蔡(ツァイ)の愛人の居場所が判明した。方菲菲(ファン・フェイフェイ)からそう報告を受けた江余(ジャン・ユー)は、彼女の思いをよそに呉彩虹(ウー・ツァイホン)を連れて飛び出していく。しかし、時すでに遅し――向かった先で2人が目にしたのは、胸を刺されて事切れた女の姿であった。現場の状 […]
近頃、屋敷内の騒動が絶えないことに我慢ならなくなった白(バイ)夫人は、乾笙(チェンション)、乾楓(チェンフォン)、馥芳(フーファン)、梅香(メイシャン)の4人を呼び出した。そして問題が頻発するのは正妻である馥芳の能力不足だからだと指摘。今後、家庭のことは梅香(メイシャン)と2人で […]
ある夜、呉彩虹(ウー・ツァイホン)は、父殺しの証拠を捜すため染料庫へ。しかし、それに気づいた江余(ジャン・ユー)は、何かを嗅ぎまわる彼女を懲らしめようと、扉に鍵をかけてしまった。幸い、暗がりで怖い思いをしただけで済んだが、周邵天(チョウ・シャオティエン)は無鉄砲な彼女をたしなめる […]
体調が優れない采薇(ツァイウェイ)のもとへ、桂琴(グイチン)から汁物が差し入れられた。しかし、実はその差し入れは乾笙(チェンション)が届けさせたもの。そう耳にしていた碧荷(ビーホー)は、運んできた侍女・紅袖(ホンシウ)に真偽を尋ねる。内緒にするよう言い含められていたものの、突然の […]
再び周邵天(チョウ・シャオティエン)の前に現れた陸曼(ルー・マン)は、彼を手なずけて江(ジャン)家秘伝の染織法を手に入れようと画策する。しかし邵天は、どんな条件を出されても首を縦に振ろうとはしなかった。その頑なさを不思議がりながらも、邵天が呉彩虹(ウー・ツァイホン)を見るまなざし […]
「そんな子が産まれたら災いとなるわ」。そう言って、馥芳(フーファン)は持参した杯を手に取った。お腹の子を殺すつもりだと悟り、必死で抵抗する采薇(ツァイウェイ)。押さえつけられ無理やり薬(毒?)飲まされようとしたところに、翠屏(ツイピン)から事情を聞いた梅香(メイシャン)と桂琴(グ […]
〈玲瓏=リンロン〉は買収され、江余(ジャン・ユー)が新社長に就任することに決まった。自ら申し出て〈玲瓏〉で書記として働くこととなった呉彩虹(ウー・ツァイホン)だったが、召使いのようにこき使われ、叱責を繰り返される。しかし、父の死の真相を突き止めたい彼女は、いかなる仕打ちにも耐え忍 […]
馥芳(フーファン)は、采薇(ツァイウェイ)の運のよさを妬まずにはいられなかった。乾笙(チェンション)と乾楓(チェンフォン)の2人から想われているうえに、乾笙の子供まで身ごもった。それに比べて自分は、采薇ほど優しく接してもらえないばかりか、いつまでたっても子宝に恵まれない。埋まるこ […]
20年の歳月を経て、〈玲瓏=リンロン〉で再び惨劇が。社長室の窓から落下し、地面に叩きつけられる呉宏達(ウー・ホンダー)――その姿を、娘の彩虹(ツァイホン)が目撃してしまったのだ。かつてこの場所で起きた江(ジャン)家の悲劇をなぞるかのような出来事は、江余(ジャン・ユー)と宏達の面会 […]
無理に口づけをしてきたや乾楓(チェンフォン)の頬を、思わず叩いてしまった采薇(ツァイウェイ)。愛する采薇に拒絶された乾楓は、生涯の伴侶として添い遂げると誓い合った自分たちが、なぜこうなってしまったのかと苦しい胸の内を吐き出した。だが、すでに乾笙(チェンション)の妻となった采薇にと […]
呉宏達(ウー・ホンダー)から帳簿と現金の確認を指示された蔡(ツァイ)は、焦って周邵天(チョウ・シャオティエン)を呼び出した。横領の発覚は時間の問題である。しかし、今すぐにでも逃げ出したい蔡とは対照的に全く動揺を見せない邵天は、「考えがある」と告げるのだった。一方、病室から抜け出し […]
白(バイ)家の貨物の中に大量のアヘンが。乾笙(チェンション)と乾楓(チェンフォン)は、その量の多さから白家の関係者の中に内通者がいると推測。一刻も早く内通者を排除すべく乾楓が内密にこの件を調べるということで兄弟の話はまとまった。そうした事件の一方で、碧荷(ビーホー)は乾笙から深く […]
池に落ちた采薇(ツァイウェイ)を乾楓(チェンフォン)に助けさせ、同時に根拠のない噂を流す―― それが、采薇を陥れるために碧荷(ビーホー)が考えた策だった。采薇が乾楓と噂にでもなれば、白(バイ)夫人は彼女を許すはずがない。馥芳(フーファン)から、うまくいけば褒美を弾むと言われた碧荷 […]
白(バイ)夫人は関係者を集め、長男の乾楓(チェンフォン)が家に戻ったことを報告した。一同は乾楓の無事を喜ぶが、乾笙(チェンション)がその場に姿を見せた途端、皆の関心は一斉に彼に向いてしまう。実子である乾楓と自分が軽んじられたと感じ、怒りをにじませる白夫人。乾楓はそんな母をなだめる […]
侍女の碧荷(ビーホー)によると、盗賊たちに捕らえられた采薇(ツァイウェイ)の安否は絶望的だという。それを聞いてほくそ笑む馥芳(フーファン)だったが、ほどなくして采薇は無事に生還。話が違うと怒った馥芳は、かくまっている碧荷の元に向かうといきなり平手打ちを食らわし、しくじった罰とばか […]
乾笙(チェンション)に足を撃たれ、仲間の前で頭目としてのメンツを潰された裘(チウ)は、怒り心頭だった。好きなだけカネをくれてやると言われても、そんなことで済ます気にはなれない。どうしろというのかと怒鳴る乾笙に不敵に笑いかけ、裘は囚われている采薇(ツァイウェイ)に下卑た視線を向けた […]
ホンペイが長い眠りから目覚めてみんなは大喜びするが、彼自身は取り戻した人生をどう生きていいかわからない。自分のせいでシューハイが犠牲になったと考えるホンペイは、辛い気持ちをぬぐえずにいた。やがて、外に出られるまで回復したホンペイは、スーイーと共に思い出の海が見える丘へ向かう。そし […]
虫害対策の薬を作る苗族の寨主に、何とか接触する方法はないものか――。あれこれ考えを巡らせていた乾笙(チェンション)と采薇(ツァイウェイ)たちのもとに、有益な情報が。今日は苗族にとって重要な鼓蔵節で、祭りが開かれるというのだ。苗族の装束に身を包み、客人に紛れて村に潜入した乾笙たちは […]
ホンペイはシューハイの体を借りてジエンハオに会いに行く。そして、彼の本音を聞き出すと、シューハイを傷つけないでくれと頼む。ところが、その帰りにひき逃げに遭ったホンペイ。彼はシューハイの体から飛び出し、シューハイは意識不明の重体に。その結果、病院で緊急手術が行われるが、シューハイは […]
執拗な拷問を受ける馥芳(フーファン)の侍女・青蓮(チンリエン)。彼女には、毒蛇を放ち采薇(ツァイウェイ)を殺そうとした疑いがかけられていた。馥芳の実家・馬(マー)家と乾笙(チェンション)が手を結んで力をつければ、白(バイ)家での自分の立場が脅かされる――そう危惧する白夫人は、この […]