秦は丹陽での戦いで楚に勝利する。このことで魏夫人と魏少使から嫌がらせを受けたびしゅは、祝宴中の秦王に楚との関係修復を直訴。さらに秦楚対立の原因を作った張儀を非難すると秦王は激怒し、取り乱したびしゅは倒れてしまう。秦王は後宮の実権を魏夫人に戻し、びしゅは安静のため外出禁止に。祖国と […]
雨柔の案内で包拯は王守忠の身柄を確保する。その頃、宮門には李太妃が現れ、仁宗と陳林に合わせてほしいと夏懐敏に掛け合っていた。その正体を怪しんだ夏懐敏は、李太妃を楊太妃のもとに預け、切り札として守るように伝える。一方、開封府に戻った包拯の前には、尹若朝、王延齢、張徳林の3人が待ち構 […]
びしゅは大王に叱責され倒れるが、懐妊が原因だった。出産後の樊少使を見舞ったミーユエは、転落は何者かの悪意でないかと考える。楚から戻った張儀は、斉楚の同盟解消の見返りに六百里の地の割譲を約束したと報告。600里の土地と勘違いした大王は舌切りの刑を命じるが、ミーユエが誤解を解く。張儀 […]
包拯は仁宗にこれまでの事件の経過と疑問をぶつける。包拯に問い詰められた仁宗は、明月小築に火を放ったのは自分だと明かす。仁宗は皇帝の権力を取り戻すため、張燕燕を味方につけて明月小築を燃やし、折りしも明月小築を燃やすために皇宮に忍び込んでいた張子雍に救われたのだった。仁宗から真実を告 […]
ミーユエは馬小屋で大公主の孟えいに出会い、意気投合する。一方、楚王は斉と組み秦を攻めようとしていた。出兵を唱える公孫衍に対し、張儀は楚斉の同盟を壊してくると宣言。武関でびしゅを殺そうとした女官が魏夫人を訪ねるのを見たミーユエは、女を捕らえ大王の前で魏夫人ともども罪に問うも、その女 […]
張子栄は周児と偽の夫婦になる決意をし、皇太后に許しを得ようとするが、皇太后は豪華な嫁入り道具を用意し、明日には親戚の家へ輿入れするよう周児に告げる。周児を別の者に嫁がせたくない仁宗は、周児と子栄が淫行を働いたように見せかける。しかし皇太后が2人に厳しい罰を与えようとしたため、2人 […]
王宮内にいる義渠との内通者についてミーユエは秦王に調査を願い出るが、後宮に波風を立てる行為だと非難され、符節の件は立ち消えに。国の安泰のためにえい華を秦の太子に立てたいとする魏王の意図を受け、公孫衍は魏夫人に張儀を買収させ立太子を進めようとする。これを知ったびしゅとミーユエは、張 […]
刺客に襲われた包拯は、開封府で寝泊まりすることにする。張子雍は打つ手がすべて裏目に出ると悟り、禁軍副統領・王守忠を都から逃がそうと決意。しかしその対応に不満を抱いた王守忠は、夏懐敏に対し最後の切り札を出す。一方、張子栄との結婚を断った周児に対し、皇太后は別の縁談を持ち出していた。 […]
魏夫人と魏少使の寝殿に前王后の遺品が続々と運ばれる。魏夫人は妃たちを集めびしゅへの対抗を呼びかけるも団結しない。一方、蜂飼いに救われた黄歇は、自分の名前を含め記憶を失っていた。ミーユエは符節の存在を知り、義渠への内通者が王宮内にいると推理し秦王に報告する。樗里疾は魏夫人と公孫衍に […]
夏懐敏から毒消しを手に入れるため、話し合いの場を設ける張徳林。自らも毒入りの酒で夏懐敏を脅し、表面上の和解にこぎつける。その内実を知らない王延齢は戸惑いを隠せない。一方、火事の真相を明らかにすべく尽力する包拯だが、さまざまな思惑が渦巻く中で真相究明は難航していた。そんな中、かつて […]
婚礼の席でびしゅに対し言葉で攻撃を仕掛けてくる魏夫人に応戦し、魏夫人を黙らせたミーユエ。だが、秦王とその姉、えい夫人は言外にミーユエをたしなめる。朝賀の場で魏夫人は前王后の遺品の茶碗でお茶を出すなど嫌がらせをする。びしゅがミーユエの助言通り、全員に同じ下賜の品を与えると魏夫人と従 […]
包拯と周児は焼け跡に残された瓶の欠片から、王霊児が被害にあった梧桐小築には油がまかれていたと確信する。その頃、張子栄は参内した父親の張徳林に、兄の子雍を逃がすために自分が梧桐小築に火をつけたのだと告げる。一方、張徳林からの追及を恐れる夏懐敏は、張徳林からは守ってやれないと皇太后に […]
ミーユエは羊泥棒の少年を引き取り、狼に育てられた彼を狼(ろう)と名付ける。義渠王はミーユエを自分の妃にするため返還を拒否するが、張儀の仲介で最終的に食糧と引き換えにミーユエを秦に返すことで合意。秦に到着後、ミーユエは黄歇の遺体の捜索に向かうが、崖の下で彼の香袋を見つける。2人で約 […]
都に到着した包拯は早速、捜査を開始。包拯から火事で最も恩恵を得た者を尋ねられた尹若朝は、開封府に投獄中の郭槐に話を聞き出そうとごちそうを振る舞うが、肝心な答えを聞く前に郭槐は毒入りの料理を食べて死んでしまう。毒を盛った疑いのある獄卒も殺され、責任を問われた尹若朝は投獄され、開封府 […]
秦に向かう楚の隊列を義渠が襲う。ミーユエはびしゅと一行を守るため、びしゅの外套を羽織って花嫁に成りすまし、一行から義渠を引き離す。ミーユエを助けに来た黄歇は戦いの末、崖から転落してしまう。ミーユエはおとりだったと判明するものの、義渠王のたりくは男勝りなミーユエに惹かれ始める。楚の […]
張徳林の娘の張燕燕と王延齢の孫娘の王霊児の居所に、何者かが火を放つ。死人は出なかったものの、自分が狙われたと思った仁宗は疑心暗鬼になり、食事にも手を付けようとしない。都入りした包拯は、太監の郭槐から火事が起きた夜の状況を聞く。それによると、仁宗を火の手から救った2人の太監がいつの […]
武関へ到着した楚の一行。衰弱したびしゅのため、ミーユエは薬屋の店主、ようぜいの助けで薬を購入する。その夜、再会した黄歇とミーユエは、3日後に出奔することを約束。ところが、びしゅが二人の計画に気付いていたことを知ったミーユエは、出奔はびしゅを咸陽に送り届けた後にすると黄歇に告げ、香 […]
皇太后が摂政を続けるか、それとも仁宗の親政(しんせい)かで朝廷が揺れ動いている中、想い人である周児から結婚を拒まれた仁宗は、王延齢の孫娘と張徳林の娘のどちらかを皇后に選ぶという決断を迫られていた。張徳林の長男・子雍(しよう)は、張家の権勢を守ろうと、姉が嫁いだ後宮へ独断で乗り込む […]
びいんと黄歇の婚儀の日、びいんが部屋まで迎えに行くと黄歇は逃げた後だった。びいんはびしゅの輿入れ式に乱入し、ミーユエを罰するよう申し立てるも一蹴される。ミーユエは楚に1人残るびじゅうに別れを告げ、魏冉、葵姑と共に秦へと旅立つ。国境の町、襄城に着いた夜、ミーユエの部屋を唐昧が訪ね、 […]
我が子である仁宗との再会を望む李太妃。協力すれば出世を約束すると公言し、包拯の怒りを買う。その頃、朝廷では、成長した仁宗に政(まつりごと)を返すべきだという声が上がっていた。摂政として権力を握る皇太后にとっては耳障りでしかない状況の中、張子栄が仁宗を“真の皇帝”とすべく動き出す。 […]
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