付き合い始めた張暁は、殷正の秘書から藍蘭の誕生日を祝うよう命じられる。スタジオに藍蘭を呼び出した張暁たちはサプライズで誕生日を祝うが、藍蘭はまたもパニックになり張暁の顔をひっぱたいて逃げ出してしまう。
康震天が殷正と康司瀚に恋人を紹介するよう命じたため、康司瀚は御曹司という正体を隠したまま、恋人の代理として張暁を連れていく。殷正と藍蘭、康司瀚と張暁、そして康司宇が一堂に会し、張暁は自分が騙されていたことを知る。
何者かが仕組んだ製品トラブルで苦境に陥っていたZ&Xに、見知らぬ会社から買収の申し出がある。契約書にサインした直後、会長として康司瀚の前に現れたのは父である康震天であった。
ある日、食事に行こうとした殷正と藍蘭だったが、突然ビルのエレベーターが故障し、閉じ込められてしまう。幼い時の記憶がフラッシュバックしパニックに陥った藍蘭は、自分は閉所恐怖症だと弁明する。
康震天の誕生日パーティーで殷正は藍蘭を母親に紹介し、康震天にも誕生日プレゼントを渡す。しかしプレゼントの中には25年前に砂漠に宝を探しに行った仲間たちの写真が入っており、ひどく動揺した康震天と口論になってしまう。
康司宇は震天グループの社員食堂にコックとして潜入、陰ながら張暁を助けていた。張暁のために努力する司宇だったが、張暁は康司瀚と距離を縮めていく。見本市でのZ&Xの評判も上々で、司瀚の人生は順風満帆だった。
殷正は弟の康司瀚が経営するZ&Xを潰すと決意し、羽西化粧品の新製品でシェアを奪おうと考える。間近に迫った国際見本市を絶好の機会ととらえた殷正は、Z&Xを偵察するようジャックに命じるが、現場に向かうことになったのは張暁だった。
風邪をこじらせていた殷正だったが、体調も回復し仕事に復帰する。そんな殷正に対し康震天は、簪の件を挽回しないことには、後継者に推薦しても周囲が反対するとはっぱをかけ、殷正にある任務を命じるのだった。
簪が盗難にあったことで震天グループのオークションは注目を集めたが、なんと殷正の自作自演だったことが発覚する。激怒した康震天は殷正を地方に左遷することを決めるが、本社に残りたいと殷正に訴えられたため、ビルの入り口に立って従業員たちに頭を下げるように命じる。
長年、木蘭を手にした女性の夢を見続けていた殷正は、藍蘭こそがその運命の女性ではないかと思い始める。殷正に命じられ、張暁は木蘭の簪を持ち出してポスターの写真撮影を行っていた。その時、突然停電が起き、簪が何者かに奪われる。
藍蘭と自分に何か関係があるのではと感じた張暁は、自分に姉妹がいないか確認しようと考え始める。そんな時、張暁はZ&Xの社員「黒猫巡査」と知り合いになり、香水をもらう。一方、新たな関係を築き始めた殷正と藍蘭は…
藍蘭から部屋に誘われた殷正だったが、花束を部屋に届けさせ、そのまま北京へ戻ってしまう。その頃、オークションのポスターデザインを任された張暁は、徹夜でデザインを仕上げて殷正に見せに行くが、アクシデントに見舞われ電気ショックを受けてしまう。
震天グループへの入社が決まった張暁は、自分に生き写しの女性が非常階段から転落する場面に遭遇する。その女性が若曦ではないかと疑った張暁は、黄棣と共に謎を探り始めるが、これ以上深入りすると再び傷つくのではと思い悩む。
時は現代。連日、北京の「清代文物展」に足を運ぶ張暁は、博物館で第四皇子と生き写しの男と遭遇し、あとを追う。その後自宅に戻った張暁は、元カレの黄棣に第四皇子にそっくりな男の写真を見せる。すると黄棣は、その男が震天グループの副会長、殷正であると告げる。
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