大朝試に挑戦するには、前哨戦である青藤宴に参加しなければならないことを知った陳長生。そんな時、神都に現れた魔族の刺客によって、妖族の姫・白落衡は深手を負ってしまう。自らを師匠として慕う落衡を救うため、長生は再び自らの血を与える。弟子として迎えた落衡と軒轅破、そして長生の3人で国教 […]
慕容月は、米の価格高騰の原因を、彼女の父親に尋ねる。父親が刺史であるにもかかわらず、庶民の困窮を黙認しているというのが、慕容月には、不思議だったからである。父親は、大勢の高官が自宅に米を隠し持っていると答える。
晴れて国教学院の再開を許された陳長生。さっそく修行を始めようとするが、初歩の段階でつまずいてしまう。そんな長生が醸し出す香りに誘われて、妖族の姫である白落衡が学院を訪れる。しかしそこを魔族の暗殺者に狙われ、絶体絶命の危機を迎えるが、異変を察して駆けつけた長生に助けられる。書物で得 […]
呉天宝の別邸にたびたび現れた幽霊の正体は、困窮した流民であった。柳傲天は、このような庶民の窮状を見過ごせず、課題と称して、生徒たちに米の価格高騰の原因を調べさせる。宋文文は何者かによる売り惜しみが原因であると推理する。
天道学院の試験で陳長生は唐家の息子、唐棠と友達になるが、難題を突破するも不合格となってしまう。徐家が学院側に手を回していたのだ。どの学院からも故意に不合格にされた長生は、青藤六院最後の国教学院を訪れる。だが国教学院は19年間も閉鎖されていたうえ、教宗の敷いた剣陣が待ち構えており、 […]
米を運送する路雲霏は道中 誕生日を迎えた柳傲天に手作りの長寿麺をご馳走する。灯籠祭りで香り袋とパンダのお面を交換した2人はいい雰囲気になるが、そんな2人の姿を聶文星が遠くから複雑な気持ちで見つめるのだった。
宿命を変えるため山を下りた陳長生だったが、途中、魔族に追われる人族の少女を助ける。名も告げずに別れたその少女こそ徐有容だった。神都に到着した長生は、落落という妖族の少女と知り合い、その後婚約を断りに徐家へと赴くが、あまりに高慢な徐夫人に対し、謝罪がなければ証しは渡さないと言い残し […]
蹴鞠大会の勝利をねぎらうため、弘文学院は特別に10日間の休みを与えることを決定する。それぞれ休暇の計画を立てる生徒たちだったが、金仁彬と孫大山は呉天宝の屋敷で働き、宋文文も呉天宝に頼んで働き口を与えてもらう。
范大同は前半戦で右足を負傷し、治療を受ける。彼は歩くのもおぼつかない状態だったが、後半戦も出場すると言い張る。弘文学院が負けると、宋文文が学院を去らねばならないと知っていたからである。一方、路雲霏は、同安学院チームの暴挙を許す審判員に対し、抗議を行う。
柳傲天は范大同との勝負で、見事に3度のシュートを決めて勝利し、蹴鞠チームの監督として范大同に認められる。一方、劉瑶瑶はケガのため、応援団長の座を退くこととなる。聶師範は、劉瑶瑶の代わりに慕容月に団長を務めるよう依頼するが、プライドの高い慕容月は…
3日で弘文学院を去るように命じられた宋文文だったが、蹴鞠の対抗試合に勝てば学院に残してもらえるよう柳傲天に直談判する。試合に負ければ宋文文が学院から去ると立ち聞きした范大同は、柳傲天の監督のもと裏山で宋文文に特訓を課すが、特訓中に大雨が降ってしまい…
蹴鞠の対抗試合に向け弘文学院の生徒は猛練習を行っていたが、ある時 宋文文が練習中に倒れてしまう。診察をした柳傲天は宋文文が女であることを知り問い詰める。宋文文はこれまでのいきさつを語り、学院に置いてほしいと柳傲天に懇願するが…
蹴鞠の対抗試合に出場する選手が決まり、強化訓練が始まる。蹴鞠が得意な范大同は、ただひたすら基礎体力強化の訓練をする柳傲天に業を煮やす。そこで范大同は球を使って彼自身の技術を見せ付ける。
中間試験の結果が発表となり、首席となった宋文文には、慕容月とデートする権利が与えられる。呉天宝と金仁彬の組は、奨学金を得るだけの成績を取る。しかし呉天宝が不正の発端となった虎の巻を作ったため、2人とも奨学金はもらえなかった。
自分が虎の巻を使ったと名乗り出た范大同だったが、呉天宝はわざと虎の巻の内容を間違えて書いていたことを明かし、虎の巻と同じ間違いのある答案を出した者こそ不正を行ったはずだと主張する。范大同たちは目撃情報から、劉瑶瑶が虎の巻を拾った可能性が高いと推理する。
中間試験で一番の成績を取ろうと、金仁彬は他の生徒を勉強させないように知恵をめぐらせ、劉瑶瑶は父親にお題を教えてくれとすがり、孫大山は息子小山の激励のもと猛勉強していた。中でも宋文文は同室の范大同につきっ切りで勉強を教える。
金仁彬は、酒楼で勤務中、慕容月の父親が雍州の刺史という高い地位にあり、娘が嫁ぐ際には全財産を持たせる考えであることを知る。しかも、婿は娘の意志により選ばれるという。それを知った金仁彬は、慕容月の婿になる野望を抱く。
火事の責任が路雲霏にはないと証明されたため、彼女は弘文学院に復職する。ところが、その直後に、学監の妹・劉二妹が学院に到着する。劉二妹は路雲霏の抜けた穴を埋めるために招かれていたので、学監は戸惑うが、結局どちらも追い出すわけにはいかず…
元芳が本を盗んだと疑われていることを知った路雲霏は、元芳を呼び出し、火事の原因が別にあると証言すれば、元芳の潔白を証明すると条件を出す。しかし、元芳は悪友たちから脅され、本は自分が盗んだと学監に申し出てしまう。
柳傲天は元芳や范大同、宋文文に新たに購入した本を分類する仕事を命じる。ところが学院を辞めた路雲霏のもとに、元芳たちが整理したはずの本が1冊 届けられる。その路雲霏は、父親から強く見合いを勧められ、仕方なくこれを了承。当日現れたのは…