伝説の第18の碑を見つけた陳長生は、一気に天書碑をすべて看破、昼間に満天の星が輝くという現象を起こす。だが長生を黒袍から守った徐有容は、永夜花の毒に侵され手の施しようがない状態に陥ってしまう。長生はまたも自らの血を使い有容を死から救うのだった。目覚めた有容は長生を案じ国教学院へ向 […]
20年前の真実を知った路雲霏は、柳傲天が復讐のために路不凡を捕らえたという公孫毅のウソを信じ、柳傲天を責めてしまう。柳傲天は、公孫毅が不凡を陥れた張本人だということを告げれば、路雲霏が公孫毅に復讐すると案じ、あえて釈明しようとはしないのだった。
思いがけず萌蘖(ぼうげつ)の代わりに梅苑に行かされた孟凡(もうはん)。そこで、彼女は張霊真(ちょうれいしん)が学のある宮女を憎む冷酷な人物だと知る。慌てた孟凡は萌蘖の様子を確かめに行くが、すでに息を引き取った萌蘖の変わり果てた姿を見つけたのだった。孟凡は深い後悔と悲しみに襲われ、 […]
天書陵へやってきた陳長生たちは、19年も碑の守人を務める荀梅と出会う。亡き王破との勝負に執着していた荀梅だったが、長生の言葉に感じ入り天書陵の頂に挑むも、最後は周最強の神将である汗青の前に散る。他の弟子たちが次々と碑の解読を進める中、長生だけは主流と呼ばれる解読の方法に疑問を抱い […]
柳傲天に刺された聶文星は深手を負うが、一命をとりとめる。公孫毅は息子を失いかけて初めて、かけがえのない存在だと気づく。そしてその思いを聶文星にも打ち明ける。公孫邸から戻った路雲霏は、自分のせいで聶文星が悪者になったことを後ろめたく思うが…
上官婉児の梅苑で働く宮女が次々と失踪しているという噂を聞いた孟凡(もうはん)と孟芙(もうふ)。2人は仲の良い萌蘖(ぼうげつ)が梅苑ではなく張霊真(ちょうれいしん)の屋敷で働けるようにと考え、張霊真の前で一芝居打つ。一方その頃、李隆基は太平公主が毒を盛られたという知らせを聞く。驚い […]
大朝試で首位を得て、ついに凌虚閣で悟りの機会を得た陳長生は、20歳まで生きられないという自らの宿命を変えるために、伝説の達人・周独夫の手記を探し出す。しかし、さまざまな難関を越えて手にした手記に書かれていたのは、思いもよらない方法であった。そんな時、唐棠の口から長生の宿命を聞いた […]
柳傲天は公孫毅を倒すため、聶文星と手を組むと東方婉児に伝えるが、東方婉児は聶文星が公孫毅の息子ならば信用できないと反対する。しかし、柳傲天は自分のやり方でやらせてほしいと頼み、結局は東方婉児も承諾する。
則天武后が上官婉児(えんじ)に遺詔を書かせるのではないかと考えた李隆基(りりゅうき)。彼は則天武后の亡き後は、張兄弟・武三思(ぶさんし)・太平公主の三つ巴の戦いになると推測し、成り行きを静観する腹を決める。その頃、張易之(ちょうえきし)・張昌宗(ちょうしょうそう)は則天武后の後ろ […]
弘文学院を再建させるため、宋文文をはじめ学院の生徒たちや学監の劉一守は動き始めるが、問題は資金と生徒集めだった。そんな中、聶文星は銀子を渡して再建の足しにしてほしいと申し出るが、劉一守は受け取ることを拒否、居合わせた范大同も聶文星を激しく責める。
張易之・張昌宗の兄弟は、病弱だが美貌と才覚をもつ甥・張霊真(ちょうれいしん)を自分たちの後釜として育て、則天武后の寵愛をつなぎ止めようとしていた。だが、張霊真は祖母ほどの歳の則天武后に媚を売る生活に大きな苦痛を感じて2人に反発する。一方その頃、李隆基は父・李旦(りたん)と共に再び […]
大朝試が終わり、狩りに出かけた陳長生たち。しかし、天海牙児が神器の弓と矢を持ち出して長生をつけ狙う。牙児の放った毒矢を受け、倒れたのは唐棠であった。意識を失い、死を待つばかりの唐棠の姿を見て、自分の気持ちに気づく莫雨。母が残してくれた花嫁の靴を、祈るように見つめるのだった。解毒の […]
宋文文は自分の代わりに罰を受けた柳傲天の容体を案じ心を痛めるが、柳傲天は自分を心配するより弘文学院を再建することが先決だと宋文文たちを励ます。一方 良心の呵責にさいなまれていた聶文星は、柳傲天たちの様子を見に不凡ヒョウ局を訪れるが…
孟凡(もうはん)は月秀(げっしゅう)を死に追いやった李隆基(りりゅうき)を非難せずにはいられなかった。その言葉を李隆基と敵対する張易之(ちょうえきし)・張昌宗(ちょうしょうそう)が聞きつけ、彼女は李隆基の行動を監視する役目を命じられる。しかも、それが原因で刺客に襲われた孟凡。彼女 […]
大朝試の決勝戦に残ったのは離山剣宗の苟寒食と陳長生だった。2人は教宗の用意した青葉の世界で激突、この小世界の真意をつかんだ長生は、通幽の境地に達し苟寒食を破る。ついに長生は大朝試の首位に立ち、唐三十六と共に天書陵への修行の機会を獲得、聖后より国教学院の新たな院長に任命されるのだっ […]
范大同は、一室に閉じ込められていたが、母親の判断で、扉の鍵が外される。范大同は、宋文文を救うために、両親の反対を押し切って皇宮へ行く。また、弘文学院の学監や生徒たちも、宋文文の減刑を願い出るために、一団となって皇宮にやってくる。
かつて実の娘を自ら殺し、その罪を王皇后と?淑妃(しょうしゅくひ)に着せて2人を拷問死させた則天武后。ある晩、病気の発作から2人の亡霊を見たと騒いだ則天武后は、亡霊と同じように髪を乱している女は即刻処刑するようにと李隆基(りりゅうき)に命じる。結果、就寝中の宮女の多くが殺され、孟凡 […]
ついに大朝試が開幕。第一関門で国教学院は妨害を受けるも、長生の活躍により離山剣宗に続き2位で突破、第二関門の迷宮でも長生が謎を解き終点へと到着する。長生に先立ち離山剣宗の苟寒食が旗を奪うが、突如、魔族が現れ離山の弟子は襲われてしまう。そこへ助けに入った長生だったが、その間に終点に […]
公孫毅の手下たちにさらわれた路雲霏は、柳傲天と路不凡によって無事助け出される。一方、范大同は、入浴中の宋文文を見て、彼女が女であることを知ってしまう。宋文文は、だまされ続けてきた范大同が彼女を責めると危惧するが、范大同は…
大朝試を見据え、聖后の兄の天海承武は息子の牙児に龍の精魂でできた玉佩を渡し、精魂を体に取り込ませ功力増強を図る。精魂が取り込まれたことでダメージを受けた小黒龍を助けるため、一計を講じた陳長生たちは、見事に牙児から玉佩を奪い返す。ついに小黒龍は自由の身となるのだった。その頃、徐有容 […]