トブハの手引きで川の水面越しに允賢と再会した祁鎮は、食糧を十分に蓄えたら逃亡しようと允賢に持ちかける。後日、エセンは求婚を意味する白雁を允賢に贈るが、允賢はすぐに空に放ってしまい、エセンを落胆させる。一方、北京では祁ギョクと汪国公が祁鎮の救出をめぐり言い争う。祁鎮が無事に帰還した […]
諸葛亮(しょかつりょう)の考えた策をうまくやり遂げた公孫宝月(こうそんほうげつ)のおかげで、ラク城(らくじょう)の戦は劉備(りゅうび)軍が勝ちを収め、雷銅(らいどう)や呉蘭(ごらん)は投降したが、最後まで帰順を拒否した張任(ちょうじん)は望みどおり斬られる。雷銅の娘、雷嬌嬌(らい […]
ウィリアムとの再会を願ってホテル玄関に居続けたフェイフェイは、総支配人ツーヤンに手荒く追い払われた。その様子が非道と報道されピンチに陥ったツーヤンは、謝罪のふりをしてフェイフェイらに宴席を用意。だが、イメージ回復の小細工がばれ、ピンアンさらなる怒りを買うことになる。時を前後して、 […]
「恥知らずにも程があるわ」――穆念慈(ぼく・ねんじ)は楊康(よう・こう)をなじった。その日の昼、街中で武芸を披露していた2人は集まった役人に取り囲まれてしまった。楊康はその窮地を切り抜ける手段として、金国の王族である玉の令牌を示す。身を守るためとはいえ、仇の令牌で同じ漢人を追い払 […]
雷に打たれ意識を失ったエセンを助けるため、允賢は捨て身の治療を施す。治療の甲斐あって無事に一命を取りとめたエセンは北京への侵攻が失敗だったことを悟り、允賢や祁鎮を人質にしたままオイラトへと撤退する。その頃、都では、死んだはずの允賢の姿を戦場で目にした祁ギョクが大激怒する。允賢を追 […]
兵糧を輸送していた柳慎(りゅうしん)が何者かの襲撃を受け、兵糧を奪われる。そして、趙子龍(ちょうしりゅう)のもとに「勝負に勝てば兵糧は返す」という挑戦状が届く。子龍が指定された場所に1人で赴くとそこに馬超(ばちょう)が現れる。互いに槍を手に、いつ果てるともない戦いを繰り広げる2人 […]
シンガポールへ帰国する前に送別の料理を、というルオユーの誘いで訪れたホテルの玄関先で、フェイフェイは昔の恋人ウィリアムを発見する。荷物を放り出し彼の車を追うが届かず、泣きじゃくるフェイエイ。ピンアンが追いついたとき、すでに財布とパスポートは盗まれていた・・・。その頃ユーチェンは会 […]
地下牢に捕らわれていた穆念慈(ぼく・ねんじ)を力ずくで救い出した楊康(よう・こう)。趙王府の門を出た2人の前に、完顔洪煕(わんやん・こうき)と弓を構えた兵たちが立ちはだかる。彼は自分を狙った暗殺者が楊康だと信じ、報復にやって来たのだ。危機に瀕した楊康たちに思いがけない助太刀が―― […]
高漸離を宮殿に入れた刑罰として死罪を言い渡された趙高であったが、贏政から恩赦を賜り、無罪放免となる。贏政の野望はとどまるところを知らず、驪山陵墓や馳道の建設に加え、咸陽宮の20倍もの規模となる阿房宮の建設にまで思いを馳せるようになる。一方、労役に従事する民の負担に心を痛める扶蘇は […]
九死に一生を得た祁鎮を連れ、オイラト軍は殺戮と略奪を繰り返しながら北京城に到達する。明の民や兵士の苦難を目の当たりにした祁鎮は、ようやく生への意欲を取り戻し、自分の手で民を守ろうと決意する。その頃、宮殿では出征を明日に控えた祁ギョクが、允賢を思いながら月を眺めていた。そこへ美麟が […]
呉(ご)の使者が孫尚香(そんしょうこう)のもとを訪れ、呉国太(ごこくたい)が危篤だと伝える。それは孫権(そんけん)の偽計であったが、信じ込んだ尚香は、言われるがまま劉備(りゅうび)の息子、阿斗(あと)を連れ呉へ向かう。それを知った趙子龍(ちょうしりゅう)は…。西川(せいせん)に遠 […]
ツーヤンの母は、ある日通りがかった車から捨てられたゴミでスーツを汚されてしまう。これを見ていたユーチェンが窮地を治め着替えまで貸し出す。着々とツーヤンとの距離を縮めていくユーチェン。ルオユーはそんな彼女を訪ね、入院中のピンアンに対して、慰めの言葉ではなく現金を渡したことを非難する […]
梁子翁(りょう・しおう)からの報告に、欧陽克(おうよう・こく)は顔色を変えた。郭靖(かく・せい)と黄蓉(こう・よう)、そして洪七公(こう・しちこう)が近くに滞在しているのだという。江湖の一大勢力である丐幇に、楊康(よう・こう)と穆念慈(ぼく・ねんじ)の捜索を妨害されるようなことに […]
陵(ミササギ)の建設が進み、秦軍と同じ数の兵俑を作らせて、冥界でも帝王に君臨しようとする贏政。一方、皇帝暗殺をもくろむ高漸離は、贏政に近づくため趙成の前に現れ、自ら捕らわれの身となる。高漸離は筑の才能を買われて死罪を免れ、皇宮の楽師になるよう言わるが、筑を演奏すると見せかけて贏政 […]
ハーンがエセンの不在に乗じて宴を開き、祁鎮の目の前で允賢を意のままにしようとする。允賢は屈辱より死を選ぼうと自分の喉に刀を当てる。宴席は騒然となるが、寸前のところでエセンが駆けつけ、全員の前で「允賢は自分の女だ。今後一切手を出すな。」と宣言してその場を収める。その後、允賢に専用の […]
諸葛亮(しょかつりょう)から荊(けい)州を治めるよう託された趙子龍(ちょうしりゅう)。柳慎(りゅうしん)と町の見回りに出かけた子龍は、孫尚香(そんしょうこう)の護衛として呉(ご)から来た魏徳(ぎとく)という男がやりたい放題をしていることを知る。さらに、魏徳は賭場をしきって勝手に民 […]
いよいよアジア大会の当日。金メダルを獲るよとフェイフェイに約束してピンアンはホテルの部屋を後に。皮肉なことに、同じホテルのカフェではツーヤンと彼の母が初顔合わせのためにユーチェンを待っていた。ホテルへ向かう交差点の横断歩道、携帯で通話中のユーチェンの横から車が!大会へ出かけようと […]
「料理を賭けて私たちと遊びませんか?」――黄蓉(こう・よう)は樹上の老人に向かって声をかけた。枝に寝そべり瓢箪をぶら下げたこの人物こそ、"北丐"こと洪七公(こう・しちこう)である。料理の名前を当てられたら食べることができるという賭けに、美味しいものに目が無い洪 […]
李斯は事前に上奏文を"封建制は廃止すべき"という内容に書き変え、贏政に渡す。封建制を支持する贏成に対し、贏政は「天下に国家は大秦国、ただ一つ」と言い放つ。そして自らの称号を始皇帝と定め、文字や車軸の幅、升の大きさ、分銅の重さを統一し、国の真の統一を目指す。扶蘇 […]
允賢が女だったと知り、怒る明兵たち。説得を試みようとする皇帝は自らの過ちの大きさに口をつぐむが、「皆を明に連れ帰る」と宣言し、兵や允賢を奮い立たせる。トブハ姫の相手を命じられた允賢は、程十三と顔を合わせ驚愕する。程十三が允賢を殺害するようエセンに訴えると、エセンは允賢を妹から遠ざ […]
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