欧陽鋒(おうよう・ほう)と欧陽克(おうよう・こく)は、船に積み込んだ油と硫黄に火をつけて郭靖(かく・せい)と洪七公(こう・しちこう)を黒焦げにしてやろうと目論んでいた。偶然にも2人が密談する声を耳にした洪七公は、居眠りをしていた郭靖を起こし欧陽鋒の船を離れるのだった。欧陽克が気づ […]
またもや都で疫病がはやり始めた。宦官にも感染者が出たため、祁ギョクは汪皇后や呉皇太后とともに宮中の池に浮かぶ小島へ避難することに。謹慎中の允賢も島に向かうが、皇后が手配した宦官により舟が池に沈められてしまう。幸い、偶然通りかかった医女に助けられたものの、祁ギョクらに愛想を尽かした […]
事故当日、フェイフェイがユーチェンに連れ出されたことを知ったピンアン達はユーチェンが事故に関係していると確信する。シュー・リーとユーチェンもまた自分達が疑われていることを知る。危機感を覚えたユーチェンは病室に忍び込み、酸素マスクを外して枕を押しつけルオユーを殺そうとする。そして、 […]
「九陰真経」を探し出して燃やすこと、黄蓉(こう・よう)に良い夫を見つけてやること――黄薬師(こう・やくし)が亡き妻と交わした2つの約束は、後のひとつだけが果たされた。黄蓉の婿選びに決着がつき、穏やかに語り合う達人たち。その最中、郭靖(かく・せい)が周伯通(しゅう・はくつう)からも […]
どうしても祁ギョクを許すことができない允賢。しかし「太上皇のためにも陛下と仲直りを」と侍女に忠告され、自らの気持ちを押し殺したまま、従順な妻として祁ギョクに仕えることを決意する。そして允賢は、父や祖母、共に捕虜となった仲間たちの力を借りながら、祁ギョクに知られないように、幽閉中の […]
病院に運ばれたルオユーは命に別状はないものの、意識が戻らない状態が続く。事故当日、フェイフェイがユーチェンに連れ出されたことを知ったピンアン達はユーチェンが事故に関係していると確信し、シュー・リーとユーチェンもまた自分達が疑われていることを知る。危機感を覚えたユーチェンは病室に忍 […]
「結婚など実につまらん」とのたまう周伯通(しゅう・はくつう)に、黄蓉(こう・よう)は「奥さんがいるの?」と尋ねた。何も話そうとしない周伯通だったが、柄にもなくしんみりした様子で何やら歌を口ずさむ。そんな周伯通のことも気になるが、郭靖(かく・せい)と黄蓉にとっては、明日の婿選びの方 […]
允賢が再び高熱を出して寝込む。祁ギョクは小馬子(しょうばし)の進言で允賢を見舞い、自身の非を認めて詫びた上で、允賢が祖母に会いに実家へ戻ることを許可する。その頃、宮中では祁鎮の軟禁は孫皇太后の指示だという噂が流れていた。罪を着せられたことに怒った皇太后は祁ギョクを責め、退位させる […]
同窓会でユーチェンの過去を知ったツーヤン。凄まじい剣幕で責められるユーチェンだったが、同級生達の機転で何とかその場をしのぐ。ピンアンはついにルオユーと結婚式を挙げることに。式の直前、ユーチェンに連れ去られるフェイフェイの姿を目撃したルオユーは二人の後を追うが、ビルから出てきたユー […]
「お嬢さんと結婚させてください」。黄薬師(こう・やくし)は、郭靖(かく・せい)の申し出に反対はしなかったものの、その非礼を穏やかに諭し、まずは師匠を通じて申し込むべきだと告げた。黄薬師の言葉を額面通りに受け取り、島を離れようとする郭靖。だが黄薬師には、郭靖と黄蓉(こう・よう)を結 […]
祁ギョクは祁鎮を軟禁する一方で、允賢を貴妃として冊立することを決め、いずれは汪皇后を廃するつもりでいることをこっそり允賢に打ち明ける。それを立ち聞きした汪皇后は、密かに允賢を排除しようと、允賢の貞節にまつわる悪い噂を流す。その噂に心を乱す祁ギョクの前で、汪皇后は允賢をかばい、善良 […]
レストランの経営状態を心配した会長と夫人が中国に戻って来た。再建できなければ解任すると言われたツーヤンは白象ラーメンの従業員を全員引き抜き、同じメニューを出すことに。窮地に立たされたピンアン達は一丸となって店を切り盛りし、一家の絆を強くする。フェイフェイとワン・ヨンの結婚式の日も […]
周伯通(しゅう・はくつう)の話は続く。王重陽(おう・ちょうよう)の通夜の晩、ひとりで棺に付き添っていた周伯通の前に欧陽鋒(おうよう・ほう)が。周伯通は師兄の亡骸と「九陰真経」を守ろうと立ち向かうが、歯が立ちそうにない。すると、驚くべきことが。王重陽がしっかりと目を見開いて立ち上が […]
死期が近づいていることを悟った贏政は、扶蘇と蒙恬に会って後を託すため、病身にムチ打ち急いで上郡へ向かう。そして途中で黎姜に会って別れを告げ、沙丘の平台で崩御した。死ぬ間際、贏政は趙高に「次期皇帝は扶蘇に」と遺詔を代筆させた。しかし趙高は李斯と共謀して遺詔を改ざんし、胡亥を皇帝に擁 […]
祁鎮と允賢の親しげな様子に疑惑を深めた祁ギョクは勅命を下し、允賢を宮中に迎え入れる。祁鎮の復位を阻むために呉(ご)皇太后が起こした事件を知った孫(そん)皇太后は、呉皇太后を厳しく叱責する。母を守るために割って入った祁ギョクを戒めようとする孫皇太后だったが、これまで従順だった祁ギョ […]
正式にルオユーにプロポーズしたピンアン。ウェイファンに騙された傷が癒えず、新しい恋と向き合うのを恐れるルオユーだったが、父に励まされ、ピンアンと一緒に生きて行くことを決める。幸せなピンアンだったが、ツーヤンの陰謀で食中毒騒ぎが起こり、店を辞めることに。しかし、すぐにリー家の店・白 […]
白駝山に轟く西毒・欧陽鋒(おう・ようほう)の雄叫び――欧陽克(おうよう・こく)は、新しい蝦蟇功が完成したことを悟った。祝いの言葉を述べる欧陽克だったが、欧陽鋒は既にこの世を去った王重陽(おう・ちょうよう)を自らの手で倒すことができなかったと悔しがるのだった。一方、郭靖(かく・せい […]
贏政は改制を扇動した儒者らの処刑を宣言。撤回を求めた扶蘇は僻地への赴任を命じられ、李斯に見送られて阿然とともに旅立つ。長城までの道中、扶蘇らは山賊に襲われた孟姜女を助け、范杞良の臨終に立ち会ったことから、労役の過酷な状況を知る。一方、再び巡幸に出た贏政も、労役を課された二更の最期 […]
祁鎮は静慈(じょうじ)師太らに護送されて帰京することに。武官の石亨は武力による政権奪取を提案するが、祁鎮は朱祁ギョク(しゅきぎょく)が自ら譲位すると信じ、正々堂々と都入りする。街は祁鎮の帰りを待つ人で溢れていた。目と足が不自由になっていた銭(せん)太上皇后も祁鎮のもとに駆け寄るが […]
ピンアンと異母兄弟だと知ったツーヤンは、親子でシンガポールに帰国するよう彼に迫る。帰国したピンアンは離れて初めてルオユーの存在の大切さに気付き、ルオユーもまたピンアンを想っていることに気付く。ルオユーに会うため、中国に戻って来たピンアンとフェイフェイ。ピンアンはルオユーと共に再出 […]
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