葉昭(ようしょう)が身ごもれないと楊(よう)氏から報告された趙(ちょう)太妃は、楊氏を第一夫人にと考える。葉昭もその意を汲んで趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が楊氏と夜を過ごすよう仕向けるが、彼は楊氏には見向きもせず、葉昭の体を治すため医書を読むのに懸命になる。その頃、柳惜音(りゅうせ […]
ひそかに西夏と通じていた祈(き)王は柳惜音(りゅうせいきん)を利用して哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)を手駒にしようと画策。それに気づいた柳惜音は屋敷から逃げ出すがすぐに連れ戻される。だが、彼女は哈爾とんが西夏の王子と知ると、その求愛を受け入れることにする。一方、祈( […]
趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が毎晩葉昭(ようしょう)と一緒に過ごしているため、このままでは子供が望めないと将来に不安を感じる楊(よう)氏。彼女は祈(き)王妃からこっそり避妊薬の処方箋をくすねると、こっそりお茶に混ぜて葉昭に飲ませる。その頃、江北の祈(き)王の屋敷には記憶を失くしたと […]
趙玉瑾(ちょうぎょくきん)と葉昭(ようしょう)は美女に目がない将軍・貝里時(ばいりし)に狙いを定め、お色気作戦を決行。辛抱たまらず美女をさらおうと軍営に忍びこんできた貝里時を人質に取った彼らは城門を開けさせ、見事に敵を制圧する。一方、胡青(こせい)も儂智高(のうちこう)を取り逃が […]
祈(き)王の援助で恵州の逆賊・儂智高(のうちこう)が挙兵し崑崙関を占拠。その討伐に胡青(こせい)が任命され出征していく。その後、貝州でも反乱が起こると、劉(りゅう)太傅が軍を率いることに。だが、胡青が崑崙関を奪還して勝利を収める一方、貝州の劉太傅は音信不通で仁宗(じんそう)は焦り […]
偽物作りの名人が殺された事件の裏には何か陰謀があるはずだと疑う趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼は今度こそ黒幕の正体を暴こうと、悪友たちに協力を依頼して仁宗(じんそう)に根回し。巡城御史の副官に登用された張珪(ちょうけい)がさっそく調査を開始する。そして、彼のお手柄で凄腕の泥棒・陳天 […]
紅薔(こうしょう)の事件は陸震庭(りくしんてい)の妻の証言により、盗みを働いた紅薔が罰を恐れて自ら井戸に身を投げたということで処理されてしまう。そして、范仲淹(はんちゅうえん)は養女の死を悲しむ間もなく、仁宗(じんそう)から三司使の財務監査を命じられる。ところが、范仲淹が熱心に帳 […]
街で葉昭(ようしょう)の悪口を言った者たちとケンカし、妻を守らなければと奮起した趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼は軍職を解かれた葉昭の気持ちを慮り、これからは自分の側でゆっくり休んでほしいと彼女を慰める。そんな時、陸震庭(りくしんてい)の家の裏庭から女性の遺体が発見され、趙玉瑾は急 […]
都に呼び戻された趙玉瑾(ちょうぎょくきん)と葉昭(ようしょう)は帰路につく。その道中でなかなか子供ができない原因が葉昭の体の不調にあることを知った趙玉瑾。彼は薬を嫌がる彼女をなだめて優しく世話を焼き始める。やがて、都に到着した趙玉瑾は仁宗(じいそう)に首尾を報告するが、褒められる […]
葉昭(ようしょう)が悪徳役人を独断で成敗し、趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が大商人たちの隠し持つ穀物を強引に救援物資として出させたことで、二人は多くの人の恨みを買ってしまった。しかも、葉昭を格好の標的とした大商人たちは、女性が天下を乱すという悪い噂を流し始める。その結果、葉昭の罷免を […]
葉昭(ようしょう)は章有徳(しょうゆうとく)と章南華(しょうなんか)の罪を暴くとその場で処刑。章有徳の妻・白(はく)氏から章有徳が呂(りょ)宰相と劉(りゅう)太傅に賄賂を配っていたことも聞き出す。さらに、葉昭は白氏が柳惜音(りゅうせきいん)のかんざしを付けていることに気づいて問い […]
岫水で章(しょう)家の別荘に案内された趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は、章南華(しょうなんか)の口ぶりとは裏腹に身分不相応な高価なものばかり揃っていることに気づく。そこで、知州の章有徳(しょうゆうとく)は悪徳役人だと見抜いた彼は、章(しょう)親子の裏をかこうと妓楼で調査を開始。一方、 […]
江北と岫水の水害の救済に当たる欽差大臣に任命された趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は、葉昭(ようしょう)と一緒に生まれて初めての旅へ。穀物商に化けて江北に向かう道中で最初の宿に到着する。すると、そこで出会った章有徳(しょうゆうとく)の息子・章南華(しょうなんか)から先に岫水に来てほしい […]
柳惜音(りゅうせきいん)は雍関に戻らず岫水の仏寺・妙蓮庵を訪れ、出家しようとしていた。だが、女好きの知州・章有徳(しょうゆうとく)に目をつけられてさらわれそうになり、逃げるも追い詰められて崖から落ちてしまう。折しも岫水河は大雨で氾濫、章有徳が修繕を怠った堤防が決壊し、多くの村が水 […]
范仲淹(はんちゅうえん)が昇進制度の厳格化や縁故登用の禁止を唱える官吏制度の改革案を発表。彼は弟・張珪(ちょうけい)にささやかな職位を望む張(ちょう)貴妃に便宜を図ることにも断固反対し、仁宗(じんそう)はしぶしぶ范仲淹に従う。その頃、祈王は范仲淹に財産を調べられていると知って警戒 […]
趙玉瑾(ちょうぎょくきん)はドタンバで科挙の問題を買うのをやめるが、突然、葉昭(ようしょう)が役人を連れて現れる。問題の売り手は詐欺師だったのだ! しかも葉昭は趙玉瑾たちが囮になったと嘘をついてくれて、すっかり気まずくなった趙玉瑾は彼女との仲がギクシャクしてしまう。そんな中、柳永 […]
宋では縁故採用が横行して官吏が増え、貴族の数も多くなりすぎていた。そのため、仁宗(じんそう)は貴族も科挙の成績で俸禄を決めることにし、范仲淹(はんちゅうえん)を呼び戻して科挙の采配を任せる。こうして科挙を受けざるを得なくなった趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は、葉昭(ようしょう)から励 […]
競い馬を口実に仁宗(じんそう)を外に連れ出した葉昭(ようしょう)は、休憩と称して李(り)氏の住む青苑宮に寄る。そんな一行を李氏は涙と笑顔で迎える。その晩、仁宗の夢枕に李氏が立ち、自分が生母だと名乗って消える。翌朝、李氏の訃報が届き、劉(りゅう)皇太后はその葬儀を盛大に催すことを決 […]
郭(かく)皇后の廃后問題は呂(りょ)宰相の思惑通り、范仲淹(はんちゅえん)と仁宗(じんそう)の対立を生む。そして、郭皇后に不信感を抱いていた仁宗は范仲淹の意見を聞き入れず、彼を睦州に左遷してしまう。やがて、先帝の妃である李(り)氏が余命わずかとなり、劉(りゅう)皇太后が彼女に宸妃 […]
郭(かく)皇后は軍紀を破った甥の郭有徳(かくゆうとく)が葉昭(ようしょう)に処刑されると知って仁宗(じんそう)に命乞いをするが、彼は葉昭の味方だった。結果、郭有徳らは斬首刑となり、郭皇后は葉昭に恨みを抱く。その後、仁宗の親政が始まると、范仲淹(はんちゅうえん)が右司諌に登用される […]
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