李(り)太后が帰京したことを知り、劉(りゅう)太后は思わず息を呑む。しかし20余年もの間、ずっと罪を背負って生きてきた劉太后は、何が起きても受け入れる覚悟を決めるのだった。一方、李太后は帰京して以来、頻繁に皇帝が自分のもとを訪ねてくることに不安を感じていた。皇宮で悪い評判が立ちか […]
陳琳(ちん・りん)が仕掛けを作動させたことで、包拯(ほう・じょう)らが幽閉されている部屋の壁が狭まり始めた。このままでは包拯らは押しつぶされて死んでしまう。李(り)太后は停止するよう命じるが、陳琳は聞く耳を持たない。展昭(てん・しょう)や盧方(ろ・ほう)たちが必死に壁の動きを止め […]
四方鎮で、ある男が経脈を絶たれて殺害された。包拯(ほう・じょう)と展昭(てん・しょう)は前日、彼と言い争っていた切り絵売りの婦人を探そうと、街で聞き込みを開始。しかし、街の者は口裏を合わせたように「知らない」と答える。さらに2人は、男の銭入れを拾った子供とその父親に話を聞こうとす […]
地下道の地図を奪取した北苑(ほくえん)大王は勝利を確信し、開封に大軍を待機させる。逆に地図がなければ遼の侵入を防ぎようがない包拯(ほう・じょう)らは頭を悩ませていた。そんななか、蕭璟(しょう・けい)が誕生日に蕭毅(しょう・い)から贈られた玉を手にすると、そこから光が放たれ地図が映 […]
残月隊のもとに、李達(り・たつ)が百香(はくこう)の生首を持って現れた。さらに彼は、包拯(ほう・じょう)を信じた智化(ち・か)が投獄された事実を挙げ、もはや残された道は計画を実行するほかないと迫る。包拯らがなんとか間者たちを救う方法を考えようとしていた矢先、街から彼らの姿が一斉に […]
蕭毅(しょう・い)と智化(ち・か)は家族を安全な場所に移し、李達(り・たつ)らとの戦いに備えようと話し合う。さらに蕭毅は「いざという時、きっと頼りになる」と、ある人物の住所を智化に渡した。しかし、そんな2人の前に突如、李達らが現れる。城外から宮殿に通じる地下道の地図さえ渡せば助け […]
蕭璟(しょう・けい)の誕生日の酒宴に集った展昭(てん・しょう)、盧方(ろ・ほう)ら兄弟たち。酒を飲み、大いに盛り上がっていたところ、蕭璟は人が訪ねてきたと聞き外へ出る。するとその瞬間、何者かに気絶させられてしまった。目を覚ますと、そこには蕭毅(しょう・い)が。彼は蕭璟を幼名の&q […]
護衛兵の死体を見つけた艾虎(がい・こ)は毒針に触れ、意識を失ってしまう。蒋平(しょう・へい)の診断によると、3日以内に解毒しなければ意識が戻らない可能性もあるという。兄弟たちに事件を伝えた蒋平は、その暗器の使い手が遼の鉄血殺手隊の一員、"銀針太婆"こと柳秋萍( […]
無実の何江(か・こう)を自害へと追いやった怒りから、開封府を燃やそうとする蕭璟(しょう・けい)。それに対し包拯(ほう・じょう)は、冤罪を作ってしまったことを認めたうえで開封府の重要性を説き、さらに真犯人逮捕を約束して何とか蕭璟を思いとどまらせる。その一方で、蕭璟自身も何江の死に責 […]
必死に何かを隠そうとしている様子の何江(か・こう)、途中で証言内容を180度変えた麗珠(れい・じゅ)ーー包拯(ほうじょう)と展昭(てん・しょう)は熊発(ゆう・はつ)殺害の犯人探しに頭を悩ませていた。そんななか、包拯は蕭璟(しょう・けい)を見張るよう展昭に指示を出す。その日の晩、蕭 […]