杜明礼(とめいれい)から軍需品の注文書を受け取った沈四海(しんしかい)は、ついに呉(ご)家東院に成り代わってご用達の商家にのし上がったことに満足する。一方、呉蔚文(ごいぶん)から呉家の大当主の証、武易堂大印を受け継いだ周瑩(しゅうえい)は、南院の呉蔚双(ごいそう)を訪ねて東院が三 […]
呉(ご)家東院が没落したという噂を聞きつけた周瑩(しゅうえい)は、急いで屋敷へ戻る。だが、そこには床に臥せった義母とわずかな使用人たちの姿しかなかった。そして、呉蔚文(ごいぶん)が無実の罪で非業の死を遂げたと知った彼女は趙白石(ちょうはくせき)に裁きを請うが、すでに解決した事件だ […]
呉蔚文(ごいぶん)は突然、息子を呉聘(ごへい)の後釜にしようと言い争う弟たちに激しい怒りを見せ、証文を書いて弟たちと絶縁。さらに、周瑩(しゅうえい)のことも疫病神と罵り、周老四(しゅうろうし)とともに屋敷から追い出す。そこで、周瑩は周老四と遠くへ旅立つことにするが、学徒房の生徒の […]
周瑩(しゅうえい)が呉聘(ごへい)の忘れ形見を身ごもっていることを医者から聞いた呉蔚文(ごいぶん)は、呉(ご)家東院に後継ぎができたことを喜ぶ。だが、この事実は本人にも周囲にもしばらく伏せておくことにする。一方、呉家東院に留まると言い張る周瑩を説得しようと考えていた周老四(しゅう […]
呉聘(ごへい)が急死し、呉蔚文(ごいぶん)は気丈に葬儀を執り行う。そんな中、周瑩(しゅうえい)は墓穴に飛びこみ、呉聘と一緒に逝くと泣いて棺桶にすがりつく。一方、胡(こ)家では呉聘の訃報を聞いて胡咏梅(こえいばい)が床に臥せると同時に、胡志存(こしそん)が官兵に逮捕され都に送られる […]
周老四(しゅうろうし)が狼藉を働いた件で呉聘(ごへい)は胡志存(こしそん)に詫びを入れる。だがその頃、胡志存は呉(ご)家東院を陥れる陰謀に協力せざるを得なくなっていた。その後、杜明礼(とめいれい)を訪問した呉聘は偶然、彼が沈月生(しんげっせい)殺害事件に関与していたことに気づく。 […]
三原質店の不正を確認した呉聘(ごへい)は、代わりに周瑩(しゅうえい)に店を任せたいと呉蔚文(ごいぶん)に提案。呉蔚文もかねてから周瑩の商才に一目置いており、一族が商売について話し合う六椽庁の朝会に彼女を出席させることに決める。その頃、杜明礼(とめいれい)は胡志存(こしそん)に会い […]
沈星移(しんせいい)は周瑩(しゅうえい)を捜しに来た周老四(しゅうろうし)が彼女の養父だと知ると、彼を懐柔して周瑩を取り戻そうと計画。彼に再び娘の身売り証文を書かせた上で居場所を教える。一方、沈星移から聞いた通りに呉(ご)家東院を訪ねた周老四は、若奥様の父親として丁重に迎え入れら […]
呉蔚文(ごいぶん)から離縁を迫られるも互いの愛を確かめ合った呉聘(ごへい)と周瑩(しゅうえい)は、ついに正真正銘の夫婦として結ばれる。だが、炊き出しをねぎらう趙白石(ちょうはくせき)の宴で、周瑩の身売り証文を握っている沈星移(しんせいい)が侍女を盗まれたと呉聘を告発。趙白石によっ […]
呉聘(ごへい)は飢えている被災民を救うため、呉蔚文(ごいぶん)の言いつけに背いて炊き出しを実行しようと決意。周瑩(しゅうえい)の知恵で学徒房の生徒たちの手を借りることにする。一方、沈星移(しんせいい)も沈四海(しんしかい)に逆らって炊き出しを行うことにするが、街頭で準備を始めたと […]
周瑩(しゅうえい)は意識の戻らない呉聘(ごへい)にジョゼフからもらった薬を飲ませる。目覚めた呉聘は周瑩の優しさを知り、仕置き部屋に入れられようとしていた彼女をかばい、夫婦の住まいである別院では彼女が自由に振る舞えるように取り計らう。その後、呉聘は趙白石(ちょうはくせき)が商人たち […]
呉聘(ごへい)に連れられ久しぶりに街に出てはしゃぐ周瑩(しゅうえい)。彼女は呉聘が酒楼に陣取り密かに三原質店を調べている間、一人で街をぶらつく。そして偶然、行き倒れた人を介抱していた英国人神父ジョゼフと出会った彼女は、呉聘のために彼から薬をもらうことにする。その後、酒楼に戻った周 […]
沈四海(しんしかい)はさいい貝勒の部下・杜明礼(とめいれい)の訪問を受ける。やがて、彼の約束通り沈星移(しんせいい)が釈放されると、沈四海は呉(ご)家東院への復讐のためならどんなことでもすると杜明礼に請け合い、唯一の息子となった沈星移に商売の勉強をさせることにする。一方、呉家東院 […]
呉聘(ごへい)が意識を取り戻し、薬材偽造の疑惑も晴れ、呉(ご)家東院は喜びに包まれる。だが、周瑩(しゅうえい)はいきなり若奥様として扱われるようになり戸惑うばかり。義父となった呉蔚文(ごいぶん)からも若奥様にふさわしい礼儀作法を身につけるようにと小言を言われて辟易する。一方その頃 […]
呉聘(ごへい)の意識が戻らず、藁をも掴む思いで占いに頼った呉蔚文(ごいぶん)は、眠ったままの呉聘の婚礼を挙げることに。許嫁の胡咏梅(こえいばい)はこれを快諾し、占った通りの時刻に輿入れすることになる。ところが、父親の胡志存(こしそん)が突然娘の結婚を中止にし、空っぽの輿を見た呉蔚 […]
呉聘(ごへい)は沈(しん)家に弔問に行くが、帰りに暴漢に襲われて意識不明の重体となる。一方、呉聘に今まで嘘をついていたことを謝り、呉(ご)家東院から出ていこうとしていた周瑩(しゅうえい)。彼女は呉聘が死にかけていると知ると、出発を取りやめて彼の世話をする。その頃、呉聘を襲った容疑 […]
呉(ご)家東院が沈(しん)家との競争に勝ち、朝廷に軍需品の薬材を納める商家に選ばれる。そこで、呉聘(ごへい)は沈家とのわだかまりを解くため沈家にも納品に協力してもらう段取りをつける。ところが、納品した薬材に偽造があるという何者かの密告で呉家東院に調査が入ることに。そんな時、呉家東 […]
養父の周老四(しゅうろうし)と大道芸や詐欺で稼ぎながら渡り歩いてきた周瑩(しゅうえい)。ある日、彼女は地元の有力な商家・呉(ご)家東院の若旦那・呉聘(ごへい)に出会い、嘘の身の上話で同情を買って小金をせしめる。すると、騙された彼は困ったら連絡するようにと名帖までくれる。その後、周 […]
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