九娘(きゅうじょう)は采霊(さいれい)に、戦雲(せん・うん)は阿福(あふく)に憑依し、ともに胡嘯天(こ・しょうてん)と対峙する。復讐を果たさんとするその2人の前に道士・凌陽子(りょう・ようし)が立ちはだかった。激しい戦いの中、凌陽子の法術で憑依の術が解けてしまい逃げざるを得なくな […]
采霊(さいれい)は父・胡嘯天(こ・しょうてん)に、懐生(かいせい)から聞いた悪評の真偽を問いつめるが、言葉巧みに丸め込まれてしまう。そんななか懐生は九娘(きゅうじょう)とそっくりな容姿を持つ傘児(さんじ)のことが頭から離れず、蘇翁(そおう)の元を訪ねた。しかし九娘は自分の想いを抑 […]
師兄・戦雲(せん・うん)と共に公孫(こうそん)家の屋敷に戻った九娘(きゅうじょう)は、惨殺された家族の姿を目の当たりにする。2人の留守を狙った知事・胡嘯天(こ・しょうてん)が、九娘の義理の姉を自分の物にしようと企んで失敗した揚げ句、その証拠隠滅のために屋敷にいた全ての人間を殺害し […]
真実を知るために清水(せいすい)の法術で過去に戻った素娘(そじょう)は、龍潭(りゅうたん)と孝廉(こうれん)の身に起こった出来事を目の当たりにする。蘭石寺で沈(ちん)家の刺客に襲われる龍潭と孝廉が絶体絶命となった時、邪悪な魂を求めて妖怪・黒山(こくさん)が現れ、刺客たちを食べてし […]
科挙に主席で合格したことを偶然知った龍潭(りゅうたん)は、月嬌(げつきょう)との結婚が叶うと有頂天に。ホウ(ほう)家の御曹司・立人(りゅうじん)との玉の輿結婚を狙っていた月嬌はその知らせに言葉を失い、父・仁富(じんふう)に妙案はないかとすがる。そして何も知らない龍潭は、父とともに […]
見事な壁画を誇る蘭石寺。ある嵐の夜にその壁画から美女が抜け出し、和尚たちを霊力で消滅させる事件が。そればかりか、調査に訪れた官兵たちも壁画の世界に取り込まれてしまう。それから5年――代筆屋をしながら勉学に励む龍潭(りゅうたん)は、家の再興と婚約者・月嬌(げつきょう)の父が結婚の条 […]
雪梅(せつばい)の魂を入れた魂袋を懐に、道を急ぐ雲亭(うんてい)。期限である10日の内に、展(てん)家の娘・敏(びん)へ雪梅を転生させられなければ、その魂は永遠に消滅してしまう。完全な力を手に入れるために雪梅の魂を狙う泥妖(でいよう)は、汪正雄(おう・せいゆう)の霊魂を使って雲亭 […]
雪梅(せつばい)の願いを聞き入れ、屋敷の梁を換えた雲亭(うんてい)。これによって自由を得た雪梅は、最大の悲願である汪正雄(おう・せいゆう)への復讐へと動きだすのだった。その汪正雄はさらなる私財の加増を目論み、潘(はん)家の屋敷を手に入れようとしていた。偶然それを知った継祖(けいそ […]
太上老君(たいじょうろうくん)配下の兵たちとの死闘により傷を追った妖怪・泥妖(でいよう)は、潘(はん)家の屋敷に逃げ込む。その夜、潘家に盗賊が侵入。令嬢・雪梅(せつばい)の機転で盗賊は捕らえられるが、裁きの場では「雪梅は賊と共謀していた」と身の覚えのない罪に問われてしまう。何者か […]
太上老君(たいじょうろうくん)配下の兵たちとの死闘により傷を追った妖怪・泥妖(でいよう)は、潘(はん)家の屋敷に逃げ込む。その夜、潘家に盗賊が侵入。盗賊は捕らえられるが、何者かの罠により令嬢の雪梅(せつばい)は、賊と共謀していたとの濡れ衣をかけられてしまう。泥妖は彼女に「命を絶て […]