将軍として戦果を上げて凱旋した衛青だったが、平陽公主(へいようこうしゅ)と結ばれることは彼女の名誉を汚すことになると悟って、別の女性と結婚することを決意。彼は長年、自分を慕ってくれていた衛子夫の侍女・沈葭(しんか)を妻に選ぶ。そのことで大きな失望と悲しみを味わった平陽公主は、衛青 […]
将軍として初陣を飾ることになった衛青(えいせい)が出陣する。その頃、衛子夫(えいしふ)は4人目の子供を妊娠。同時に、病を患っていることがわかるが、お腹の子供を守るために決して薬は飲まないと決意する。結果、武帝・劉徹(りゅうてつ)は万一の場合、母と子のどちらの命を救うか決断を迫られ […]
いまだに子衿湯の禁断症状が残る武帝は、陳皇后と竇太主を決して許そうとはしなかった。だが、衛子夫の嘆願で死罪だけは免除することにし、陳皇后を廃位して長門園へ移し、竇太主を追放処分とする。一方で、2人に協力した楚服は公開処刑される。それを見届けた楚服の弟弟子を愛する爰枢(えんすう)は […]
心身ともに衰弱した衛子夫(えいしふ)の解毒を急ぐ武帝・劉徹(りゅうてつ)は宮中捜索を決断。結果、王皇太后(おうこうたいごう)の部屋からその毒が見つかり、楚服(そふく)を尋問した武帝は彼女に解毒剤を出させて衛子夫の命を救う。さらに、侍女や楚服から首謀者が陳皇后(ちんこうごう)と竇太 […]
不仲の王皇太后と衛子夫から逃れるように陳皇后の元に通う武帝・劉徹(りゅうてつ)。彼は麻薬入りとは知らずに陳皇后の出す子衿湯を飲んでくつろぐようになっていた。そんな時、衛子夫が自殺を図り、彼女を助けたい一心の武帝は楚服を頼る。そこで、衛子夫が毒によって正気を失ったと聞かされた武帝は […]
3番目の公主を王皇太后(おうこうたいごう)に取り上げられ、心配のあまり眠れぬ毎日を送る衛子夫(えいしふ)。やがて、彼女は取り乱して暴れたり、幻覚を見たりするなど、おかしな振る舞いが目立つようになる。一見、心の病によって正気を失っていくように見えた衛子夫だったが、実は陳皇后(ちんこ […]
一連の不幸な出来事はすべて衛子夫のせいだと考えるようになった王皇太后。彼女は衛子夫から3人の公主を取り上げようとし、衛子夫はそれに反発する。一方その頃、曹時(そうじ)が重い病を患い、信頼する衛青(えいせい)に妻・平陽公主(へいようこうしゅ)と息子・襄(じょう)を託して亡くなる。す […]
祟りに怯えるようになった田?(でんふん)が錯乱して死亡。田?とともに謀反を企てた共謀者がいると考えた武帝・劉徹(りゅうてつ)は、段宏(だんこう)に密かに調査を続けるよう命じる。その頃、弟を亡くした王皇太后(おうこうたいごう)は心労で体調を崩していたが、竇太主(とうたいしゅ)に紹介 […]
偽勅で竇嬰の処刑を止めようとするが、果たせなかった段宏。彼は武帝の密詔があると?をついて段宏をかばった衛青(えいせい)とともに罪に問われるが、一部始終を知った武帝・劉徹(りゅうてつ)によって事件は穏便に済まされる。そんな中、忠臣2人を処刑した武帝に失望した段宏は自ら辞職を願い出る […]
田蚡(でんふん)の謀略によって灌一族の罪が明らかになり、死罪をまぬがれることができなかった灌夫(かんふ)は処刑されてしまう。さらに、竇嬰(とうえい)も田蚡によって先帝の遺詔を偽造したという濡れ衣を着せられ、死罪を言い渡される。一方その頃、師と仰ぐ竇嬰が処刑されるという知らせを聞い […]
太皇太后の亡き後、王皇太后(おうこうたいごう)に溺愛される弟・田蚡(でんふん)が丞相の地位を利用して汚職を重ね、武帝・劉徹(りゅうてつ)は苦々しく思っていた。そんな時、段宏(だんこう)の恩人である灌夫(かんふ)が、前丞相・竇嬰(とうえい)とともに出席した結婚祝いの席で田蚡を糾弾す […]
衛子夫(えいしふ)が3人目の公主を生んだ頃、高祖廟で火災が起こり宮中の者は喪に服す。その際、陳皇后(ちんこうごう)は衛子夫の悪口を太皇太后(たいこうたいごう)に吹き込むが、自分の死期を悟った太皇太后は衛子夫の人柄と能力を認めて彼女に後宮の未来を託したのだった。そして、太皇太后は衛 […]
段宏(だんこう)がずっと忘れられない想い人というのが実は衛子夫だと気づいてしまった衛青(えいせい)。彼は段宏の秘めた想いが姉を危険にさらすことになるのではないかと心配する。そんな衛青の思いを知った段宏は、自ら危険な辺境の地への赴任を武帝・劉徹(りゅうてつ)に願い出る。そして、衛子 […]
武帝は衛青(えいせい)の誘拐を実行したのが韓嫣(かんえん)であることを突き止めたが、彼を成敗したくてもできないことに悩んでいた。だが、衛子夫(えいしふ)の協力で武帝はついに韓嫣の粛清を果たす。その後、衛子夫は無事に公主を産む。太皇太后(たいこうたいごう)は武帝の第1子である公主の […]
平陽公主(へいようこうしゅ)は夫・曹時(そうじ)が外に女を作ったのではないかと疑って問い詰める。すると、曹時は愛人が難産で亡くなったことを白状し、彼女が産んだ息子・襄(じょう)を嫡男にしてほしいと訴える。これまで子供に恵まれなかった平陽公主は深く傷つくが、襄を自分の息子として育て […]
衛青が殺されることを恐れた衛子夫は、陰謀の黒幕と見られる陳皇后のもとを訪れて直談判するが、出血して倒れてしまう。そこに衛子夫の懐妊の知らせを聞いて戻ってきた武帝・劉徹(りゅうてつ)が現れ、衛子夫もお腹の子供も事なきを得たのだった。その後、段宏(だんこう)が衛青を無事に連れ帰り、衛 […]
衛子夫(えいしふ)が懐妊したと知るや後宮の者たちは皆、掌を返したように彼女にすり寄るように。そして、太皇太后(たいこうたいごう)と王皇太后(おうこうたいごう)が安産祈願のために伝徳殿で祈祷することになり、後宮は陳皇后(ちんこうごう)に任されることになった。そんな時、衛子夫は陳皇后 […]
陳皇后は武帝の子を宿すため韓嫣(かんえん)が連れてきた医者の勧めに従ってありとあらゆる方法を試していた。そして、ついに懐妊の診断が下った陳皇后。喜び勇んだ彼女は満を持して懐妊を発表するが、それが誤診だと判明して失望する。その後、武帝は辺境へ視察の旅に出て再び皇宮を留守にする。その […]
陳皇后(ちんこうごう)が武帝・劉徹(りゅうてつ)の心をつなぎ止めようと突然態度を変え、衛子夫(えいしふ)に表向きは優しく接するようになる。その頃、年に一度、母の命日に兄弟姉妹が一堂に会す場に1人だけ参加できなくなったことを寂しく思っていた衛子夫。今年も外出の許可を得られなかった彼 […]
武帝が衛子夫の邸である蘭林殿から出てこなくなって幾日も経った。しかも、「誰も入れるな」という武帝の勅命があると言って、衛子夫が陳皇后(ちんこうごう)すら中に入れることを拒んだため、後宮は不穏な空気に。そこで、太皇太后(たいこうたいごう)が自ら蘭林殿を訪れ、武帝と会わせるよう衛子夫 […]