丹薬を作りたいという臙脂(えんじ)のために、子闌(しらん)は掟を破って彼女の代わりに自分の半分の修為を使ってそれを作る。その頃、白浅(はくせん)と夜華(やか)は2人だけの時間を過ごしていた。そして、夜華は白浅から「愛してる」という言葉と結婚の意思を聞いて喜びのあまり涙を浮かべる。 […]
折顔(せつがん)は一生分の修為を使い果たし、危険な状態にあった夜華(やか)を治療して救う。一方、仙気から丹薬を作ったのは夜華だと気づいた白浅(はくせん)は、急いで彼の元へ。彼女は自分の前で無理に元気に振る舞う夜華の気持ちを慮り、黙って彼に付き添う。その頃、臙脂(えんじ)は夜華に分 […]
東華帝君(とうかていくん)から人間界での2人の愛の証となる想い出の品を突き返された白鳳九(はくほうきゅう)は心が深く傷つく。そんな娘を早く嫁がせようと考えた白奕(はくえき)は彼女の婿を募る。一方、夜華(やか)は神芝草から作り出した丹薬を自分からということは秘密にして白浅(はくせん […]
白浅(はくせん)が三日三晩、結魄灯の火を守っている間に夜華(やか)は自分の手で神芝草を手に入れようと瀛州へ。時を同じくして神芝草を求める玄女(げんじょ)、臙脂(えんじ)、子闌(しらん)の一行と、臙脂を助けようと追ってきた離鏡(りけい)も瀛州にやってくる。結果、夜華は猛獣を退治し、 […]
白浅(はくせん)は白真(はくせん)の指摘で初めて自分が夜華(やか)に恋していると気づく。そして、夜華から墨淵(ぼくえん)の元神を集めるための結魄灯を受け取った彼女は、彼に求められ初めて一夜を共にしたのだった。その後すぐに、夜華は神芝草とそれを守る猛獣を一掃したいと自ら天君に申し出 […]
白鳳九(はくほうきゅう)は苦渋の決断で皇帝の東華帝君(とうかていくん)に皇太子の元貞(げんてい)と密通したと思わせる。すると、悲しみのあまり皇帝の命は尽き、東華帝君は予定より早く人間界での修練を終えたのだった。一方、白浅(はくせん)は墨淵(ぼくえん)をよみがえらせるため命に代えて […]
疊風(ちょうほう)の兄で600年寝たきりの疊雍(ちょうよう)の治療を託された折顔(せつがん)。彼は墨淵(ぼくえん)が疊雍の体を借りて元神を集めていることに気づき、近いうちに墨淵がよみがえると確信する。それを知った白浅(はくせん)は夜華(やか)に文を残し急いで西海へ向かう。一方、人 […]
白浅(はくせん)がまだ幼い阿離(あり)にお酒を飲ませた結果、彼は何日も眠りこむことに。それを後から知った夜華(やか)は白浅を思わず非難してしまい、2人は気まずくなってしまう。その頃、人間界では皇帝の東華帝君(とうかていくん)が刺客に襲われていた。そして、彼の代わりに白鳳九(はくほ […]
夜華(やか)は繆清(きゅうせい)に東海に帰るよう命じ、こんな事件があっても少しも嫉妬する様子がない白浅(はくせん)を見て落胆する。一方、白浅に会えるも許しを得られず苦しみ続ける離鏡(りけい)は、大紫明宮に戻って玄女(げんじょ)の脱獄を知ると、彼女を殺して臙脂(えんじ)を人間界から […]
夜華(やか)に連れられ洗梧宮を訪れた白浅(はくせん)はかつて素素(そそ)が住んでいた寝殿に案内される。それを知った素錦(そきん)は夜華を慕って侍女となっていた繆清(きゅうせい)をそそのかし、媚薬を使って夜華と一夜を共にさせようとする。ところが、この計略はすぐに夜華に見抜かれる。し […]
折顔(せつがん)から白浅(はくせん)にあった一連の出来事を聞き出した夜華(やか)は、自分との恋は彼女にとって一時の修練に過ぎないのかもしれないと思い悩み始める。その頃、監獄の玄女(げんじょ)は白浅を殺せるのは擎蒼(けいそう)だけだと離怨(りえん)に説得され、言われるがまま彼を殺し […]
夜華(やか)の助太刀を得た白浅(はくせん)は無事、玄女(げんじょ)から阿離(あり)と墨淵(ぼくえん)の仙体を取り戻す。同時に、夜華は白浅が7万年も墨淵の目覚めを待ち続けていることを知ったのだった。一方、目が見えなくなった玄女の処遇を一任された離鏡(りけい)は、天族、青丘との戦いを […]
皇帝が元貞(げんてい)と争う原因となる女性と出会うのを阻止する白浅(はくせん)の計画は予想外の結果をもたらし、溺れた皇帝を助けた白鳳九(はくほうきゅう)が彼の寵愛を受ける運命となる。しかも、白鳳九は東華帝君(とうかていくん)に試練を経験させる使命がある司命星君(しめいせいくん)か […]
白浅(はくせん)が恋しくてたまらない夜華(やか)は人間界にいる彼女に会いに行き、しばしの逢瀬を楽しむ。一方その頃、大紫明宮では玄女(げんじょ)が青丘から誘拐してきた阿離(あり)と墨淵(ぼくえん)の仙体を使って、病児として生まれた自分の子供をよみがえらせようとしていた。そして、人間 […]
少辛(しょうしん)が人間界に落とされた息子の元貞(げんてい)を助けてほしいと白浅(はくせん)に頼みにくる。そこで、彼女はこれを最後に縁を切るという約束で少辛の願いを聞き入れる。その頃、元貞は人間界で皇太子としての人生を歩んでいた。その父親である皇帝は人間界に下った東華帝君(とうか […]
白浅(はくせん)と阿離(あり)を連れて人間界に遊びに行った夜華(やか)。彼は自分と一緒の部屋に泊まるのも恥らう白浅を見て、素素(そそ)の記憶を思い出してほしいが、思い出さなくてもいいのかもしれないと思い始める。その後、天君(てんくん)の誕生祝いの宴に出席するため夜華は一人で天宮へ […]
許婚とはいえ夜華(やか)が急に青丘にやってきた理由がわからない白浅(はくせん)は、彼が墨淵(ぼくえん)を探しにきたのではないかと疑心暗鬼に。一方、夜華は料理を作って食べさせるなど白浅の世話を焼く。その頃、夜華が白浅の元に行ったと知った素錦(そきん)は心の動揺を隠せずにいた。彼女は […]
思いがけず離鏡(りけい)に出会った白浅(はくせん)は自分が司音(しいん)であることを認める。だが、今でも彼を許せない彼女はきっぱりと絶縁を申し渡す。その頃、夜華(やか)は火傷の跡などの証拠から白浅が素素(そそ)であると確信し、青丘を訪ねる。その後、青丘に戻った白浅は阿離(あり)が […]
十里桃林に足を踏み入れた夜華(やか)は素素(そそ)を見つけたと思うが、その姿はすぐに消えてしまう。その翌日、東海水君の屋敷で夜華は白浅(はくせん)と出会う。そして、自分が愛した素素の正体は人間となっていた白浅で、今は記憶を失くしたふりをしているのではないかと考える。一方、白浅は幼 […]
妖怪に襲われた阿離(あり)を救った東海の王女・繆清(きゅうせい)はお礼を申し出た夜華(やか)にそばに置いてほしいと頼み、10日だけ滞在を許される。一方、白鳳九(はくほうきゅう)は修練のため人間界で皇帝として生きる東華帝君(とうかていくん)に近づくため、司命星君(しめいせいくん)の […]