周邵天(チョウ・シャオティエン)から贈られた腕輪が火の中に――。気を落とす呉彩虹(ウー・ツァイホン)を見かねた江余(ジャン・ユー)は、彼女を倉庫へと連れ出した。数千数万の色とりどりの絹糸の中から腕輪に使われているのと同じもの選び、腕輪の修復をしてくい江余。今まで目にすることのなか […]
意識が戻らない江余(ジャン・ユー)の母を目覚めさせようと、歌を聞かせる呉彩虹(ウー・ツァイホン)。だが、そこにやってきた江余と方菲菲(ファン・フェイフェイ)は、彼女を責めたてる。彩虹の歌う「10隻の哨船」は、江家では禁じられた歌なのだという。その時、江夫人に変化が。かすかに瞬きを […]
呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、江余(ジャン・ユー)と契約を結び、江家の使用人となった。妹の過ちを償いたい一心で江夫人の看病を申し出るも一蹴された彩虹は、承諾を得られるまで庭でひざまずくことを決心する。しかし、無情にも雨が――ずぶ濡れになっても耐え続ける彩虹。そんな彼女の姿を、江余 […]
周邵天(チョウ・シャオティエン)に横領の事実を白状させようという江余(ジャン・ユー)の目論みは、失敗に終わった。それも、呉彩虹(ウー・ツァイホン)がケガを負うという最悪の幕切れに――。傷ついた身であっても家族が心配な彩虹は、江余たちの目を盗み、入院中の病院を抜け出す。家にたどり着 […]
江余(ジャン・ユー)の妨害により倒産へと追いやられた〈富昇=フーション〉。呉彩虹(ウー・ツァイホン)と湖州を離れる決意をした周邵天(チョウ・シャオティエン)は、陸曼(ルー・マン)を呼び出し、以前受けた支援の提案を断るのだった。一方、高利貸しのもとを訪れた彩虹は、自らの体を担保にカ […]
〈富昇=フーション〉の周邵天(チョウ・シャオティエン)は数十の同業者と協力し、安価な商品を市場に提供し始めた。江余(ジャン・ユー)の高圧的とも取れる態度も災いし、〈玲瓏=リンロン〉の顧客も、次第に〈富昇〉へと奪われていく。しかし、〈富昇〉の攻勢も長くは続かなかった。〈玲瓏〉がカネ […]
周邵天(チョウ・シャオティエン)から腕輪を受け取り、彼の許嫁となった呉彩虹(ウー・ツァイホン)。江(ジャン)夫人にも挨拶を済ませ〈玲瓏=リンロン〉を去ろうとする彼女は、江余(ジャン・ユー)の引き止めにも応じず、「周りの者は信用するな」という助言にも冷たい言葉を浴びせる。義兄に心配 […]
〈玲瓏=リンロン〉を解雇された古参の職人・張福(チャン・フー)のことが気になった呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、彼の家を訪ねる。心配していたのとは裏腹に、笑顔を見せて彼女に礼を言う張福。聞けば、彼の解雇が決まった直後、彼の息子・蛋殻(ダンコー)が〈玲瓏〉で職を得たという。身に覚えの […]
蔡(ツァイ)の愛人の居場所が判明した。方菲菲(ファン・フェイフェイ)からそう報告を受けた江余(ジャン・ユー)は、彼女の思いをよそに呉彩虹(ウー・ツァイホン)を連れて飛び出していく。しかし、時すでに遅し――向かった先で2人が目にしたのは、胸を刺されて事切れた女の姿であった。現場の状 […]
ある夜、呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、父殺しの証拠を捜すため染料庫へ。しかし、それに気づいた江余(ジャン・ユー)は、何かを嗅ぎまわる彼女を懲らしめようと、扉に鍵をかけてしまった。幸い、暗がりで怖い思いをしただけで済んだが、周邵天(チョウ・シャオティエン)は無鉄砲な彼女をたしなめる […]
再び周邵天(チョウ・シャオティエン)の前に現れた陸曼(ルー・マン)は、彼を手なずけて江(ジャン)家秘伝の染織法を手に入れようと画策する。しかし邵天は、どんな条件を出されても首を縦に振ろうとはしなかった。その頑なさを不思議がりながらも、邵天が呉彩虹(ウー・ツァイホン)を見るまなざし […]
〈玲瓏=リンロン〉は買収され、江余(ジャン・ユー)が新社長に就任することに決まった。自ら申し出て〈玲瓏〉で書記として働くこととなった呉彩虹(ウー・ツァイホン)だったが、召使いのようにこき使われ、叱責を繰り返される。しかし、父の死の真相を突き止めたい彼女は、いかなる仕打ちにも耐え忍 […]
20年の歳月を経て、〈玲瓏=リンロン〉で再び惨劇が。社長室の窓から落下し、地面に叩きつけられる呉宏達(ウー・ホンダー)――その姿を、娘の彩虹(ツァイホン)が目撃してしまったのだ。かつてこの場所で起きた江(ジャン)家の悲劇をなぞるかのような出来事は、江余(ジャン・ユー)と宏達の面会 […]
呉宏達(ウー・ホンダー)から帳簿と現金の確認を指示された蔡(ツァイ)は、焦って周邵天(チョウ・シャオティエン)を呼び出した。横領の発覚は時間の問題である。しかし、今すぐにでも逃げ出したい蔡とは対照的に全く動揺を見せない邵天は、「考えがある」と告げるのだった。一方、病室から抜け出し […]
染織工場〈玲瓏=リンロン〉の主人・江文淵(ジャン・ウェンユエン)は、温厚実直な人柄で慕われていた。しかし、身に覚えのないアヘン密売の容疑をかけられ、朝廷の役人・呉宏達(ウー・ホンダー)の取り調べを受けている最中に不審な死を遂げる。江家の財産はすべて没収、一族からも疎まれた彼の妻子 […]
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