藍蘭の身代わりとして火事のシーンを撮影していた張暁は、火のついた建物に閉じ込められてしまう。張暁を助けたのは見学に来ていた殷正だった。その時、藍蘭が乗ろうとしていた車が爆発、藍蘭は顔にひどい火傷を負う。
麗江と木府が幾度も危機に見舞われながらも持ちこたえたのは、人知れぬ力に守られてきたからだと、木青(ぼく・せい)は言う。その力とは暗梟衛隊――彼らを指揮する土司とその妻、そして長子だけが存在を知る隠密の組織である。それをなぜ自分に教えるのかと疑問に思う阿勒邱(あろくきゅう)だったが […]
クランクイン式典で代役を務めた張暁と殷正がキスをするのを見た藍蘭は不安を露わにする。藍蘭からの決別のメールを見た殷成貴は、藍蘭の顔を傷つけると脅迫するが、逆に藍蘭に脅される。
生き残った偵察兵の中に、羅寧(ら・ねい)の手の者がいるという。その密偵と連絡が取れるのはお前だけだと言われた阿勒邱(あろくきゅう)は、彼に会うため図巴(とは)に連れられ約束の場所へと向かった。しばらく待っていると、それらしき人物が。だが、密偵かと思われたその男は2人の前に進み出る […]
藍蘭と服を交換した張暁は、突然見知らぬ男から襲われる。康司宇が救出に入ったため張暁は軽傷で済んだが、康司瀚は藍蘭を狙っての襲撃ではないかと疑い、殷正に忠告する。
木府軍は敵に取り囲まれ、万事休すの状態だった。「白鬼営だ。後悔せぬか?」。木旺(ぼく・おう)の問いに、「木府には勇士のみ」と応じ、剣を構える木増(ぼく・ぞう)。次の瞬間、不意に木旺の拳が振り下ろされた。未来の土司をみすみす死なせるわけにはいかない――彼は気絶した木増を安全な場所へ […]
突如、風雷堡に現れた黒水仙(こくすいせん)。鉄海棠(てつ・かいとう)は、黒水仙を荊の鞭で打ち、力でねじ伏せて服従させようとする。重ねて、馬の目利きとして名高い周江(しゅう・こう)に、黒水仙の敵意を失わせる方法がないかを尋ねる鉄海棠。魚龍百変功の極意は人馬一体となること。奥義を完成 […]
康司瀚と付き合い始めた張暁は、殷正の秘書から藍蘭の誕生日を祝うよう命じられる。スタジオに藍蘭を呼び出した張暁たちはサプライズで誕生日を祝うが、藍蘭はまたもパニックになり張暁の顔をひっぱたいて逃げ出してしまう。
妾という立場の自分を小ばかにするような態度を取る商人たちに対し、交渉役が私では不満なら義父上と変わるわ、と笑顔を浮かべる阿勒邱(あろくきゅう)。続けて彼女が発した「そうなれば死罪は免れないでしょうね」との言葉に、商人たちは一斉にざわめいた。光源米店の馬(ば)店主は、朝廷に仕える身 […]
康震天が殷正と康司瀚に恋人を紹介するよう命じたため、康司瀚は御曹司という正体を隠したまま、恋人の代理として張暁を連れていく。殷正と藍蘭、康司瀚と張暁、そして康司宇が一堂に会し、張暁は自分が騙されていたことを知る。
阿室于(あしつう)は先祖の位牌を高々と持ち上げると、そのまま地面に叩きつけた。真っ二つになった位牌とそのそばに立つ阿勒邱(あろくきゅう)の姿を侍女の小顔(しょうがん)に目撃させ、"祠堂の前を通りかかったら、阿勒邱が位牌を壊しながら土司に呪いをかけていた"と証言 […]
新たな総令主に就任することを宣言した鷹千里(よう・せんり)。その途端、鉄海棠(てつ・かいとう)の遺体を納めた棺が動き出したかと思うと、その棺を内側から破って伸びた腕が、がっしりと鷹千里の喉笛を掴んだ。棺の中から響く声は、郭白雲(かく・はくうん)を弾指飛針で殺したのは鷹千里だと告発 […]
何者かが仕組んだ製品トラブルで苦境に陥っていたZ&Xに、見知らぬ会社から買収の申し出がある。契約書にサインした直後、会長として康司瀚の前に現れたのは父である康震天であった。
阿室于(あしつう)とともに羅寧(ら・ねい)に呼び出された阿勒邱(あろくきゅう)。木府と私を騙していないと誓えるかと問われた彼女は、木増(ぼく・ぞう)を愛してるから絶対に傷つけないと答えた。それに対し、阿勒邱を信用できない羅寧は「お前は追い出さねばならぬ」と言いつつも、こう続ける。 […]
ある日、食事に行こうとした殷正と藍蘭だったが、突然ビルのエレベーターが故障し、閉じ込められてしまう。幼い時の記憶がフラッシュバックしパニックに陥った藍蘭は、自分は閉所恐怖症だと弁明する。
謝天(しゃ・てん)の無礼な態度に、今にも掴み掛らん勢いで怒りを露わにする木隆(ぼく・りゅう)。木旺(ぼく・おう)は、謝天にこの場を立ち去るよう促し、出陣前の祭祀は中止となる。怒りが収まらない木隆は「殺す」と息巻いているが、勅使である謝天を手にかければ、木府が罪に問われることは必至 […]
再会を喜ぶ寇英傑(こう・えいけつ)と鉄小薇(てつ・しょうび)。彼らが顔を合わせるのは、実に1年ぶりのことだった。しかし、言葉を交わすほどに、お互いの立場の違いは際立つばかり。寇英傑によって暴かれる、鉄海棠(てつ・かいとう)の野望と悪行――それが真実なのではないかと感じ始めた鉄小薇 […]
康震天の誕生日パーティーで殷正は藍蘭を母親に紹介し、康震天にも誕生日プレゼントを渡す。しかしプレゼントの中には25年前に砂漠に宝を探しに行った仲間たちの写真が入っており、ひどく動揺した康震天と口論になってしまう。
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