始皇帝の墓から戻った屠蘇は、晴雪とともに玉横を見つけたことを幽都婆に報告するが、幽都婆は玉横を使って邪気を吸い出すことは無謀だと猛反対し、すぐに玉横を幽都に持ち帰るよう命じる。少恭は屠蘇の母親を復活させるため、青玉壇に戻り生き返りの丹薬を作ると屠蘇に告げるが、そのことでまたも屠蘇 […]
明月閣に追われていた宋父娘は、危機一髪のところを弘暦に救われる。だが弘暦に裏切られたと反発する宋田田は、さっさと宋知庸を連れ帰京してしまうのだった。弘暦が帰京したことで悪行がばれてしまった弘時は、雍正帝より自害を命じられる。
玉児の処刑が近づく中、ホンタイジは最後のチャンスとして、誰が使者を殺したのかと玉児に尋ねる。頑なに黙秘する玉児を見て、ホンタイジは刑の執行を告げる。そんな時 ドルゴンが現れ、使者殺しの真相とその証拠を示すのだったが…
単独で墓の内部に入った欧陽少恭の前に現れた雷厳は、明月珠で玉横を復元し、巽芳を助けたければ不老不死の丹薬を作るよう少恭に命じる。その頃、屠蘇たちは次々と仕掛けに行く手を阻まれ、紅玉と晴雪がそれぞれ残って戦うことに。屠蘇と蘭生はようやくすべての仕掛けを解除する部屋へと到着するが、そ […]
弘時は都へ向かう弘暦一行を待ち伏せしていた。宋田田は弘時と弘暦の会話から、艾四の正体を知りショックを受ける。葉滄雲はその場を逃れるために、弘暦の心臓を突いて仮死状態に陥らせる。塩幇に戻った葉滄雲は宋知庸と共に弘暦の人柄について語り合う。
玉児を連れ去ろうとした辺境国の使者が死体で発見される。死体のそばに玉児の巾着が落ちていたため、ホンタイジは彼女を問いつめるが、玉児はドルゴンに救われたことを隠そうとする。怪しんだホンタイジは彼女を投獄し、事態を聞きつけたドルゴンは夜、玉児の牢を訪れるが…
雷厳から巽芳を帰してほしければ始皇帝の墓に来るよう指示された欧陽少恭は、墓に到着するや、青玉壇の弟子に中へと案内される。少恭と共に墓にやってきた屠蘇たちと、途中で加わった蘭生は、千觴が墓を見張る弟子を引きつけている間、密かに墓の内部へと侵入する。しかし墓の内部には数々の仕掛けや罠 […]
塩幇幇主・宋知庸の屋敷に滞在中の弘暦は、宋の養女・田田とますます親密になっていく。一方で屋敷で目にした記録簿などから、宋知庸と康熙帝(こうきてい)の謎のつながりに気づく。宋知庸も弘暦が並みの家柄の人間ではないと悟り、2人の仲を引き裂こうとする。
ホンタイジが次々と側室を迎えることに疲れきった玉児は山寺に祈祷に向かうが、辺境国の使者に連れさ去られそうになる。そこへドルゴンが現れ、彼に助けられる。そしてドルゴンは玉児を山寺に送っていくが、突然 嵐が訪れ2人は山寺でひと晩過ごすことになるのだった…
自閑山荘から戻った蘭生は孫月言に青玉司南佩を返し、月言は琴川へと戻っていく。一方、少恭は屠蘇と、玉横を復元し生き返りの術を試そうと約束するが、晴雪は、それは天道に背く行為だと反発する。そんな中、意識を取り戻した寂桐が、巽芳が雷厳の回し者であると如沁に告げる。如沁に相談された屠蘇と […]
艾四が塩幇に助けられたと知った弘時は、塩幇へ赴くことを決意。一方、艾四は無事に目を覚ます。高慶喜は弘時に狙われたが弘暦は無事との知らせを送るが、廉親王に握りつぶされてしまう。更に明月閣(めいげつかく)の蘇千王夬(そせんけつ)も李兄妹を伴って塩幇へ向かう。
オルドスでリンダン・ハーンの遺族を捜していたドルゴンは、彼の正室である娜木鐘から和議を持ちかけられ、盛京まで彼女を護送する。そして、ホンタイジは投降者を寛大に扱うことを世に示すため、娜木鐘を側室に立てることを決めるのだったが…
復讐のため葉家の娘婿となった晋磊は、婚礼の宴で酒に毒を盛り、葉問閑は殺され、娘の沈香は晋磊を恨みながら命を落とす。その自閑山荘を訪れた蘭生の前に、沈香の霊が現れる。ずっと晋磊に恨みを抱き続けてきた沈香だったが、すでに晋磊は死んだことを知り、憎しみとともに霊も消えてしまう。あとに残 […]
楊知県により艾四の脱獄は失敗した。だが弘時に扮した李聡(りそう)が楊知県をだまし、艾四と高慶喜を逃がす。弘時は弘暦を殺しそこなった楊知県を激しく叱責した。楊知県は太和県内の警固を固め、弘暦の行方を必死で追う。
玉児はドルゴンから熱い気持ちを告げられるが、ホンタイジは玉児とドルゴンの仲をますます怪しむ。そんな中 ホンタイジたちは逝去したリンダン・ハーンのお宝を手に入れるべくオルドスに向かうが、突然 見知らぬ女がホンタイジに襲いかかるのだった…。
雷厳を追って自閑山荘に到着した屠蘇たちだったが、そこは強い怨念に満ちており、願望や恐れを映した幻覚に翻弄されてしまう。紅玉の力もあり幻覚から抜け出せた屠蘇たちだったが、少恭の燭龍の鱗が蘭生の持つ青玉司南佩に反応し、100年前の光景が再現され、蘭生と月言にそっくりな2人の男女が現れ […]
太和県(たいわけん)で騒ぎに巻き込まれ、明月会の賊らしき男たちと共に投獄された弘暦は、悪代官の楊知県(ようちけん)が盗賊退治による資金を着服し、一般の民を明月会の賊として次々に捕らえている事実を知る。
海蘭珠が毒にあたり、玉児はホンタイジに犯人と疑われ禁足処分に処されてしまう。玉児はホンタイジに失望するがドルゴンに励まされ、ホンタイジに袁崇煥を倒す策を進言する。これにより後金の最大の障害だった袁崇煥を排除、玉児もホンタイジの信頼を取り戻すのだったが…
陵越は方如沁から妖魔退治を頼まれ、襄鈴を負傷させるが、薬を飲もうとしない蘭生を助けるため、襄鈴の傷を治し蘭生の生き方を尊重してやるよう如沁に諭す。そんな折、陵越は尹千觴が、以前天ヨウ城の剣閣に忍び込んだ鬼面の賊ではないかと怪しむ。問い詰めると、尹千觴は確かに剣閣に焚寂剣を盗みに入 […]
罔極寺より盗人扱いされた艾四一行だったが、罔極寺に再び戻ると罔極寺はぼや騒ぎになっていた。弘暦は危険を顧みず火の海に飛び込み「洗髄経」を無事に取り戻す。住職は弘暦に「洗髄経」を貸し出すことを快諾するが、弘暦たちが寺を発ったのち、梁兄弟の兄に殺害される。
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