海威寧(かいいねい)から柳惜音(りゅうせきいん)の文を受け取った葉昭(ようしょう)は、彼女が自分を犠牲にしてでも宋を救う覚悟だと知り、自分も我が子を犠牲にするしかないと堕胎薬を飲む決意をする。すると、そこに思いがけず趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が現れて彼女を止める。一方、銀川(ぎん […]
葉昭(ようしょう)に薬を届けるという名目で前線に向けて出発した趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼は途中で熱を出しながらも妻の元へと急ぐ。一方、西夏(せいか)王は宋と和議を結ぶふりをして騙し、伊諾(いだく)に急襲させる計画を立てていた。それを盗み聞きした柳惜音(りゅうせきいん)はこの件 […]
哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)の釈明を聞いた西夏(せいか)王は伊諾(いだく)が野心を抱いているかもしれないと疑い始める。一方、葉昭(ようしょう)は白銀寨を落とすには自分が戦場で先頭に立たなければと考え、お腹の子供をどうするかは仁宗(じんそう)に判断を委ねようと決心す […]
西夏(せいか)王と柳惜音(りゅうせきいん)が一緒に遠出をしたことは宮中でも噂に。そんな中、柳惜音は西夏王を手玉に取って情報を得ようと考えていた。一方、吐き気が気になった葉昭は軍医の診察を受ける。すると、思いがけず妊娠が判明し、彼女は悩み始める。その頃、哈爾とん(はじとん ※とんは […]
通陽城軍営に到着した葉昭(ようしょう)は兵士の士気を高めるため早速指揮をとるが、吐き気に見舞われる。一方、西夏(せいか)王は彼の子供を身ごもった没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)は王妃に引き立てるが、その祝いの席で舞を披露した柳惜音(りゅうせきいん)の美しさに目を奪われてしまう。やがて […]
没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)を寵愛し、柳惜音(りゅうせきいん)と哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)の婚約式にも出席しなかった西夏(せいか)王に苛立つ野利(やり)王后は、没蔵黒雲を西夏王から引き離そうと考える。一方、仁宗(じんそう)から国境軍を任された葉昭(ようしょう)は […]
長い間、養生していた葉昭(ようしょう)が武術の特訓を再開。胡青(こせい)らが戦死したと思っている彼女の心には西夏への復讐の念があった。その頃、西夏の王宮では正体を隠して潜入中の胡青と柳惜音(りゅうせきいん)が再会を果たし、秘密裏に情報を交換し始める。一方、宋では葉昭の気持ちを汲ん […]
胡青(こせい)が西夏(せいか)王に献上した宝剣がかつて西夏王が野利遇奇(やりぐうき)に授けたものだったことから、西夏王は野利遇奇が宋と通じているという疑念をもつ。そして、伊諾(いだく)の偽造した文の内容を信じた彼は、野利遇奇を処刑し、以前から目をつけていた彼の美しい妻・没蔵黒雲( […]
胡青(こせい)たちは夜中にこっそり西夏に物資を運ぶ一行に出くわし、彼らが祈(き)王の密使であることを知る。そこで、胡青はその密使になりすまして西夏の王宮に潜入することを計画。これが見事に成功し、胡青たちは西夏(せいか)王の信頼を得ることができる。さらに、伊諾(いだく)に近づいた胡 […]
西夏軍と戦うため柳天拓(りゅうてんたく)とその補佐役として胡青(こせい)が前線へ赴く。そこには伊諾(いだく)が待ち受けており巧妙な罠を仕掛けていた。そして、胡青が伏兵を心配する一方、柳天拓が進軍を強行した結果、宋軍10万は壊滅。柳天拓は戦死し、胡青、秋老虎(しゅうろうこ)らわずか […]
仁宗(じんそう)が倒れたのは懐妊を望む郭(かく)皇后が仁宗の食事に祈(き)王妃からもらった薬を混ぜていたことが原因だった。それに激怒した仁宗は郭皇后を冷宮へと送る。その後、文官ながら前線に派遣された范仲淹(はんちゅうえん)は、知恵を絞って国境の防備を固め始める。それが功を奏して西 […]
柳惜音(りゅうせきいん)の手巾を見せられても祈(き)王の裏切りを信じたくない仁宗(じんそう)が悩んでいた頃、葉昭(ようしょう)の伯父で柳惜音の養父である将軍・柳天拓(りゅうてんたく)が居平関から上京する。彼は葉昭の軍務を引き継ぐようにという詔を持参していたが、それは偽物だった。そ […]
葉昭(ようしょう)の体が日増しに弱っていき、楊(よう)氏が避妊薬の思わぬ副作用に不安を覚え始める一方、海(かい)夫人からの情報で葉昭と趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は楊氏に疑いの目を向ける。その途端、彼女は何者かに毒殺され、楊氏が葉昭に盛っていたのは心臓を弱らせる猛毒だったことが判明 […]
葉昭(ようしょう)が身ごもれないと楊(よう)氏から報告された趙(ちょう)太妃は、楊氏を第一夫人にと考える。葉昭もその意を汲んで趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が楊氏と夜を過ごすよう仕向けるが、彼は楊氏には見向きもせず、葉昭の体を治すため医書を読むのに懸命になる。その頃、柳惜音(りゅうせ […]
ひそかに西夏と通じていた祈(き)王は柳惜音(りゅうせいきん)を利用して哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)を手駒にしようと画策。それに気づいた柳惜音は屋敷から逃げ出すがすぐに連れ戻される。だが、彼女は哈爾とんが西夏の王子と知ると、その求愛を受け入れることにする。一方、祈( […]
趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が毎晩葉昭(ようしょう)と一緒に過ごしているため、このままでは子供が望めないと将来に不安を感じる楊(よう)氏。彼女は祈(き)王妃からこっそり避妊薬の処方箋をくすねると、こっそりお茶に混ぜて葉昭に飲ませる。その頃、江北の祈(き)王の屋敷には記憶を失くしたと […]
趙玉瑾(ちょうぎょくきん)と葉昭(ようしょう)は美女に目がない将軍・貝里時(ばいりし)に狙いを定め、お色気作戦を決行。辛抱たまらず美女をさらおうと軍営に忍びこんできた貝里時を人質に取った彼らは城門を開けさせ、見事に敵を制圧する。一方、胡青(こせい)も儂智高(のうちこう)を取り逃が […]
祈(き)王の援助で恵州の逆賊・儂智高(のうちこう)が挙兵し崑崙関を占拠。その討伐に胡青(こせい)が任命され出征していく。その後、貝州でも反乱が起こると、劉(りゅう)太傅が軍を率いることに。だが、胡青が崑崙関を奪還して勝利を収める一方、貝州の劉太傅は音信不通で仁宗(じんそう)は焦り […]
偽物作りの名人が殺された事件の裏には何か陰謀があるはずだと疑う趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼は今度こそ黒幕の正体を暴こうと、悪友たちに協力を依頼して仁宗(じんそう)に根回し。巡城御史の副官に登用された張珪(ちょうけい)がさっそく調査を開始する。そして、彼のお手柄で凄腕の泥棒・陳天 […]
紅薔(こうしょう)の事件は陸震庭(りくしんてい)の妻の証言により、盗みを働いた紅薔が罰を恐れて自ら井戸に身を投げたということで処理されてしまう。そして、范仲淹(はんちゅうえん)は養女の死を悲しむ間もなく、仁宗(じんそう)から三司使の財務監査を命じられる。ところが、范仲淹が熱心に帳 […]