皇帝 劉盈は、李美人が間者の疑惑をかけられ暗殺されたことに深く傷つき、母 呂雉に皇帝の地位より愛する人と平穏に暮らす幸せが欲しいと訴えるが、皇位を与えるために自分がどれだけ尽くしてきたかわからない息子に憤慨する呂雉にその心は通じない。劉盈は側室との虚しい遊びに興じることでそんな母 […]
小康を得た魯国に斉から同盟が申し込まれる。定公(ていこう)は斉に目にもの見せてやると意気込むが、孔丘(こうきゅう)は斉の景公(けいこう)は魯への野望を捨てていないと諌める。景公は、同盟の条件として魯が町4つを譲り渡すことを求めようと考えていた。晏嬰(あんえい)は必死にそれを止める […]
呂雉は偶然出会った雲汐の聡明さに目をつけ、役に立つのではと考える。張嫣が雲汐を慕っていることを利用し、張嫣の世話係を申しつけた呂雉。陛下の寵姫になることしか頭にない慎児は、そんな雲汐に激しく嫉妬する。一方、劉盈と張嫣の間に一日も早く世継ぎの生まれることを切望する呂雉は、劉盈が寵愛 […]
追い詰められた陽虎(ようこ)の陣営を訪れた少正卯(しょうせいぼう)は、一緒に曲阜(きょくふ)を攻めることを提案する。小姜(しょうきょう)と小虎(しょうこ)を騙して連れ出した少正卯は、曲阜に着く前に陽虎の前に二人を引き出し、自分がいかに陽虎を恨んでいたか、殺したかったかを語り襲い掛 […]
数年後。雲汐は、伯父 田大業の家で伯母にこき使われながらも気丈で優しい女性に成長。縁談もまとまるが、婚約者は結婚式の直前に殺されてしまう。疫病神扱いされた雲汐は、これまでの生活との決別を決意。呂雉の息子 劉盈の皇帝即位のお祝いに送られる宮女として、宮廷に向かう船に乗り、ここで生き […]
斉の商人によって仕掛けられた魯の食糧不足をめぐる商戦は子貢(しこう)の策により、斉の商人が大損して終わり、魯は大量の食糧を確保する。子貢と冉有(ぜんゆう)は、この商いで得た巨額の利益で、この先数年分の食糧の備蓄を確保することを提案するが、孔丘(こうきゅう)は大道を追い求めるのに、 […]
魯との国境にまで兵を進めた斉の景公(けいこう)のもとを、3人の逆臣を代表して仲梁懐(ちゅうりょうかい)が訪れ共闘を持ちかける。しかし、そこに魯の使者として子貢(しこう)もやってきて…。弱気になって逃げ出そうとする魯の定公(ていこう)を叱咤した季孫斯(きそんし)だったが、孔丘(こう […]
6国の撤兵を求めるため、斉にやってきた子貢(しこう)は、斉王と会えないことなど気にも留めず、妓女を借り切って豪遊していた。しかし、子貢はそうやって人脈を求めていたのであり、ある妓女を通じて景公(けいこう)の寵姫に密かに会い、魯の使者には決して会わない筈の景公との面会を取り付けるこ […]
孔丘(こうきゅう)は政から距離を置き、弟子たちと静かに自給自足の生活をしていた。そんな孔丘を子貢(端木賜)(しこう(たんぼくし))という斉の商人が訪ねてくる。孔丘と弟子たちの様子を眺めていた子貢は、孔丘に自らの悩みを打ち明け、弟子入りを願い出る。曲阜(きょくふ)に居座り軍費だけを […]
魯の国情を思い絶望感に打ちひしがれる孔丘(こうきゅう)を、妻の幵官氏(けんかんし)は、弟子を育てることで世の中は変えていけると励ます。陽虎(ようこ)、公山不狃(こうざんふじゅう)、仲梁懐(ちゅうりょうかい)の3人のところから追い出された少正卯(しょうせいぼう)は季孫斯(きそんし) […]
孔丘(こうきゅう)のもとに、息子、季孫斯(きそんし)を連れて来た年老いた季孫意如(きそんいじょ)は、息子に正道を教えて欲しいと孔丘に頼む。少正卯(しょうせいぼう)は、陽虎(ようこ)、公山不狃(こうざんふじゅう)、仲梁懐(ちゅうりょうかい)の3人に近づき、季孫家を乗っ取るための策を […]
魯国で新しい魯王が立てられると、襄公(じょうこう)の周りからは次々と人が去っていき、孔丘(こうきゅう)と弟子たちだけがその面倒を見ていた。重い病に侵された襄公は最後に孔丘に感謝し、自分が死んだら棺を魯に運んでくれるように頼んだ。襄公の棺と共に、5年ぶりに孔丘が魯に帰ってくる。魯で […]
宰相となって斉を訪れた少生卯(しょうせいぼう)は襄公(じょうこう)に近づき、摂政にしてくれるなら三桓氏(さんかんし)を追い払ってくれるよう斉の景公(けいこう)を説得すると二枚舌を使う。さらに、孔丘(こうきゅう)のもとを訪れ、魯に戻って要職に就くように要請するが、孔丘は断る。すると […]
襄公(じょうこう)は斉国に逃げ、魯の国政は三桓氏(さんかんし)に完全に独占された。斉の景公(けいこう)と宰相の晏嬰(あんえい)は、襄公と共にやってきた孔丘(こうきゅう)を厚遇した。襄公は、斉が出兵して三桓氏を追い払ってくれるよう頼むが、晏嬰は出兵に乗り気な景公を諌める。そして景公 […]
孔丘(こうきゅう)が周から戻ってくると、魯では誰もが闘鶏賭博に熱中し町は荒廃していた。孔丘を訪ねてきた少正卯(しょうせいぼう)は、孔丘が国政を執って混乱を静めるよう要請するが、孔丘は、自分は学校を作って学びたい者を教えたいと断る。コウ昭伯と季孫意如(きそんいじょ)の闘鶏の勝負はエ […]
孔丘(こうきゅう)のいない魯国では貴族から民まで国をあげて闘鶏賭博に熱狂し、君主、襄公(じょうこう)までがそれに巻き込まれていた。周では李耳(りじ:老子(ろうし))と孔丘(こうきゅう)が議論を続け、李耳は孔丘に、万物に恒久的に変わらないものはなく天の流れに身を任すべきと説いたが、 […]
魯国に衛国から1人の剣客がやって来た。子路(しろ)というその男と立ち合った魯の者は皆、敗れ去った。王宮の古い書の管理を任された孔丘(こうきゅう)は、朽ち果てそうな記録を写し直すため周に行くことを願い出る。それを聞いた、孟孫(もうそん)氏と叔孫(しゅくそん)氏は、子路と剣で戦い勝て […]
ビンビンはジェンと別れた翌日から書きためていた日記を彼に送る。それを読んだジェンはベトナム滞在中にゆっくり自分の気持ちを整理すると、ビンビンと連絡を取って会う約束をする。帰国後、ジェンはすぐさま彼女の店に向かうが、突然意識を失って倒れ…!?
孔丘(こうきゅう)は競技会を目指して顔無父(がんぶほ)の元で馬車の修業を続け、腕を上げたが、弓の師匠をはじめ誰もが幵官奇(けんかんき)に勝つのは無理だと言う。やがて、馬車競技の大会が開かれ1回戦で目覚ましい活躍を遂げた孔丘は名を上げる。しかし、次に幵官奇との一対一の対決が待ってい […]
ジェンに冷たくされ、自分がどれだけ彼を傷つけたか思い知ったビンビン。ジェンの誕生日パーティーで彼に謝ろうとするが、ジェンは頑なに拒否。さらにビンビンに味方するブルースとイーローにも腹を立てたジェンは、イーローの秘密をブルースにバラして…。