雲歌が鄂邑蓋公主(ガクユウガイコウシュ)の誕生祝いの宴で料理を担当することになる。それを知らずに霍成君(カクセイクン)と宴にやってきた孟カク(モウカク)。彼は霍成君に結婚を迫られるが、彼女の気持ちに応えずつれなく断る。実はその日、左将軍・上官桀(ジョウカンケツ)と劉旦(リュウタン […]
9年前に出逢った雲歌(ウンカ)に恋い焦がれながら、いまだ天才料理人の正体が百合(ハクゴウ)と名乗った雲歌だとは気づかない劉弗陵(リュウフツリョウ)。彼は一度、天才料理人に会ってみようとするが、すでに雲歌は甘泉宮を出た後だった。一方、町に戻った雲歌は出迎えた孟カク(モウカク)と甘い […]
劉病已(リュウヘイイ)と許平君(キョヘイクン)が結婚し、雲歌は9年間の想いに区切りをつける。そして、再び鄂邑蓋公主に料理人として呼ばれた彼女は、皇帝の避暑地である甘泉宮(カンセンキュウ)を訪れる。そこで彼女が山菜採りに出かけると、思いがけず劉長風(リュウチョウホウ)に再会。彼が皇 […]
劉弗陵(リュウウツリョウ)の姉・鄂邑蓋公主(ガクユウガイコウシュ)が劉弗陵を招いて宴を催す。彼女に気に入られた孟カク(モウカク)も宴に参加し、その度胸と見識を劉弗陵に評価される。一方、その宴では天才料理人として呼ばれた雲歌(ウンカ)が、誰が食べるのかも知らずに謎かけの料理を作って […]
町で見かけた孟カク(モウカク)を追いかけて妓楼(ギロウ)に入った雲歌は妓女と間違われ、孟カク(モウカク)と燕王(エンオウ)・劉旦(リュウタン)が密会する部屋に連れていかれる。そこで窮地に陥ったところを孟カク(モウカク)に助けてもらった雲歌。彼女は孟カク(モウカク)との再会を喜び、 […]
持病の湿疹が出た劉弗陵(リュウフツリョウ)は亡き太医(タイイ)の兄弟弟子、牟(ボウ)先生を訪ねるため山中へ。そこで偶然、雲歌(ウンカ)に出逢うが、湿疹に効く薬を塗ってもらい、彼女を牟先生の弟子・百合(ハクゴウ)だと勘違い。片や雲歌も、身分を隠してこの地へと来た劉弗陵の正体に気づか […]
劉病已が釈放され、祝いの宴で雲歌は自慢の料理の腕をふるう。だが、劉病已と許平君(キョヘイクン)の仲睦まじい様子を目の当たりにして、ショックを隠せない雲歌。彼女は思わず孟カク(モウカク)に八つ当たりするが、彼にキスされそうになって驚く。実は孟カク(モウカク)も9年間、雲歌を想い続け […]
一品居との料理対決は中止となるが、審査員となった大司馬(ダイシバ)・霍光(カクコウ)に料理を褒められた雲歌(ウンカ)は、劉病已(リュウヘイイ)の大赦を願い出る。実は雲歌は知らなかったが、劉病已の事件は孟ハン(モウハン)が昌邑王(ショウユウオウ)・劉賀(リュウガ)と裏で仕組んだこと […]
お金を稼ぎたい雲歌は七里香(シチリコウ)の料理長に志願する。そして、劉病已の恋人・許平君(キョヘイクン)と腕を競い合った結果、見事に勝利して料理長を任される。そんな時、劉病已が殺人の罪を着せられて逮捕され、死罪を言い渡される。彼を救いたいと焦る雲歌は、孟カク(モウカク)の言葉に従 […]
男装して訪れた長安で、劉弗陵(リュウフツリョウ)と同じ玉佩(ギョクハイ)を持つ劉病已(リュウヘイイ)と出会った雲歌(ウンカ)。時の皇帝が劉弗陵だと知らない彼女は、劉病已こそが9年前に出会った運命の人だと思いこむ。一方、そんな彼女を密かに見守っていたのが立派な商人に成長した孟カク( […]
王座を狙うエイ壮(えいそう)は、エイ稷(えいしょく)とビ八子(びはつし)親子の暗殺をたくらむ。魏ジョ(ぎじょ)を抱き込んだエイ壮は、戴冠式にかこつけた酒宴でエイ稷(しょく)を亡き者にしようとするが、罠を見抜いたビ八子は魏冉(ぎぜん)、白起(はくき)とともに阻止へ動く。魏ジョはビ八 […]
エイ壮(えいそう)らの妨害をくぐり抜け、ビ八子(びはつし)と稷(しょく)王子は無事に秦へ帰国する。先王であるエイ蕩(えいとう)の遺言によりエイ稷(しょく)を王に就かせることとなったが、エイ壮(えいそう)ら一派が猛烈に反発。魏ジョ(ぎじょ)もそれに振り回され、反対派のトップに担ぎ出 […]
韓を下したエイ蕩(えいとう)は、周の都洛陽へと向かう。その狙いは、周王を秦へと迎え入れ、天下に覇を唱えることにあった。周王がエイ蕩の申し出を突っぱねたため、エイ蕩は王宮に据えられた九鼎を秦へ持ち帰ろうとする。天下を象徴する宝物、周の九鼎を持ち上げると豪語したエイ蕩は、そのあまりの […]
張儀が秦を去る。母国の魏に到着すると、息子の帰りを待っていたかのように、張儀の母親が息を引き取る。葬儀のあと、張儀は田舎の料理屋で公孫衍(こうそんえん)と再会し、遊説家としての半生を振り返りながら酒を酌み交わす。妃である魏の姫を追い出した上に、王であるにも関わらず力比べに熱を上げ […]
エイ駟(えいし)の死後、秦は着実に変化を遂げつつあった。新王・エイ蕩(えいとう)の外交政策について苦言を呈した張儀だったが、エイ蕩は聞く耳を持たない。エイ蕩は自分の意に添わぬ張儀を遠ざけ、エイ疾(えいしつ)と甘茂を重用しようとする。しかし、張儀が前王の寵臣であるため、思うに任せず […]
張儀がビ八子(びはつし)のもとを訪れるが、趙王の要求により、秦には連れ戻せなくなったことを伝える。エイ駟(えいし)は自分の死期が近いことを考え、エイ疾(えいしつ)に「エイ壮(えいそう)の行動に注意せよ」と命ずる。病床のエイ駟のもとへ?(えん)がやってきて、憎しみもあらわに、「秦の […]
燕の太子平は、斉より援軍を得ると政権奪還を試みるが、子之(しし)に破れ、無念の最期を遂げる。同じ頃、ビ八子(びはつし)親子も身に迫る危険から逃れようと燕を脱出していた。一方、張儀は、趙と同盟すべく趙王に謁見する。秦との同盟の利を説く張儀に対して、懐疑的な趙王は「秦と斉は共に趙の敵 […]
ビ八子(びはつし)と稷(しょく)王子が人質として燕に送られる。張儀は同行するつもりだったが、張儀を少しずつ大任から外していくべきだと考えるエイ疾(えいしつ)の進言により、任務から外されてしまう。魏ジョ(ぎじょ)に見送られながら馬車は出発するが、ビ八子は見送りの中に?(えん)がいた […]
ビ八子(びはつし)は生き別れた息子、?(えん)に会いに行く。しかし、そこにいたのは義渠王であった。邂逅の現場をエイ壮(えいそう)に押さえられたビ八子は、エイ駟(えいし)に死刑を言い渡されてしまう。ビ八子釈放の陳情に来た張儀は、すべてはエイ壮によって仕組まれたものだと釈明する。だが […]
エイ駟は蕩(とう)を激しく叱責し、太子から下ろそうと考えるが、張儀やエイ疾(えいしつ)が反対する。エイ壮(えいそう)に脅された猗蔚は、我が身を守るためエイ壮に情報を提供する。魏冉(ぎぜん)は蕩太子の家を訪れた際、エイ壮に向かって「姐(ビ八子(びはつし))に危害を加える者には容赦し […]