虫害対策の薬を作る苗族の寨主に、何とか接触する方法はないものか――。あれこれ考えを巡らせていた乾笙(チェンション)と采薇(ツァイウェイ)たちのもとに、有益な情報が。今日は苗族にとって重要な鼓蔵節で、祭りが開かれるというのだ。苗族の装束に身を包み、客人に紛れて村に潜入した乾笙たちは […]
執拗な拷問を受ける馥芳(フーファン)の侍女・青蓮(チンリエン)。彼女には、毒蛇を放ち采薇(ツァイウェイ)を殺そうとした疑いがかけられていた。馥芳の実家・馬(マー)家と乾笙(チェンション)が手を結んで力をつければ、白(バイ)家での自分の立場が脅かされる――そう危惧する白夫人は、この […]
秋琳(チウリン)の侍女・巧心(チャオシン)に、鼠を厨房に放って大事な祝宴を妨害した嫌疑がかけられた。この一件の後始末は自分に任せてほしいと申し出る馥芳(フーファン)。それに待ったをかけた白(バイ)夫人は、秋琳は無実だと言い切ると、巧心に20回の棒打ちと白家からの追放を命じるのだっ […]
体調を崩している大奥様に出した食事が不適当だととがめられ、屋外でひざまずく采薇(ツァイウェイ)。乾笙(チェンション)は、長時間の罰に耐え兼ねて倒れた彼女を見て、助けてはならぬという白(バイ)夫人の命に背いて駆け寄る。この乾笙の行動に、他の妻たちの心はざわめきたつのだった。そんな最 […]
秋琳(チウリン)は隠し持っていた花バサミで采薇(ツァイウェイ)に襲い掛かった。すぐさま制止されたため大事には至らなかったが、采薇を守ろうと間に割って入った桂琴(グイチン)が腕にけがを負ってしまう。やがて落ち着きを取り戻した秋琳だったが、疫病神である采薇のせいで流産した、なぜ仇を討 […]
崖から落ちて行方不明となっていた乾笙(チェンション)と采薇(ツァイウェイ)が、屋敷に戻ってきた。白(バイ)夫人や妻たちは、彼の無事な姿を見てほっと胸をなでおろす。疲れた体を休めるよう、白夫人から促される乾笙だったが、彼自身は我が身よりも采薇のことを心配していた。“私に任せなさい” […]
乾笙(チェンション)の采薇(ツァイウェイ)に対する想いの深さを知った馥芳(フーファン)は、今後の相談するため実家へ。母から、子どもを身籠った秋琳(チウリン)よりも乾笙の心をつかんでいる采薇のほうが脅威だと指摘された彼女は、采薇など敵ではないと強がるも、内心は不安でいっぱいだった。 […]
薬を商う豪商、白(バイ)家。その若き当主・乾楓(チェンフォン)が5年前に帰らぬ人となり、今では弟の乾笙(チェンション)が一家を取り仕切っている。名家の誉れ高い一族ではあったが、豪壮な屋敷の中では、乾笙の妻たちによる、壮絶な世継ぎ争いが繰り広げられる日々。心の休まらぬ毎日の中で、乾 […]
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