霍光(カクコウ)が亡くなり、一夜にして霍家(カクケ)は権勢を失う。それでも皇后の座を手に入れたい霍成君(カクセイクン)は、劉詢(リュウジュン)に身ごもったと嘘をつく。しかし、劉詢は許平君(キョヘイクン)の命を奪った霍成君への仇討ちを忘れてはいなかった。そんな中、劉詢と対立した孟カ […]
許平君がお産を待たずに亡くなり、悲嘆に暮れる劉詢(リュウジュン)。彼は馬車が壊れるよう細工がしてあったことを知るが、それを胸に留めて葬儀を行う。一方、雲歌は亡き劉弗陵の願い通り憎しみを忘れるため、故郷へと帰っていく。そんな彼女に孟カク(モウカク)は「いつか必ず訪ねに行く」と約束す […]
劉弗陵(リュウフツリョウ)に毒を盛ったのは孟カク(モウカク)ではないかと疑惑をもった雲歌(ウンカ)。彼女は同じ毒を盛った料理を孟カク(モウカク)に出して復讐を果たそうとする。そんな彼女の気持ちに気づいて、あえて毒入りの料理を口にした孟カク(モウカク)。それを見届けた雲歌は劉弗陵の […]
孟カク(モウカク)と雲歌が罪に問われず無事に戻って3ヶ月。孟カク(モウカク)は「雲歌だけを妻にしたい」と言って許香蘭(キョコウラン)と離縁する。そして、劉詢(リュウジュン)のはからいで孟カク(モウカク)は太傅(タイフ)の職に復帰し、雲歌は張太医(チョウタイイ)から医術を教わること […]
劉詢(リュウジュン)から雲翊(ウンヨク)を逃走させたと疑われた孟カク(モウカク)は、雲歌(ウンカ)の代わりに罪をかぶり、罪人として追われる身に。事実を知った雲歌は孟カク(モウカク)を追いかけ、傷を負った彼を見つけると必死に看病する。そして、彼女は孟カク(モウカク)がかつて砂漠で出 […]
劉胥を拉致したのは故郷に帰ったはずの雲翊(ウンヨク)だった。そして、雲翊は雲歌の仇であり、辺境の民に災いをもたらすであろう劉胥を、孟カク(モウカク)が止めるのも聞かずに殺してしまう。結果、逮捕された雲翊は牢につながれ、厳しい尋問を受けることになる。そんな兄の窮状を知った雲歌は許平 […]
後から後宮に入った公孫長使(コウソンチョウシ)がすぐに身ごもったにもかかわらず、霍成君(カクセイクン)は寵愛を受けていながら一向に子供ができない。そんな中、公孫長使が流産し、許平君(キョヘイクン)は霍成君の陰謀ではないかと疑う。その頃、辺境を鎮圧する軍を指揮するはずの劉胥(リュウ […]
孟カク(モウカク)は皇太子・虎児(コジ)を教え導く太傅(タイフ)に任命される。そして、劉詢の勅命により皇后・許平君の従妹・許香蘭(キョコウラン)と雲歌の2人を娶ることになる。許香蘭が孟カク(モウカク)に想いを寄せる一方、孟カク(モウカク)を苦しませるためだけに結婚を決意した雲歌。 […]
霍光(カクコウ)が雲歌(ウンカ)の父と義兄弟だったことがわかり、霍家(カクケ)に養女として迎え入れられることになった雲歌。彼女は胸に復讐心を秘めつつ、霍家で新生活を始める。一方その頃、宮中では許平君(キョヘイクン)と霍成君(カクセイクン)、どちらを皇后に立てるべきか意見が対立して […]
雲歌が劉弗陵(リュウフツリョウ)の忘れ形見を身ごもっていると知った孟カク(モウカク)。彼はお腹の子を犠牲にしなければ雲歌の命は救えないと悟り、霍成君に促されるまま、自らの手で雲歌に堕胎薬を飲ませる。一方、皇帝に即位した劉詢は約束どおり霍成君を後宮に迎え入れ、許平君(キョヘイクン) […]
霍光(カクコウ)の敵に回ったことで、即位27日目にして帝位を剥奪され追放された劉賀(リュウガ)。彼は昌邑(ショウユウ)に戻る道中、霍光の刺客に襲われ、孟カク(モウカク)の腕の中で絶命する。一方その頃、劉詢(リュウジュン)は即位するために仕方なく霍光と手を組むことを決意、霍成君(カ […]
霍光の陰謀で長安に到着した劉賀の一行が賊に襲われ、劉詢(リュウジュン)に濡れ衣が着せられる。同時に、劉賀の弱みを見抜いた霍成君は彼の恋人・紅衣(コウイ)に毒を盛り、劉賀を脅迫する。その結果、劉賀は念願の帝位を手に入れたものの愛する女性を失い、自暴自棄になってしまう。そして、復讐を […]
劉弗陵(リュウフツリョウ)が崩御すると、その事実は瞬く間に宮中に知れわたる。そして、霍光(カクコウ)は劉賀(リュウガ)を即位させるため、皇太后となった上官小妹(ジョウカンショウマイ)を利用して、彼を長安に呼び戻す。一方、劉弗陵の死で悲しみに打ちひしがれていた雲歌(ウンカ)は、何者 […]
劉弗陵が毒に侵されたのは、5年前から彼の命を狙っていた劉賀(リュウガ)の仕業だったことに気づいた孟カク(モウカク)は、彼と義兄弟の絆を断つ。一方、自分の後継者に劉賀ではなく劉詢(リュウジュン)を選んだ劉弗陵は、劉賀に昌邑(ショウユウ)に戻るよう勅命を出す。だが、劉詢が即位すれば霍 […]
百合(ハクゴウ)は自分の体を犠牲にして解毒薬をつくり、そのおかげで劉弗陵(リュウフツリョウ)の容態は少しずつ快方に向かう。だが、治療に伴い百合の体はだんだんと衰弱。劉弗陵と雲歌(ウンカ)がその事実を知ったとき、百合の命は燃え尽き、劉弗陵を治す術も失われてしまったのだった。そこで、 […]
雲歌から重い病に苦しむ劉弗陵の治療を頼まれた孟カク(モウカク)。彼は劉弗陵が完治すれば自分に嫁ぐと雲歌に約束させる。そして、劉弗陵を命の恩人と慕う百合(ハクゴウ)と一緒に治療を開始。やがて、2人は雲歌が劉弗陵に贈った香り袋に毒が混ざっていることに気づく。その毒を消すには、100年 […]
劉弗陵(リュウフツリョウ)は皇后の座を狙う霍成君(カクセイクン)から上官小妹を守るため、ついに彼女と床入りの儀式を行うことを決める。そして、彼は雲歌(ウンカ)に「上官小妹(ジョウカンショウマイ)に世継ぎを産ませたい」と伝える。その言葉に深く傷ついた雲歌は宮中を出ていくことを決心、 […]
水に落ちて以来、咳に悩まされている雲歌。彼女は劉賀から贈られた沈香のおかげで咳が楽になり、夜も眠れるようになっていた。だが、その沈香は孟カク(モウカク)に頼まれて劉賀が代わりに贈っていたことを知る。一方その頃、劉弗陵は上官小妹と共に過ごすようになり、雲歌を避けるようになる。雲歌は […]
劉弗陵(リュウフツリョウ)の体調が優れないと聞いた雲歌(ウンカ)は、カ皇殿(カコウデン)を訪れて彼の回復を祈願。そこで孟カク(モウカク)から劉弗陵あてのお守りを託された雲歌は、香り袋にお守りと劉賀(リュウガ)から贈られた沈香(ジンコウ)を入れて劉弗陵に渡す。その後、劉弗陵の即位1 […]
勅命によって劉詢(リュウジュン)の名に戻り、陽武侯(ヨウブコウ)に封じられた劉病已(リュウヘイイ)。彼は劉賀と共に宮中に呼ばれ、それぞれ国の問題を解決する任務を担うことになる。実は劉弗陵は有能な者に皇帝の座を譲り、雲歌と共に自由に生きる未来を思い描いていたのだ。それを知った上官小 […]