大法術“陰魂三体”を操るコウモリ道士とテンテンたちとの最後の戦い!
乗っていた船が沈没し、あわやのところで張勇(ちょう・ゆう)たちの軍船に救われた阿珂(あか)。彼女は、この軍船が韋小宝(い・しょうほう)らのいる通吃島に向かっていると知って色めき立つ。通吃島にはすでに鄭克ソウ(てい・こくそう)と馮錫範(ふう・しゃくはん)も上陸しているらしく、2人は […]
コウモリ道士に捕まったテンテンたちを助けるため、金おじいさんは仙人ジジ助に助けを求めた!
何とか都から脱出した韋小宝(い・しょうほう)たちだったが、追っ手の大軍はすぐそこまで迫っていた。一行は陳近南(ちん・きんなん)の指示に従い、散り散りになって身を隠すことに。小宝は、皇宮に戻れと言っても聞かない建寧(けんねい)公主と、沐剣屏(もく・けんぺい)、曾柔(そう・じゅう)と […]
コウモリ道士と戦うために、テンテンたちは海賊キョンシーを見方に付けて立ち向かうが・・・!
皇帝のお気に入りとして、とんとん拍子に出世を重ねてきた韋小宝(い・しょうほう)。しかし、いつの間に潮目が変わったのか、その身辺には暗い影がさし始める。「風向きを見ながら強者に加勢するなら許さぬ」――康熙帝からサンチェとガルダン王子への警告の言葉は、まるで小宝をとがめるもののように […]
バンボロキョンシーとたこつぼフィーフィーを操って悪の限りを尽くそうと目論むコウモリ道士!
別れを惜しむ母に、「一緒に北京に行こう」と誘う韋小宝(い・しょうほう)。しかし春香(しゅんか)は、自分の人生そのものである麗春院を離れることはできないとさみしそうに語った。それを見た小宝は、気前よく5万両の銀票を取り出すと、「これで麗春院を買い取れ」と告げるのだった。一方、阿珂( […]
狂暴キョンシーをたおす最後の手段“特殊霊魂”に変身したスイカ頭とトンボが戦いを挑む!
久方ぶりに麗春院に戻ってきた韋小宝(い・しょうほう)。母ちゃんを指名した客の顔を拝んでやろうとのぞいてみれば、そこには阿珂(あか)と鄭克ソウ(てい・こくそう)が。しかも自分をどうにかしようと怪しからん相談をしているとあっては、黙っているわけにはいかない。小宝は、母・春花(しゅんか […]
チビクロを助けるために必要な黒犬をさらってくるテンテン。しかしデブ隊長に捕まってしまう!
韋小宝(い・しょうほう)が小細工を弄したおかげで、重臣たちは軒並み三藩の廃止に賛成を唱えた。精鋭ぞろいの配下を従えた呉三桂(ご・さんけい)が謀反を起こせば、清国の屋台骨も揺らぎかねない。そうした相手に対し"廃藩"という切り札を使って先手を打てたことに、康熙帝は […]
かげかげ山のキョンシー退治の途中、チビクロがキョンシーにガブリと噛みつかれてしまった!
またしても方怡(ほう・い)にだまされて、韋小宝(い・しょうほう)は神龍教一派の手に落ちた。教主・洪安通(こう・あんつう)とその夫人・蘇セン(そ・せん)、そして幹部たちの前に引き出された小宝は、ここを先途と得意のウソとデタラメを並べ立てる。神龍島砲撃の責任をヤセ行者になすりつけ、& […]
凶暴化した杜平キョンシーからチビクロを救ったテンテンだが、さらなる強敵キングキョンシーが!
神龍教討伐命令が下った。長白山への祭祀を装って都を出発した韋小宝(い・しょうほう)が、密かに集めた兵を率いて神龍島を攻略する――それが康熙(こうき)帝の考えだ。さてどうしたものかと考えあぐねていた小宝の前に、思わぬ"助け舟"が現れた。福建水師提督・施琅(し・ろ […]
チビクロはお父さんがベビーキョンシーのようなおとなしいキョンシーとなって蘇る事を願うが・・・。
「公主、手を下すがよい」。李自成(り・じせい)の声が静かに響いた。長平(ちょうへい)公主こと九難(きゅうなん)は振り返り、先にお前の仇――呉三桂(ご・さんけい)を片付けろと告げる。絶世の美女・陳円円(ちん・えんえん)、そして山海関の戦いを巡る宿怨によって、不倶戴天の敵となった李自 […]
呉三桂(ご・さんけい)を襲った刺客は、阿珂(あか)だった。暗殺は未遂に終わったが平西王の傷は深く、阿珂は捕らえられて王可児(おう・かじ)という偽名を名乗っているようだ。まるで助ける気がないらしい九難(きゅうなん)の態度に首をひねりながらも、韋小宝(い・しょうほう)は自分が救ってや […]
盧一峯(ろ・いっぽう)への尋問から、平西王・呉三桂(ご・さんけい)の企みが見えた。彼は自らが治める雲南を含む"三藩"を中核に、神龍教や西域僧・サンチェ、蒙古の王子・ガルダンらと手を結んで挙兵し、四方から清の領土を侵略しようと目論んでいたのだ。あまりに大きな陰謀 […]