皇帝から宮廷料理人になるよう命じられた孫大山は、仕官の道が閉ざされたと大いに嘆く。だが柳傲天の名案により、孫大山には料理人でありながら皇帝の食事を管理する官職が与えられ、大山は仕官の夢をかなえるのであった。
家業の帳簿を調べていた唐棠は、唐家が密かに魔族とつながり、武器の商いを行っているのではないかという疑いを深める。一方、陳長生は天海牙児の策略により、無実の罪で神都の牢に捕らえられていた。魔族の南客と黒袍は周園の鍵の在りかを聞き出すために、神都に入り込み牢を襲う。長生に恨みを抱く牙 […]
女性だと聶文星に知られた宋文文は誰にも告げず弘文学院を去る。クラスメートたちが長安中を捜し回る中、ようやく范大同が宋文文を見つけ出し、二度と自分から離れるなと告げる。聶文星は宋文文に謝罪し、弘文学院にいられるよう守ると約束するのだった。
青雲榜に載る精鋭ばかりが次々と殺され、神都は大騒ぎとなっていた。そんな折、国教学院の正門前で骸が見つかる。因縁のある天道学院の生徒が殺されたとあって、真っ先に陳長生が疑われ、牢につながれることに。しかも凶器は唐家のものと判明し、店が襲われてしまう。実家の汚名をすすごうと意気込む唐 […]
東方婉児を襲った刺客が路不凡であると、柳傲天が知ることになり、路不凡は、罰を受ける覚悟で東方婉児の前に姿を現す。東方婉児は、路不凡を背後で動かす存在について追及するが、彼は答えをはぐらかす。
国教学院と離山剣宗の勝負は、陳長生と離山の二番弟子、苟寒食が戦い、激戦の末、長生が勝利をつかむ。両者健闘を称え合う中、有容の折り鶴が飛んできて衆人の前で秋山君との縁談を断る。激怒した聖后は有容に罰を与え、縁談を断られた秋山君はやけ酒をあおる中、南客から魔種を植え付けられてしまう。 […]
発表会が終わり、学監からの褒美として、生徒たちに食堂で肉団子が振る舞われる。ところが、肉団子にはほとんど肉が入っておらず、生徒たちは不満の声を上げる。特に元芳は、劉瑶瑶に対し、彼女の父親である学監に食事を改善するよう要求する。
教宗に救われ事なきを得た陳長生だったが、またも徐神将の放った刺客に襲われ、小黒龍のいる井戸へと突き落とされてしまう。なんとか一命を取り留めた長生は、小黒龍の協力のもと再度、洗髄の壁に挑む。一方、外ではすでに青藤宴が始まっており、離山剣宗は徐神将に秋山君と徐有容の縁談を申し入れるが […]
発表会当日、生徒たちの徹夜の頑張りで舞台道具は何とか間に合ったが、開演直前となり、范大同の演技にあきれた慕容月が祝英台の役を降りてしまう。絶体絶命の中、宋文文が祝英台を演じることに決まり、范大同と宋文文は感動的な演技を披露、発表会は大成功を収めるのだった。
青藤宴を前に各学院が準備を進める中、離山剣宗では長老たちが徐家に秋山君と徐有容の縁談を申し込もうという話が持ち上がっていた。二番弟子の苟寒食は他の弟子たちを率いて、青藤宴と大朝試への参加も兼ね、神都へとやってくる。離山剣宗からの縁談話を知った徐神将は、陳長生を始末するため天海牙児 […]
「梁山伯と祝英台」の発表会を翌日に控え稽古に励む弘文学院の生徒たちだったが、突然舞台道具が壊れたため、慕容月をかばった呉天宝は負傷してしまう。実は呉天宝の相手役である慕容月に嫉妬した劉瑶瑶が、舞台道具に細工をしていたのだった。
周園の鍵を狙う魔族の軍師・黒袍に襲われた陳長生と徐有容は、黒袍の結界により、絶体絶命の危機に陥ってしまう。しかし長生は有容との協力で黒袍の力の一端を見破り、無事に脱出するのだった。黒袍との戦いの中で、長生は有容が「容児」であることに気づく。長くは生きられないという長生の宿命を明か […]
路雲霏は、祝英台の衣装を拒む慕容月に手を焼き、柳傲天の所へ相談に行く。柳傲天は、絶世の美女"西施"の衣装を慕容月に着せるという策を授ける。一方、東方婉児は、柳傲天の住まいを訪れる途中、暴徒に襲われる。
天鳳の血脈が真龍の血脈以外に心を動かせば破滅が待っている。有容の身を案じた莫雨が一計を案じ、陳長生を寒淵へ突き落とす。水底には、かつて神都を襲った玄霜巨龍が捕らわれていた。死を覚悟しながらも、最後まで諦めることなく龍に語りかける長生。そんな長生に心を許す黒龍。長生は黒龍を自由の身 […]
国教学院の正門の鍵は険しい陣に阻まれ入手できずにいた。そこで唐棠は自ら発明した鎧を着て陣に望むが失敗に終わる。そこへ南客が現れ、周園の鍵と勘違いして陣を破るが、隙をついた唐棠が鍵を奪い、ようやく正門は開かれる。一方の南客は、黒袍より秋山君を操り魔族に引き入れる方法を授かる。そんな […]
旧勢力と争うことなく彼らの力を抑えたい陛下は、人事改革という名目で公孫毅を昇格させ、政策施行に関与できないようにする。一方、弘文学院では「梁山伯と祝英台」の演目の準備が着々と進められていた。ところが、主役の慕容月が、衣装が気に食わないと言い出す。
玄幽子の小世界に閉じ込められた長生と徐有容だったが、長生が玄幽子の奇門遁甲の陣を破り脱出に成功する。玄幽子は秋山君が始末するが、耶識呼闌も南客に襲われ、謎の言葉を残して死ぬ。長生は丹炉で見つけた奥義から、妖族の経脈を治す方法を見つけるのだった。そんな中、国教学院は大朝試の前哨戦で […]
柳傲天が弘文学院を去る日、路雲霏は涙を流しながら柳傲天の分も生徒を守ってみせると約束する。柳傲天は大勢の生徒たちに見送られながら弘文学院をあとにするのだった。一方 自分を告発せずに去っていった柳傲天の姿に、聶文星は複雑な気持ちを抱く。
周園の生存者を捜す徐有容は、山中で助けてもらった若い道士に遭遇、その道士が幼き頃に出会った陳長生であることを始めて知るが、長生は有容だとは気づかずその場を去る。そんな長生は、妖族の経脈を治す丹薬を作るため、玄幽子という妖族の煉丹師の元へ教えを請いに行く。一方の有容も周園の生存者を […]
柳傲天の作戦が功を奏し長安の米の値が下落したため、柳傲天や路雲霏は生徒たちを連れて民に米を支給する。一方でこれまで米の値を操っていた公孫毅たち旧勢力は大きな痛手をこうむっていた。
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