夜華(やか)は素錦(そきん)を洗梧宮に住まわせる代わりに結魄灯を使って素素(そそ)をよみがえらせる方法を教わる。そして、夜華が結魄灯を灯し続けて素素の帰りを待つこと300年。青丘では白浅(はくせん)が喜ぶ誕生日の贈物をしたいと考えた白鳳九(はくほうきゅう)が、墨淵(ぼくえん)をよ […]
東華帝君(とうかていくん)は素錦(そきん)のおかげで戻ってきた天族の宝・結魄灯に火を灯し、夜華(やか)の命の源である元神を集めて彼を目覚めさせる。一方、青丘では白浅(はくせん)が人間だった間に試練を体験したことにより上神に昇格。その辛い記憶は折顔(せつがん)によって彼女の頭から消 […]
夜華(やか)の愛を信じられなくなり未来を儚んだ素素(そそ)は、誅仙台から飛び降りる。そんな彼女を止めようとした夜華も誅仙台から落ち、重い傷を負う。その頃、偶然天宮にいた折顔(せつがん)は夜華を治療し、その後、十里桃林へ。そこで同じく傷を負った白浅(はくせん)を見つける。やがて目覚 […]
素素(そそ)は息子を産むと阿離(あり)と名付け、彼女をねぎらった夜華(やか)は二人の結婚の準備を進める。時を同じくして大紫明宮では玄女(げんじょ)が病児を産む。それを離鏡(りけい)は司音(しいん)を裏切った罰だと考えて苦しむ。一方、白鳳九(はくほうきゅう)は東華帝君(とうかていく […]
素錦(そきん)が素素(そそ)をいじめていることに気づいた白鳳九(はくほうきゅう)は狐の姿で素錦に噛みつく。そのせいで素錦に仕返しされるが、東華帝君(とうかていくん)が助けに現れる。その頃、離鏡(りけい)は離怨(りえん)に彼を生かしておく理由を明かしていた。そして、兄たちの対立に心 […]
離鏡(りけい)によって反乱軍は滅され、離怨(りえん)を生け捕りにされる。一方、天宮に凱旋した夜華(やか)は天君(てんくん)から素錦(そきん)を側室にするよう申し渡される。そんな中、素錦は素素(そそ)を騙して彼女のせいで失明したように芝居をする。夜華はその謀略に気づくが、素素の命を […]
北荒の地で逃亡中の離怨(りえん)が反乱を起こし、夜華(やか)が成敗したはずの金猊獣(きんげいじゅう)も一緒にいることが判明。夜華は汚名返上のため北荒に討伐に行くことを志願し、離鏡(りけい)も協力を申し出る。一方、東華帝君(とうかていくん)に二度も命を救われた白鳳九は全く恩返しがで […]
優しげな素錦(そきん)に言いくるめられ、素素(そそ)は霊宝天尊(れいほうてんそん)の法会に連れ出される。しかし、これは素錦の巧妙な罠だった。見知らぬ宮女の言付けで奈奈(だいだい)が素素に玉清崑崙扇を渡そうとしたところ、扇に驚いた霊宝天尊の神獣が暴れ出し、その場にいた白鳳九(はくほ […]
素素(そそ)が火事に遭ったと聞いて、夜華(やか)は傷が癒えぬまま急いで天宮に戻る。そして、人前ではわざと素素に冷たく接する一方、彼女を心配して人間界から来たばかりの奈奈(だいだい)を彼女の侍女にする。その頃、離鏡は自分の従者・火麒麟(かきりん)のせいで火傷を負った司音(しいん)そ […]
夜華(やか)は鮫人族との戦闘で首領に斬られて深手を負う。その様子を夜華からもらった銅鏡で見てしまった素素(そそ)は、彼を助けたい一心で家の外に出て天君(てんくん)に見つかってしまう。そして、天宮に連れて来られた素素は、夜華の子を身ごもっていたことで死罪を免れるが、昭華宮に軟禁され […]
夜華(やか)は素素(そそ)が身ごもったことを知ると、彼女を人間界に戻すことにする。一方、離怨(りえん)は血縁を頼って鮫人族の兵を貸してほしいと頼むが、門前払いされてしまう。その頃、長海水君(ちょうかいすいくん)は水晶宮で宴を催し、娘の緑袖(りょくしゅう)を鮫人族に嫁がせることで戦 […]
素素(そそ)は2年ぶりに夜華(やか)が戻って来て喜ぶが、翌朝すぐに発つと聞いて今度は自分も一緒に連れて行ってほしいと頼みこむ。その結果、夜華と素素は2人で長海へ。そして、鮫人族の襲撃に遭ったところで墨淵(ぼくえん)の一番弟子だった疊風(ちょうほう)に救われる。そこで、夜華は疊風に […]
玄女(げんじょ)の協力で離鏡(りけい)の兵符を手に入れた臙脂(えんじ)は、それを使って離怨(りえん)を救い出す。一方、夜華(やか)は素錦(そきん)、叔父・連宋(れんそう)とともに天族の支族を訪問する。そして、隙を見て人間界に降りて行くと、彼を待ち続けていた素素(そそ)と再会を果た […]
幼なじみの夜華(やか)を慕うものの天君(てんくん)に嫁いだ素錦(そきん)。彼女は長海で謀叛を企む鮫人族と戦うため、天族の支族たちの協力をあおぐ役目を担う。一方、夜華は人間界で素素(そそ)と新婚生活を始めるが、天君の来訪を知ると急いで天宮に戻り、白浅(はくせん)との婚約の延期を願い […]
臙脂(えんじ)から玉清崑崙扇を受け取った離鏡(りけい)は人間界に司音(しいん)を捜しに行って夜華(やか)に出会う。一方、白鳳九(はくほうきゅう)は命を救ってくれた東華帝君(とうかていくん)に恩返ししたいと、太晨宮に侍女として潜りこんでいたが、まったくその機会がなく途方にくれる。そ […]
臙脂(えんじ)は7万年ぶりに金猊獣(きんげんじゅう)と会って、離怨(りえん)が極寒の地に幽閉されていることを知る。一方、黒龍に姿を変えて天宮に戻った夜華(やか)は、彼女に恋している自分に気づく。そこで、再び人間界へ戻ると、白浅(はくせん)の気を引くために怪我をした人間のふりをする […]
兄・離怨(りえん)を捜し続ける臙脂(えんじ)は人間界で司音(しいん)にそっくりな白浅(はくせん)を見つけて驚く。そして、強欲な道士に玉清崑崙扇を盗まれそうになっていている彼女を助けて、扇を取り返す。一方、人間が玉清崑崙扇を持っていたことを不思議に思う夜華(やか)は、再び小さな龍の […]
再び東皇鐘を封印したのが白浅(はくせん)だと知った東華帝君(とうかていくん)は、司音(しいん)と白浅との関係を探ろうとするが、有力な情報は得られない。一方、夜華(やか)は人間界に降り立って金猊獣(きんげんじゅう)を退治するが、傷を負ったためすぐには人の形に戻れず、小さな龍の姿のま […]
天君(てんくん)と狐(こ)帝は桑籍(そうせき)の代わりに夜華(やか)と白浅(はくせん)を婚約させることで合意し、桑籍と少辛(しょうしん)は死罪を免れる。一方、白浅は擎蒼(けいそう)を再び封印するため、死を覚悟して東皇鐘の前に立つ。そして、目覚めかかっていた擎蒼を封じこめることに成 […]
桑籍(そうせき)は恋に落ちた白浅(はくせん)の侍女・少辛(しょうしん)を天宮に連れ帰り、天族の君主・天君(てんくん)の怒りを買う。その頃、白浅は東皇鐘に封印された擎蒼(けいそう)を再び封じこめなければならない日が来るのを独り静かに待ち受けていた。その日は折しも白浅の誕生日。そのお […]