僖嬪は必至で懐妊する術を考えていたところに、出入りをしていた小春に無理矢理関係を持つ。無事、懐妊するが小春にはお腹の子供は皇帝の子であり一切真実を言わない約束をさせ財宝を小春に渡し宮廷から追い出す。数日後、小春は再び宮廷に僖嬪の為に塗った衣装を渡そうとするが財宝盗人とされ…
冷宮に居る雲嬪は李が急に来なくなったのを不審に思い、街にいる妹の牡丹(ぼたん)を冷宮に身代わりとして入れ替わり、李に会いに行く。しかし、出世した李は雲嬪が疎ましくなり、事故死させようとする。
晴川が第八皇子に夕べの出来事は第十三皇子の仕組まれたことと真相を告げ、ふたりの仲は元に戻った。第四皇子と第八皇子を天秤にかけていると考え第八皇子に晴川は相応しくないと良妃は、晴川に第八皇子に近づくなと告げるが晴川から逆に息子を思うのなら意思を尊重すべきと言われる。
偽勅罪で禁固されている果親王を助けるため、嘉嘉は憐児の元に。嘉嘉は果親王が実は憐児と駆け落ちするつもりだったが、嘉嘉のお腹に子供がいることを知り戻ってきたことを告げ、憐児助けて欲しいと心願する。
第十八皇子と第九皇子の視察に出発する日、晴川は城の上から溢れる涙を止められずにいた。そして、第十三皇子は落ち込んでいる晴川に第八皇子の生みの母である良妃に食事を届けて欲しいと依頼し、僖嬪には晴川と良妃が密会していると思わせるように仕向ける。そして一方、晴川会いたさに第八皇子が一睡 […]
太妃の体が弱り危篤状態であった。果親王は雍正帝に最期に太妃を皇太后にして志願するのを制して育ての母でもある太妃と2人きりで話をする。自分よりも太妃の果親王への想いの深さを知り孤独感に苛まれる。
子供がいないことをからかわれた僖嬪は、ついに悪祖が始まり懐妊したと嘘をつく。そしてその頃、謹慎中の第四皇子に宮廷に戻るように言われ戻ってきた第十三皇子は、僖嬪が晴川に大事な御守を皇帝に渡すよう指示しているのを立ち聞きする。そして第十三皇子は晴川の元を訪ね、御守を盗み出し2人の関係 […]
出世を目論む李衛(り・えい)は、冷宮にいる陛下の元寵愛を受けていた雲嬪と密会し皇帝の好み等を聞き出していた。ある日宮女に2人の密会現場を目撃されてしまい、李は咄嗟に宮女を殺害する。李は雲嬪に宮女に襲われ正当防衛で殺してしまった事にするよう指示する。
朱三太子の周辺が騒がしいという皇帝の嘆きを聞いた第四皇子は、これを利用しようと朱三太子の元に向かい、事態を治めて皇帝に褒められようとする。一方、第八皇子と晴川も、一派を捜索していた。夢仙居のおかみや妓女たちに協力してもらい計画実行するが、朱三太子の妊婦の妻が産気づいてしまう。
憐児は母の命日で慈寧宮にいた小正子(皇帝)に食事を届けに行ったところ、襲香の宦官たちに鍵を掛けられ2人は閉じ込められてしまう…宦官と宮女の密会が見つかれば死罪に。その中で小正子は無事に済んだら結婚してくれるかと言う。
皇太子が起こした反乱は第八皇子によって阻止されたが、徳妃の発言により皇帝は、逆に第八皇子と僖嬪を責めるのだった。一方、第四皇子と晴川はお互いの気持ちがついに通じあったのだった。それを見かけてしまった素言は第四皇子に私は都合のいい女だったのかと詰め寄るが、第四皇子の心は晴川にあるの […]
再び傷心の憐児は宦官で小正子と名乗っている男が雍正帝と気が付かずに会っていた。そして憐児を疎ましく思う襲香が、2人が会っているところに憐児を取り押さえようと宦官たちを送りこむ。2人は逃げ場が無くなり井戸の中へ落ちる
金枝はショックのあまりに夫の第四皇子と晴川が密会していたと皇帝に訴えてしまう。しかし、第四皇子は晴川を連れて堂々と宮廷に帰ってくる。皇帝は晴川と第四皇子を宋人府に拘留させる。その事態を知った皇太子は晴川を助けたい一心で徳妃に泣きつくが、軍を率いて力ずくで救出するしか方法がないとそ […]
雍正帝は気晴らしに庭を散策していた、そこに宮廷を脱出しようと侍衛に扮した憐児が皇帝とは知らずに、陛下の場所なので見つかると殺されると声を掛ける。雍正帝は無邪気な憐児に興味が沸く。お腹のすいた2人はこっそり御膳房へ行く。
素言は第四皇子の指示により、皇太子の宮女になる。第四皇子は皇太子にどうにか失態をさせられないかを考えていた。ある日、第四皇子は晴川を町で見掛け夢仙居にいることを知るが、晴川は第四皇子と会わないようにした。そして第四皇子は夢仙居で呑みながら、壁の向こうにいる女性が晴川とは知らずに弱 […]
娘を自分の欲望から事故死させてしまった婉嬪は、雍正帝に廃され死刑宣告をされる。この世に失望した婉嬪は自害しようとする。憐児は在籍するところが無くなってしまい、憐児と玉漱は宮廷からの脱走を計画する。
川に投げ込まれた晴川は漁夫に助けが、意識が戻ると娼館にいた。そこのおかみに働かされそうになるが拒み柱に縛りつけられているところに、とうのたった妓女の紫烟(しえん)が通りかかる。晴川は紫烟に昔のように人気の妓女にすることを約束し、その代わりに助けてもらう。晴川は、ある秘策を思いつく […]
雍正帝が現れない婉嬪は寂しさと怒りのあまり庭の池に入水しているところを蘇が見かける。蘇は助けようと入水するが、婉嬪の怒りは収まらない。蘇は怒りをおさめようと辛者庫にいる憐児を景仁宮の婉嬪につける提案をする。
官僚夫人たちの財宝を被災民の救済対策に充てるという愚策は、実は第四皇子の発案であったことを皇太子が言ってしまう。第四皇子は慌て、官僚たちに更に被災民の面倒をみるように提言する。しかし官僚たちは納得せず、逆に第四皇子の暗殺を目論む。第四皇子は龍淵閣の前で刺客たちに襲われるが、そこに […]
雍正帝は晴川のことがまだ心の奥では忘れられずにいた。毎年6月12日だけはどの側室の元にも訪れず、一人で庭の砂利道を歩き想い出していたのだった。その噂を聞きつけた襲香は憐児に行かせないようにし、雍正帝の前を歩く
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