チェン・イードゥがパリで起きた火災の犯人ではないかと疑うフォ・シャオは、証拠を探すためにオウ・イエと共にパリへ飛ぶ。一方、リー・ウェイウェイたちは、南渓村でコンペの決勝の準備をしていた。そんなある日、レオが山の中で毒性の強いハチに刺されてしまう。心配したティファニーはかいがいしく […]
デザインコンペでアドバイザー役のチェン・イードゥと組むことになったリー・ウェイウェイは、インタビューで最愛の父親が自分のためにエールを送っていると答え、父親の好むカジュアルなデザインを披露、審査員からも高評価を得る。しかし会場にいた記者から、父親は5年前の交通事故で死亡していると […]
チェン・イードゥはモー・ファンのアドバイスを受け、輝煌娯楽との契約をまとめたリー・ウェイウェイをDUから解放することにする。念願かなって玲瓏に戻れることになったウェイウェイだったが、心から喜べずにいる自分に気づき戸惑うのだった。ある日のこと、ウェイウェイは、玲瓏の売り上げが下がり […]
輝煌娯楽が高級ブランドとの提携を検討していると知ったティファニーは、リー・ウェイウェイに交渉役を命じる。輝煌娯楽のリウ社長は女癖が悪いと業界では有名な人物だった。一方、ウェイウェイがリウ社長宅に向かったと知ったチェン・イードゥは、急いであとを追うも、リウ社長の自宅は郊外にあるため […]
アンドリューをモデルに起用できれば玲瓏に戻れると約束を取りつけたリー・ウェイウェイは、巧みな心理作戦でアンドリューにオファーを快諾させる。その様子を見ていたレオは、ウェイウェイを無理やりバイクに乗せDUへと送り届けるが、現場をチェン・イードゥに目撃されてしまう。イードゥはウェイウ […]
チェン・イードゥは、リー・ウェイウェイとティファニーを伴いDUの店舗を訪れる。1年間売れなかったドレスを処分するようスタッフに指示するイードゥ。だが、店内には1着だけ3年もの間売れずに残っているドレスが。そのドレスのデザインを痛烈に批判するウェイウェイにイードゥは3日以内に売るよ […]
新作発表会で盗作の疑いを晴らしたリー・ウェイウェイだったが、チェン・イードゥから罵倒され、実は“初心”がイードゥとの共同制作だったことを知る。謝罪に向かうもイードゥから冷たく突き放されてしまったウェイウェイは、翌朝ティファニーの謝罪会見へ乗り込み、無断でデザインを発表したことを潔 […]
無事に部下を玲瓏に連れ戻したリー・ウェイウェイだったが、新作発表会で披露する作品は描けないままだった。フォ・シャオは、密かに海外のデザイナーから買い取った作品を発表会で使うよう指示するが、ティファニーが送り込んだスパイに知られてしまう。新作発表会当日、チェン・イードゥを誘い発表会 […]
引き抜かれたスタッフたちを連れ戻すためにDUに乗り込んだリー・ウェイウェイだったが、勝手に辞めるのは契約に違反するとチェン・イードゥに阻まれてしまう。ウェイウェイとオウ・イエが日を改めて再びDUへ向かっていると、目の前をイードゥが乗った車が通りすぎた。慌ててあとを追う2人がたどり […]
リー・ウェイウェイが意識不明の2か月で、玲瓏はDUに大きく売上で水を開けられていた。そんな中、ついにウェイウェイが意識を取り戻すが、なんと過去7年間の記憶を失っていた。フォ・シャオは、記憶喪失のことを周囲に伏せ、ウェイウェイに現在の彼女の状況を告げるが、ウェイウェイは幼なじみが突 […]
天然痘に倒れた順治(じゅんち)帝――侍医の見立てによると、余命はあと2日だという。皇太后や后妃、そして多くの臣下が遠巻きに見守るなか、順治帝が隔離された西暖閣から董小宛(とう・しょうえん)が現れた。既に心は決まり、穏やかな表情の彼女は皇太后に最後の別れを告げ、再び陛下の元へと帰っ […]
董小宛(とう・しょうえん)は皇后をはじめとする妃嬪たちの訪問を受けていた。口々にお祝いの言葉を述べる彼女たちの様子からは、かつて権謀術数に明け暮れ、とげとげしい空気に包まれていた頃の後宮の雰囲気を感じ取ることはできなかった。その夜、皇貴妃昇格を祝って打ち上げられた花火を楽しんだ小 […]
「お腹の子を犠牲にした時、つらかったでしょう?」――董小宛(とう・しょうえん)は、そう果珍(グオチェン)に問いかけた。さらに、冷宮送りとなっては死んだも同然だと半ば自暴自棄になっていた果珍に、自らの行いを悔い改めて徳を積むよう諭す。そして、果珍に促され、小宛はずっと確かめたかった […]
董小宛(とう・しょうえん)の亡霊に次々と罪を暴き立てられ、果珍(グオチェン)は恐れおののくばかり。しかし、亡霊というのは嘘で、それは生きた小宛自身。自害をしたというのも芝居だったのだ。果珍がそれを見破ったのと同時に、法源寺の堂内に洪承疇(こう・しょうちゅう)や鼇拝(オボイ)たちが […]
董小宛(とう・しょうえん)の無実を証明するため、英格爾(インガル)たちは膝を突き合わせ話し合っていた。果珍(グオチェン)と馮(ひょう)侍医を結ぶ過去の繋がりはつかんだ。だが、有力な証拠がなく、果珍に忠誠を誓った馮侍医や侍女の雲児(ユンアル)を問い詰めて切り崩していくことも期待でき […]
自ら命を絶とうとした果珍(グオチェン)だったが、最悪の事態は回避された。昏睡状態から目覚めた彼女は、ためらいもなく自分を傷つける董小宛(とう・しょうえん)や他の妃嬪たちへの憤りを、涙ながらに口にする。同情し、果珍を慰めた順治(じゅんち)帝は、「朕やそなたの知る董小宛は、もういない […]
親友だと思っていた果珍(グオチェン)に無実の罪をなすりつけられた董小宛(とう・しょうえん)は、彼女の本性を悟った。善女の仮面をかぶり続けてきた果珍――自らの生命を危険にさらし、我が子を犠牲にしてまで打った彼女の大芝居を、誰が疑うだろう。己の無実を証明する困難さを知り、小宛はうちひ […]
果珍(グオチェン)の心の内が見えない――そうつぶやいた董小宛(とう・しょうえん)の言葉に、扣扣(こうこう)はいぶかしげに問い返す。果珍の純真さは、後宮の誰もが認めるところ。それに、小宛とは姉妹のような仲である。しかし当の小宛は、果珍のとある“失言”をきっかけに芽生えた彼女への疑心 […]
静(せい)妃・索爾娜(ソルナ)と董小宛(とう・しょうえん)の接近は、後宮を大きく揺るがせることとなった。2人の親密さが目障りな蘭(らん)貴妃・果珍(グオチェン)は小宛に警告を与え、索爾娜を忌み嫌う順治(じゅんち)帝は訪問の理由を問い詰める。しかし、索爾娜の態度に以前のような敵意を […]
順治(じゅんち)帝は、皇貴妃の座に董小宛(とう・しょうえん)を据えようと考えていた。しかし、賛同してもらえると考えていた皇太后から、思わぬ反対に遭う。皇太后は、トゥン佳(トゥンギャ)氏か果珍(グオチェン)が適当であると考えていたのだ。一方、果珍は次の皇貴妃には自分がなるのだと、並 […]