必死に何かを隠そうとしている様子の何江(か・こう)、途中で証言内容を180度変えた麗珠(れい・じゅ)ーー包拯(ほうじょう)と展昭(てん・しょう)は熊発(ゆう・はつ)殺害の犯人探しに頭を悩ませていた。そんななか、包拯は蕭璟(しょう・けい)を見張るよう展昭に指示を出す。その日の晩、蕭 […]
蕭璟(しょう・けい)が街で知り合った西瓜売りの何江(か・こう)と淫賊について話をしていると、熊発(ゆう・はつ)という名の男が何江の店へ取り立てにやって来た。返済期限を守らなければ母親の墓を荒らすと脅す熊発に腹を立てた蕭璟は、彼の希望どおり一緒に酒を飲む約束を交わす。その晩、待ち合 […]
包拯(ほうじょう)は第2代太宗(たいそう)帝の聖旨と第3代真宗(しんそう)帝の驚堂木を携え、ホウ吉(ほう・きつ)に裁きを言い渡す。立ち会っていた慮方(ろ・ほう)や白玉堂(はく・ぎょくどう)らは皇帝の許可なく斬首に処そうとする包拯を止め、自分たちの手でホウ吉を葬ろうとするが、包拯は […]
摩天嶺での出来事を語った崔十九(さい・じゅうく)の講談は瞬く間に民衆に広がり、皇帝の前でも披露するまでに。包拯(ほう・じょう)の作戦は、見事成功したのだ。自首した盧方(ろ・ほう)らは蒋平(しょう・へい)が捕らえられている牢へ入り、皇帝から千人坑掘り起こしの許しが出るのを待つことに […]
包拯(ほう・じょう)は太師府にて、代州の民を祀った位牌を見つけることに成功。皇帝は信頼していたホウ吉(ほう・きつ)の背信に、しばし茫然とする。包拯はさらにホウ吉を追い込もうと、遺体が埋まっている千人坑を掘るための許可を皇帝に願い入れた。すると、ホウ吉が自ら柱に頭を打ち付け、自害を […]
展昭(てん・しょう)は盧方(ろ・ほう)らの苦しみの原因を包拯(ほう・じょう)から聞き、さらにある計画への協力を依頼された。しかし、展昭は「御上に尽くすのは嫌だ」と言って断りを入れる。それに対し、官府は民のために努力していると言う包拯だったが、展昭に誘われて都を歩くと、そこには食に […]
単独でホウ吉(ほう・きつ)襲撃を図ろうとする白玉堂(はく・ぎょくどう)に盧方(ろ・ほう)が出した条件、それは太師府の罠を模した仕掛けを破ることだった。しかし、ホウ吉の手下に襲われ負傷していた白玉堂は、それを突破することができずに終わる。それでも単独行動にこだわる白玉堂は、太師府の […]
包拯(ほう・じょう)は代州の民謡を習得して、幽霊の集団へ潜入することに成功。しかし、運悪く蕭璟(しょう・けい)が仕掛けた罠にはまってしまう。思いがけない包拯の登場に、幽霊に扮した代州の人間たちは懸命に許しを請う。包拯は一行を開封府へ連行しようとするが、その瞬間、ホウ涛(ほう・とう […]
宋の都・開封を夜な夜なさすらう幽霊たち。白い装束を纏って黄色の紙銭を撒きながら歩む"それ"は、弔いの列に見えた。人々は相次ぐ幽霊騒動に恐れをなし、近頃では夜ともなると都はひっそりと静まり返っている。事態を重く見た朝廷の高官・ホウ吉(ほう・きつ)は、息子のホウ涛 […]