周邵天(チョウ・シャオティエン)が呉(ウー)府を買い取ろうとしている――そんな情報をつかんだ江余(ジャン・ユー)は、呉彩虹(ウー・ツァイホン)を伴って出かけることに。途中で陳(チェン)署長を拾い、訪れたのは勝利銭荘だった。邵天に融資はしていないという証言を得て満足げな江余。そこか […]
亡き桂琴(グイチン)の住まい、桂香苑に集められた夫人たち。中に入った彼女たちの目に飛び込んできたのは、壁に赤で大きく殴り書きされた文字だった。“馥芳(フーファン)お姉様に殺された”。それを指さし、これは何なのかと尋ねる乾笙(チェンション)。皆の視線が、下手人と告発された馥芳に注が […]
シューハイはジェンナンから催促されて、仕方なく修理した腕時計を返す。すると、ジェンナンがお礼に女の子を紹介すると言い出した。“女神”のスーイーは高嶺の花とあきらめているシューハイにとって、これはまたとないチャンス。女の子とデートできることにすっかり浮かれてしまうが、何を着ていけば […]
周邵天(チョウ・シャオティエン)から贈られた腕輪が火の中に――。気を落とす呉彩虹(ウー・ツァイホン)を見かねた江余(ジャン・ユー)は、彼女を倉庫へと連れ出した。数千数万の色とりどりの絹糸の中から腕輪に使われているのと同じもの選び、腕輪の修復をしてくい江余。今まで目にすることのなか […]
「完全な敗北だわ」。梅香(メイシャン)は悔しさに震えていた。家計に関する不正を糾弾し、憎き馥芳(フーファン)を完全に倒す――はずだった。だが結果的には手痛い返り討ちをくらった挙句、せっかく手にした権限はおろか、義母の信頼まで失ってしまったのだ。梅香は、碧荷(ビーホー)がまたもや馥 […]
シューハイは完璧でイケメンのホンペイのことが気にくわない。だが、腕時計をはめたシューハイにしかホンペイが見えないことが分かると、元カノや家族に会いたいと願う彼に協力することにする。一方、ホンペイは最初こそ幽霊になった自分に戸惑っていたが、生前の記憶を少しずつ取り戻していく。そして […]
意識が戻らない江余(ジャン・ユー)の母を目覚めさせようと、歌を聞かせる呉彩虹(ウー・ツァイホン)。だが、そこにやってきた江余と方菲菲(ファン・フェイフェイ)は、彼女を責めたてる。彩虹の歌う「10隻の哨船」は、江家では禁じられた歌なのだという。その時、江夫人に変化が。かすかに瞬きを […]
夜陰に紛れ、小屋に忍び寄る2人の刺客。中で眠りについている李大山(リー・ダーシャン)にゆっくり近づいて口を塞ぎ、短刀を掲げたその時、近くで寝ていた乾笙(チェンション)が目を覚まし、男に飛びかかった。仲間の窮地にもう1人の刺客が発砲、不意の銃声にその場は騒然となる。外に停めている馬 […]
呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、江余(ジャン・ユー)と契約を結び、江家の使用人となった。妹の過ちを償いたい一心で江夫人の看病を申し出るも一蹴された彩虹は、承諾を得られるまで庭でひざまずくことを決心する。しかし、無情にも雨が――ずぶ濡れになっても耐え続ける彩虹。そんな彼女の姿を、江余 […]
門限に遅れた張(チャン)に、杖刑20回の罰を下した馥芳(フーファン)。彼女は、張をかばおうとする采薇(ツァイウェイ)もろとも、棒で打たせた。これを知った乾笙(チェンション)は、正妻には厳格さよりも慈悲心や寛容さが大事だと諭し、使用人に虐待まがいのことをするのは改めるよう厳しく叱る […]
周邵天(チョウ・シャオティエン)に横領の事実を白状させようという江余(ジャン・ユー)の目論みは、失敗に終わった。それも、呉彩虹(ウー・ツァイホン)がケガを負うという最悪の幕切れに――。傷ついた身であっても家族が心配な彩虹は、江余たちの目を盗み、入院中の病院を抜け出す。家にたどり着 […]
突然、梅香(メイシャン)にすり寄り始めた碧荷(ビーホー)。その狙いが白(バイ)家で権力を得た自分と組んで馥芳(フーファン)に対抗するためだと踏んだ梅香は、警戒しつつも己の計画のために碧荷を利用しようと目論むのだった。その頃、采薇(ツァイウェイ)は、父・景文(ジンウェン)の法事の準 […]
江余(ジャン・ユー)の妨害により倒産へと追いやられた〈富昇=フーション〉。呉彩虹(ウー・ツァイホン)と湖州を離れる決意をした周邵天(チョウ・シャオティエン)は、陸曼(ルー・マン)を呼び出し、以前受けた支援の提案を断るのだった。一方、高利貸しのもとを訪れた彩虹は、自らの体を担保にカ […]
乾笙(チェンション)の碧荷(ビーホー)への寵愛は、采薇(ツァイウェイ)へのそれ以上だった。そのためか、得意満面で強気な碧荷は、正妻の馥芳(フーファン)にすら高飛車な態度を見せる。憤慨する馥芳に対し、母の馬(マー)夫人は「すべてはあなたに息子がいないからよ」と言い放った。息子さえい […]
〈富昇=フーション〉の周邵天(チョウ・シャオティエン)は数十の同業者と協力し、安価な商品を市場に提供し始めた。江余(ジャン・ユー)の高圧的とも取れる態度も災いし、〈玲瓏=リンロン〉の顧客も、次第に〈富昇〉へと奪われていく。しかし、〈富昇〉の攻勢も長くは続かなかった。〈玲瓏〉がカネ […]
一家で記念写真を撮ろうとしていたところに、蜂の大群が。夫人たちが蜂に襲われ、中でも碧荷(ビーホー)は、顔を何か所も刺されて見るも無残な状態だという。その後、采薇のもとを密かに訪れる碧荷。馥芳(フーファン)からも目の敵にされ、不信感から医者が処方した薬すらも飲めずにいた彼女は、采薇 […]
周邵天(チョウ・シャオティエン)から腕輪を受け取り、彼の許嫁となった呉彩虹(ウー・ツァイホン)。江(ジャン)夫人にも挨拶を済ませ〈玲瓏=リンロン〉を去ろうとする彼女は、江余(ジャン・ユー)の引き止めにも応じず、「周りの者は信用するな」という助言にも冷たい言葉を浴びせる。義兄に心配 […]
乾楓(チェンフォン)は、采薇(ツァイウェイ)を屋敷の外に住まわせ、一生大事にしたいと考えている――。白(バイ)夫人から、そう聞かされた采薇は、自分は乾楓と行く気はないと断言した。“乾楓と一緒になれば大切にされるわよ”と、なおもたたみかける白夫人。すると采薇は突然立ちあがり、近くに […]
〈玲瓏=リンロン〉を解雇された古参の職人・張福(チャン・フー)のことが気になった呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、彼の家を訪ねる。心配していたのとは裏腹に、笑顔を見せて彼女に礼を言う張福。聞けば、彼の解雇が決まった直後、彼の息子・蛋殻(ダンコー)が〈玲瓏〉で職を得たという。身に覚えの […]
乾笙(チェンション)が、碧荷(ビーホー)を第六夫人に。そのことは采薇(ツァイウェイ)にとって耐えがたい出来事だった。乾笙のあまりにもひどい仕打ちに大きなショックを受け、采薇は倒れてしまう。体調を崩していたうえに流産が重なり衰弱しきった彼女の体は、もはや限界だった。姉妹同然の侍女で […]