両親の仇を知ったシーウーは、どうすればいいのか分からず悩む。そして、千恵は日本に帰ることを彼に伝える。千恵に会わず、遠くから見送るシーウーは、稲重会から拳銃を預かり、組長の元へ向かい銃を発砲する…。6ヵ月後、千恵はある墓前にいた。
どんどん大所帯になる血連組。シーウーは、オババの協力を借りながら資金調達に励む。そんな中、アメンが襲われた。シーウーは稲重会との全面戦争を決意。解決策を求める千恵に組長は、ある過去の新聞記事を渡す。そして、同じものを稲重会に渡し…。
血連組をシーウーが再結成することになり、シーウーたちはケーキハウスから出て行くことになる。千恵はオババから助言を受け、シーウーから離れることを決意し、ケーキハウスに残ることにする。2人は寂しさを隠し、それぞれ別の道を歩きだす。
稲重会から、交換条件が出されたシーウー。組長が入院したことで、迷惑はかけられないと悩んだシーウーは、千恵に"オババ"に会いに行くようにお願いする。その翌日、オババがケーキハウスにやってきて組長とシーウーにあることを提案する。
千恵の実父がケーキハウスを訪ねてくる。千恵はケーキハウスに残るため実父に暴言を吐くが、シーウーは興奮する千恵にキスをして彼女を鎮める。結局、実父は千恵を残してケーキハウスを出るが、その後稲重会に捕まってしまい…。
稲重会に従う事にし組長に千恵は怒るが、組長はシーウーに千恵と逃げてほしいと話す。しかしシーウーは、自分のせいで起きたことに逃げることが出来ないと組長に抵抗する。そんな状況を知った、元血連組のメンバーもケーキハウスに集合する。
千恵は、達人とのデートで酔っ払ってしまい、2人はホテルで一泊する。なかなか帰ってこない2人を心配するシーウーだが、朝帰ってきた千恵に優しく注意することしかできない。達人の具合が悪くなり、千恵と病院へ。そこで達人の素性が明らかになり…。
シーウーは、改めて千恵に距離をとることを話す。千恵はシーウーの本心を聞き、シーウーから離れて達人を受け入れる覚悟をする。達人はホワイトエンゼルケーキをついに完成させ、皆を喜ばせる。そして千恵と達人は2人でデートに出かける。
千恵に守られたシーウーは、どうやって恩を返すべきか悩みながらケーキハウスに戻ってくる。そこへ高校時代に千恵を追いかけていた達人が現れ、驚く千恵。そんな中、シーウーから避けられてることに気づいた千恵は、シーウーの元へ向かう。
"カンパニー"と対面した組長は、シーウーたちの居場所がバレていることを知らされる。すぐ逃げるようシーウーに連絡するもシーウーは、逃げても仕方ないからとその場を動かない。強引に電車に乗せられ怒った千恵は、自力でシーウーの元へ戻ろうと…。
落ち込むシーウーとナイナイは、それぞれ自分を責める。千恵は落ち込むナイナイを泣きながら抱きしめ、励ますのだった。稲重会のシエ・ザーから、シーウーがジェイミンの件で命を狙われてることを聞き、シーウーは身を隠すことにする。
組長は、ジェイミンの正体を知っていながらも、シーウーのことを考えるとジェイミンを罰することが出来ない。ジェイミンとナイナイとの結婚式当日。シーウーと千恵が、ジェイミンの思惑通り誘拐されてしまう。黒幕がジェイミンと知ったシーウーは…。
ジェイミンに結婚の介添人を頼まれたシーウーは、ウエディング姿のナイナイを見て複雑な気持ちになる。千恵もそんなシーウーを見ていられない。一方、ジェイミンがクスリの商売をしていることを知った組長たちだが、シーウーに話すことができずにいた。
ナイナイの恋人と噂の、大学の副校長の秘密を知ったシーウーは、副校長を殴って騒動を起こす。シーウーはナイナイへ復縁を懇願するが、そこに現れたナイナイの恋人はシーウーも知っている男だった。ショックで帰宅するシーウーは、思わず千恵にキスをしてしまう。
ナイナイから振られたシーウーは、酒におぼれる。千恵はそんなシーウーを見ていられず、ナイナイとよりを戻すことに協力すると言ってしまう。喜ぶシーウーは千恵にアドバイスを求め、千恵は複雑な立場に。組長は内密にナイナイに会いに行き…。
シーウーの過去の恋愛が気になる千恵だが、チェロの講師ナイナイがシーウーの恋人だったことを知る。シーウーは彼女と再会して誤解が解けたことにより、よりを戻そうと考えるが千恵には耐え難いことだった。千恵を不憫に思った組長は、彼女にシーウーとナイナイとの関係を話す。
自分たちだけは千恵の味方であることを伝えたい組長は、ある計画を立てる。何も知らない千恵は、誘拐されたまま遊園地へ遊びに行く。しかし、その後'狂犬'に本当に誘拐され拘束されてしまうのだった。行方を追う組長とシーウーだが…。
千恵の大学入学のため、組長は大切な腕時計を売るようシーウーに指示する。組長の気持ちも知らず、千恵は相変わらずやりたい放題。ある日、千恵宛に実の父親から届いた大金が届く。手紙もないその封筒にショックを受けた千恵は、稲重会に誘拐しろと言って、自ら捕まる。
千恵の大金を燃やしてしまったシーウーは、お金を稼ぐため用心棒として働くことに。アリーはそんなシーウーに責任を感じる。一方千恵は、燃えた現金を銀行に持っていき両替をお願いするが通らず、シーウーを呼びつける。少しずつシーウーを意識する千恵だが…。
組長の言いつけで、夜遊びする千恵を連れ帰ったシーウー。千恵は、皆を傷つけるために現れたと言って困らせるが、その後高熱で寝込んでしまう。組長は看病しながら千恵との思い出を話し始める。翌朝、ケーキハウスに稲重会が取立てにやってくる。