投獄された段宏(だんこう)は衛子夫(えいしふ)に説得され、爰枢(えんすう)の陰謀を暴くため逃走。武帝・劉徹(りゅうてつ)は衛子夫が段宏のために何度も自分に逆らったことで、彼女の愛を信じてよいのか分からなくなってしまう。そんな武帝に対して衛子夫は、「信じてもらえないなら生きている意 […]
身ごもっていた李(り)夫人が毒殺され、段宏と衛子夫が密通していると書かれた遺書が見つかる。そこで、再び段宏と衛子夫の関係に疑念を抱いた武帝・劉徹(りゅうてつ)によって、段宏は都へ呼び戻される。しかも、武帝の疑いは晴れるどころか深まるばかりで当惑する段宏。彼は李夫人の養父として皇宮 […]
衛青(えいせい)が刺客に襲われ、自らの命を守るも病が悪化し、余命わずかと診断される。その頃、段宏(だんこう)の護衛で地方巡察に出ていた衛子夫(えいしふ)は、何者かに騙されて平陽県に滞在していた。そして、そこで衛青の危篤の知らせを受け取った衛子夫。彼女は橋が壊れていると知ると、何と […]
衛子夫(えいしふ)に逆恨みしていた平陽公主がその誤解を解き、長年の想いを叶えてついに衛青(えいせい)と結婚。彼女は病を抱えた衛青を支えて共に生きていく覚悟を決める。一方、しおらしい演技を続けてきた李(り)夫人が、とうとう衛子夫の前でその卑劣な本性を現す出来事が起こる。しかも、彼女 […]
息子・襄(じょう)を亡くして都に戻ってきた平陽公主(へいようこうしゅ)。拠り所のなくなった彼女は将来を不安に思い、衛子夫の時と同じように美しい歌妓を献上して、武帝・劉徹(りゅうてつ)の信頼を得ようと考える。結果、魅惑的な香りと謙虚な態度で武帝を惹きつけた李姫(りき)が後宮に入り、 […]
洋々たる前途が待っていたはずの霍去病が急逝し、皆が悲しみに暮れる。また、段宏(だんこう)は仮面夫婦だった麗姫(れいき)と離縁、本当に愛してくれる男性と幸せになってほしいと別れを告げたのだった。一方その頃、元皇后の陳嬌(ちんきょう)は生きる希望もなく病に伏せっていた。彼女は死ぬ前に […]
大勝利を上げて衛青(えいせい)とその甥・霍去病(かくきょへい)が凱旋、衛子夫(えいしふ)の一族がますます権勢を誇ることを王桑(おうそう)・王燕(おうえん)の姉妹は快く思っていなかった。そんなある日、姉妹は武帝・劉徹(りゅうてつ)に招かれて後宮で最も豪華な椒房殿を訪れる。そこで、武 […]
沈葭の死を嘆き悲しむ衛青は心を閉ざしていたが、衛子夫(えいしふ)からの手紙を読んで立ち直り、敵との決戦に向けて奮起する。一方、宮中では沈葭の葬儀の準備が進められていたが、突然、易寒(えきかん)が殺人犯として逮捕されてしまう。易寒は本名が元逵(げんき)であること、恩師の命を奪った兄 […]
衛青(えいせい)が辺境を平定するために最後の戦いに出陣することになる。折しも、衛青が長年の戦ですっかり臓腑を痛めていることに気づいた沈葭(しんか)。彼女は夫を説得して彼の世話をするために戦場に同行する。だが、運悪く沈葭は1人で森に出かけた時に敵の手に落ちてしまう。しかも、沈葭を人 […]
王燕(おうえん)の息子・?(こう)がおもちゃの太鼓で叩かれ額に怪我をする事件が起こる。ちょうどそばにいた衛子夫の息子・拠(きょ)の仕業と思われたが、目撃者はなく、拠は自分はやっていないと母親に訴える。実は、犯人は爰枢(えんすう)の謀計に従って拠を陥れようと図った王桑だった。そんな […]
平陽公主(へいようこうしゅ)は劉安(りゅうあん)の一味と付き合いのあった夏侯頗(かこうは)と離縁。一方、武帝・劉徹(りゅうてつ)は王桑(おうそう)の言葉から段宏(だんこう)と衛子夫(えいしふ)の関係に疑心を抱きはじめていた。そんな中、段宏が劉安の養女・麗姫(れいき)を宮中に匿って […]
王燕が皇子を産み、大いに喜んだ武帝と衛子夫は皇子に閎(こう)と名付ける。一方、淮南では段宏が劉安(りゅうあん)の挙兵を阻止、味方に犠牲を出さずに謀反を鎮圧することに成功したのだった。そして、田蚡(でんふん)と劉安が共謀していた証拠を携えて都に戻った段宏は、武帝とともに竇嬰(とうえ […]
懐妊した王燕(おうえん)に毒が盛られ、王燕を恨む姜柔(きょうじゅう)の仕業だと気づいた衛子夫(えいしふ)は彼女を尋問。だが、姜柔は悔い改めるどころか、衛子夫の指示でやったと武帝・劉徹(りゅうてつ)に噓をつく。そこで、心を鬼にして姜柔に死刑を言い渡した衛子夫。彼女は皇后が担う責任の […]
衛青の暗殺に成功したと考えた劉安(りゅうあん)は、淮南で挙兵する準備を進めていた。その謀反の動きを見抜いていた武帝は、衛青、段宏(だんこう)とともに密かに反乱軍を一網打尽にする作戦を立てる。だが、思いがけない邪魔が入りあと一歩というところで作戦は失敗。そこで、段宏が淮南に派遣され […]
武帝・劉徹(りゅうてつ)から大将軍に任命された衛青(えいせい)が謎の刺客に襲われる。ただちに城門は封鎖され、心配した平陽公主(へいようこうしゅ)は衛青の邸に駆けつける。だが、沈葭(しんか)と衛子夫(えいしふ)が武帝の勅命を理由に面会を拒み、彼女は衛青の安否も分からぬまま帰される。 […]
新たな妃選びが始まり、貧しい出身ながら美しい姉妹、王桑(おうそう)と王燕(おうえん)が最終選考に残る。そんな中、気弱で優しい王燕が食事も何もかもすべて、気の強い自信家の姉・王桑に譲って尽くしていたことを知った衛子夫。彼女は王燕のほうが妃にふさわしいと考えて彼女を選ぶが、実はこの裏 […]
下劣な本性を現した夏侯頗(かこうは)と仲違いした平陽公主(へいようこうしゅ)は、1人で病身の王皇太后(おうこうたいごう)の元へ。そんな娘を見た王皇太后は嘆きながら絶命。悲しみに暮れる平陽公主は、何もかも衛子夫(えいしふ)のせいだと考えて恨みを募らせるのだった。一方、衛子夫は皇子が […]
易寒(えきかん)の機転で劉安(りゅうあん)の陰謀は阻止され、衛子夫(えいしふ)に対する悪い噂も消える。そこで、武帝・劉徹(りゅうてつ)は易寒に褒美を与えようとするが、料理人にしては博学な彼に疑いをもつ。すると、易寒は今まで隠してきた過去を初めて皆の前で告白したのだった。一方その頃 […]
衛子夫が皇后に即位して以降、日照りが続いているのは不吉だという噂が流れはじめる。その頃、竇太主(とうたいしゅ)の従兄・劉安(りゅうあん)が雨乞いの儀式を行うと称して淮南から都へやって来る。そして、夢で災いの元は衛子夫だと知らせるお告げがあったと言い出した劉安は、彼女が後宮を離れさ […]
皇后即位の前に武帝・劉徹(りゅうてつ)に里帰りを許された衛子夫(えいしふ)は、段宏(だんこう)に伴われて2人の思い出が残る故郷を訪ねる。そこで初めて、段宏がずっと忘れられない女性というのが自分のことであると気づいた衛子夫。彼女は段宏に未練を断ち切ってもらうために、かつて彼が贈って […]