李(り)太后が帰京したことを知り、劉(りゅう)太后は思わず息を呑む。しかし20余年もの間、ずっと罪を背負って生きてきた劉太后は、何が起きても受け入れる覚悟を決めるのだった。一方、李太后は帰京して以来、頻繁に皇帝が自分のもとを訪ねてくることに不安を感じていた。皇宮で悪い評判が立ちか […]
国が財政難でも尽力しようとする武昭儀を見て皇帝は立后(りっこう)を図るが、功がないとの理由で反対された。また武昭儀が取り寄せた花をめぐり司苑房と司計房(しけいぼう)が諍いを起こすと、方霊素(ほうれいそ)を処罰後に呼び寄せて対立をたきつけた。
犬丸(いぬまる)の助けで危機を脱した趙子龍(ちょうしりゅう)は、危険を顧みず山賊の寨に戻り、捕らわれている夏侯軽衣(かこうけいい)を救い出した。しかし、山賊に追い詰められ、2人は深い谷底へ落ちてしまう。そこは生きて帰ってきた者はいないという「絶命(ぜつめい)谷」であった。高則(こ […]
陳琳(ちん・りん)が仕掛けを作動させたことで、包拯(ほう・じょう)らが幽閉されている部屋の壁が狭まり始めた。このままでは包拯らは押しつぶされて死んでしまう。李(り)太后は停止するよう命じるが、陳琳は聞く耳を持たない。展昭(てん・しょう)や盧方(ろ・ほう)たちが必死に壁の動きを止め […]
料理を持って現れた賀蘭心児の姿に王皇后は驚愕する。宮女になった目的が自分を救うためだと知り、義妹に危険が降りかかることを恐れて一度は拒否する。しかし皇太子の身を案じ改めて脱出計画について尋ねた。
山賊の人質となった夏侯軽衣(かこうけいい)を救い出すため、官兵を率い山賊の寨に向かう高則(こうそく)たちに、志願して加わった趙子龍(ちょうしりゅう)と柳慎(りゅうしん)。子龍の立てた策に従って寨を攻めるはずだったが、焦った耿純(こうじゅん)が敵の罠にはまってしまい作戦は失敗、子龍 […]
苗鳳娘は如氷の居所を聞き出すため賀蘭心児を鞭打ちにした。そこに現れた林尚宮に謹慎を命じられた賀蘭心児だが、王皇后を救うためなら何でもすると懇願し放免される。裴少卿は賀蘭心児が後宮を調べていたと知り問いただすが、決して明かさなかった。
董卓(とうたく)が都を長安(ちょうあん)に移すと同盟軍は急速に分裂していった。それに不満を抱く高則(こうそく)は夏侯傑(かこうけつ)に再び真定(しんてい)県の県令に任ぜられる。内臓を傷めた柳慎(りゅうしん)は名医、華佗(かだ)の荒療治で快方に向かった。山賊の寨に、趙子龍(ちょうし […]
四方鎮で、ある男が経脈を絶たれて殺害された。包拯(ほう・じょう)と展昭(てん・しょう)は前日、彼と言い争っていた切り絵売りの婦人を探そうと、街で聞き込みを開始。しかし、街の者は口裏を合わせたように「知らない」と答える。さらに2人は、男の銭入れを拾った子供とその父親に話を聞こうとす […]
再審理を求める大臣らを一掃するため、武昭儀は囚人を選び嘆願の取り消しに動く。義姉の王皇后を救うため宮女となった賀蘭心児(がらんしんじ)は、脱出用の井戸を探りに行き裴少卿と再会してしまう。武昭儀の不興を買った林尚宮(りんしょうぐう)は…
山賊に殺されそうになった柳慎(りゅうしん)を危機一髪のところで救い出したのは夏侯軽衣(かこうけいい)だった。山賊のもとに残された李飛燕(りひえん)を救うために、趙子龍(ちょうしりゅう)は単身、山賊の根城である宿へと向かう。同じ頃、旅の途中、山賊の宿に迷い込んでしまった公孫宝月(こ […]
シ水関の反董卓(とうたく)軍の前に呂布(りょふ)が現れる。圧倒的な強さで敵を次々と打ち倒していく呂布に張飛(ちょうひ)が襲い掛かる。さらに関羽(かんう)、劉備(りゅうび)も攻撃に加わり、さすがの呂布も退却していった。虎牙(こが)山の山賊に李飛燕(りひえん)がさらわれ、柳慎(りゅう […]
地下道の地図を奪取した北苑(ほくえん)大王は勝利を確信し、開封に大軍を待機させる。逆に地図がなければ遼の侵入を防ぎようがない包拯(ほう・じょう)らは頭を悩ませていた。そんななか、蕭璟(しょう・けい)が誕生日に蕭毅(しょう・い)から贈られた玉を手にすると、そこから光が放たれ地図が映 […]
真定(しんてい)県へと戻る道すがら、夏侯軽衣(かこうけいい)は趙子龍(ちょうしりゅう)に、自分は高則(こうそく)の許婚で、常山(じょうざん)太守、夏侯傑(かこうけつ)の娘であると打ち明ける。反董卓(とうたく)を掲げる諸侯が同盟を組み立ち上がり、華雄(かゆう)の率いる董卓軍とシ水関 […]
3人の師に勝った趙子龍(ちょうしりゅう)は、李全(りぜん)から都に行くことを許される。世間を知らない子龍を案じ、李全は夏侯軽衣(かこうけいい)を目付役として同行させる。洛陽(らくよう)に到着した子龍たちは、董卓(とうたく)の配下が民を虐げる姿を目にする。子龍は捕われている民を救い […]
残月隊のもとに、李達(り・たつ)が百香(はくこう)の生首を持って現れた。さらに彼は、包拯(ほう・じょう)を信じた智化(ち・か)が投獄された事実を挙げ、もはや残された道は計画を実行するほかないと迫る。包拯らがなんとか間者たちを救う方法を考えようとしていた矢先、街から彼らの姿が一斉に […]
耿純(こうじゅん)が、武装して浴場に向かっていることを高則(こうそく)に知らせた趙子龍(ちょうしりゅう)は、高則に女装させて浴場から連れ出す。町の城門は閉ざされていたが、機転を利かせて何とか通過することに成功し、無事脱出した高則は洛陽(らくよう)へと帰っていった。その洛陽では、王 […]
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