鳳家を訪れた元溟の前に、巫術を使い彼の亡き妻となって現れた卿塵。繊舞と皇后の死の真相を聞き出そうと試みるが、謎はさらに深まる。一方、朶霞との結婚を断った元凌は、元安から罰を与えられ外で跪いていた。卿塵から状況打開への秘策を授かった朶霞は、元安に凌王妃選抜を提案し、元湛もこれを後押 […]
鳳衍(ほうえん)の生き別れた次女として鳳家に潜り込んだ卿塵は、密かに長女の繊舞の死の真相を探る。一方、元凌は改めて朶霞に、縁談の申し込みを受け入れられないと伝える。そして深夜、牧原堂を訪れた元凌は卿塵に自分の胸の内を打ち明けるも、彼女はその想いを頑なに退けるのだった。そんな中、冥 […]
卿塵は元湛からの求婚を断り、牧原堂へと移り住む。そして、鳳家の次女として鳳府に入り込む計画を着々と進めていく。一方、元凌は卿塵が鳳府に行くと自らの手で彼女の身を守れないことを心配する。計画をなんとか阻止しようとするが、卿塵に頼まれた元湛の手回しにより、思いどおりにいかなかった。つ […]
元湛の協力により、天舞酔坊は医館の牧原堂へと生まれかわった。感謝を表したい卿塵は、皇子たちの酒宴の席で舞を披露したいと申し出る。だが卿塵の真の目的は、鳳府に乗り込むため、元溟に近づくことだった。卿塵は元溟の正妃だった鳳繊舞のように振る舞い、彼の気を引くことにするが…。一方、酒宴の […]
元凌は事あるごとに助けてくれた卿塵との宿命を感じて、げんてつに命じて彼女の過去を調べさせるが…。一方、元湛は刺客から元安を守った褒美に天舞酔坊を望み、医館に改装して暗巫の被害に遭った女子たちを安住させたいと申し出るが、それは卿塵が頼んだことであった。そんな中、彼女と元湛の関係に焦 […]
朶霞との仲を親密に見せていた皇太子。莫不平に婚儀の日取りを決めてほしいと頼むが、その相手は別の人であった。一方、卿塵は皇帝をかばって負傷した元湛の屋敷で彼の世話をすることになる。それを知った元凌は一緒に湛王府へ向かい、ここで暮らしたいと申し出る。一方、天舞酔坊で見つかった香り袋に […]
天舞酔坊に潜入していた卿塵は、元凌の助けもありぶへいていを捕らえる。だが、尋問の途中でぶへいていに逃げられ、昔邪長老の手がかりも失ってしまう。卿塵と元凌は、落ちていた香り袋を手がかりに、暗巫の黒幕が誰なのかを探ることにした。一方、天子山に向かった元安は、暗巫の襲撃を受ける。窮地に […]
天舞酔坊の秘密を探るため、ぶへいていの罠にはまったふりをして地下室に閉じ込められた卿塵。地下室を調査していると、とある壁の向こうに何者かが監禁されていることに気づく。一方、元凌たちは、都で頻発している良家の子女の失踪事件に鳳家や天舞酔坊が関わっていることを探り当てていた。そんな中 […]
文清として天舞酔坊に潜り込んだ卿塵は、ぶへいていから香り袋を渡される。その中には体を蝕む毒が含まれていたが、卿塵は医術で自らの身を守っていた。一方、卿塵に協力を求められた元凌が客を装って天舞酔坊を訪れると、そこには男装した朶霞が客として来ていた。卿塵と元凌はある作戦で、調査の妨げ […]
離境天で九転玲瓏陣のことを調べていた卿塵は、この場所に他の霊石があることに気づく。そんな中、卿塵が助けた天舞酔坊の女子たちが、暗巫に暗殺されてしまう。責任を感じた元湛は卿塵のことを信用し、真相を探るようお願いするが…。一方、常泓寺で静養していた第12皇子の元漓(げんり)は、元安か […]
元凌は身の潔白を証明するため、殷家の帳簿を手に入れようと試みるが、元湛の手に渡ってしまう。元凌は元湛を訪れ、家族ではなく国を優先して決定を下すよう告げるのだった。元安と約束した3日が過ぎ、刑の執行人として選ばれた元湛。正義を貫きつつ殷家を守るため、元汐殺しの真相を暴き、母親である […]
殷貴妃の陰謀により敵と通じた罪を着せられた元凌は、元安に禁足を命じられる。しかしその後、元安は自らの潔白を3日で証明するよう命じて、元凌を王府の外へ出す。毒に侵され昏睡していた元廷だったが、実は祖母である殷貴妃の手によって殷家に伝わる猛毒を飲まされていた。それを目撃した元湛は、卿 […]
元汐の亡骸と共に帰還した元凌は、元汐の母である殷貴妃から、ありもしない罪で息子を処刑したと責められる。さらに、元汐の側室の鄭夫人は殷家の秘密を偶然知り、息子の元廷(げんてい)を殷貴妃に連れ去られてしまう。一方、朶霞は元凌の妃となるため、むこしゃと共に魏国に入国し、皇宮の様子を伺っ […]
魏国の皇子たちについて情報を集める阿柴族公主の朶霞(たか)。誰が夫にふさわしいかを調べるため、戦神と名高い元凌の元におもむいて、直接手合わせを求める。一方、都に着いた卿塵は、元湛の王府に入り込むため一計を案じる。見事に作戦が成功して、湛王府に住み始めた卿塵だったが、元凌の毒を取り […]
元凌の奇策により梁軍の幕営から救い出された卿塵は、ためらいながらも次第に元凌との関係を深めていく。一方、梁国との内通の発覚を恐れた殷家と碧血閣(へきけつかく)は、第五皇子の元汐(げんせき)の命を犠牲にし、その罪を元凌に着せようと画策。元凌と争っている隙をついて、元汐を暗殺してしま […]
巫女たちの術で身動きが取れずにいた卿塵は、元凌に発見される。だが、梁兵の格好をしていたため敵だと疑われ、捕らえられてしまう。一方、阿柴族の王を殺そうとした黒幕が元湛だと誤解したむこしゃは、元湛の元に乗り込むが…。そんな中、卿塵を尋問中に毒による発作を起こした元凌。卿塵は彼を助ける […]
元湛は皇太子の縁談を進めるため阿柴(あさい)族の元へ向かう。だが、その阿柴族では国王暗殺未遂事件が発生していた。一方、魏国と梁国が敵対する中、少数の兵と共に移動する元凌。行く先々で梁国の刺客に襲われ内通者の存在を疑う。巫族に助けられた元凌が魏軍の本営に駆けつけると、主力軍は撤退し […]
九転玲瓏陣の中に入った卿塵は霊石を失う。さらに、九転玲瓏使と名乗る人物に襲われるが、陣から抜け出すことに成功。目覚めた場所は壊滅状態の離境天であった。卿塵は1年前の世界にやってきたこと、そしてこの世界では巫族が迫害されていることを知る。そんな中、卿塵は巫族たちが奴婢として売られそ […]
元凌との愛を貫くため、巫族を抜けるための試練を受ける卿塵は、元凌と力を合わせ試練の陣を突破することに成功。聖巫女の身分を捨て、彼と結婚する道を歩む。しかし婚儀当日、元湛の策略にはまり、元凌は太上皇の元安を自らの手にかけてしまう。窮地に立たされた2人の前に、桃殀率いる巫女が助けに現 […]
暗巫の力を使い、卿塵にかけられた聖巫女の封印を解いた第七皇子の元湛(げんたん)。それはかつて、昔邪と桃殀が天下の安寧と彼女の幸福を願い封印したものだった。巫族の儀式によって、聖巫女に選ばれた卿塵。だが、聖巫女が皇族に嫁ぐことは禁じられていた。卿塵はその運命を受け入れ聖巫女を拝命し […]