大同府へ向かう道中、林奚と合流した蕭平旌。到着後に官府の捜査が入った済風堂に合流し、大同府へと忍び込むものの、ある手練れと戦うことに。その手練れとは宋浮(そう・ふ)の指示で証拠隠滅のために大同府にやってきた琅邪達人榜第四位の段桐舟(だん・とうしゅう)だった。段桐舟の関与に驚く平旌 […]
蕭平章の傷はかつて庭生の義兄弟である林深(りん・しん)の状態とまったく同じだった。しかし済風(せいふう)堂・黎(れい)老堂主の弟子である林奚(りん・けい)の見事な治療により、平章は一命を取り留める。平旌は怒鳴ったことを林奚に謝るが、林奚の態度は冷ややかだった。庭生は朝廷へ調査を依 […]
武靖(ぶせい)帝が即位して数十年後、その治世を継いだ梁(りょう)帝は善政を敷くも体が病弱で、北の国境は常に火種がくすぶっていた。ある時、長林王・蕭庭生(しょう・ていせい)は大渝(だいゆ)の不穏な動きをつかみ、北の国境への派兵を求める。朝臣の反対に遭うも梁帝はこれを認め、庭生は長林 […]
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