逃げ場を失い、教宗のもとに身を寄せた陳長生たち。聖后の命令を受け長生たちを追い詰めた秋山君だが、ついに魔族と通じていたことを自ら明かしてしまう。疑いは晴れたものの、聖后に星図を渡すことをかたくなに拒む長生に対し、教宗は聖后と星図の力を借りて病を治すべきだと説く。一方、長生が行方不 […]
星盤大陣に魅入られ、徐々に正気を失っていく聖后。その裏では、大陣を狙う者たちがうごめいている。とうとう秋山君の正体を知った苟寒食は、改心するよう説得するが、努力もむなしく魔族により崖から突き落とされてしまう。一方、徐有容から頼まれた莫雨が、秋山君が魔族の回し者である証拠をつかもう […]
聖后から身の上を明かされた陳長生だったが、星図を渡すことを頑として拒んだために、またも投獄されてしまう。その頃、離山剣宗に戻ってきた七間は、秋山君が関飛白を殺したのではないかと苟寒食に告げる。一方の長生は、星図を渡さないことで有容の身に危険が及ぶことを案じ、有容に会わせる条件で星 […]
白帝を殺すため宮殿に潜入した黒袍は、命星から遮断され力の落ちた白帝に攻撃を仕掛ける。だが間髪のところで唐三十六が紅銅傘を取り戻したため、妖族は魔族を撃退するのだった。一方、徐有容が天書陵に軟禁されていることを知った陳長生は、危険を顧みず仲間と共に神都へ戻る。長生の帰還を知った聖后 […]
陳長生は妖族の経脈の欠陥を完全に解決するため、神識を高めて経脈を突く方法を白帝に授ける。その頃、黒袍と南客率いる魔族が密かに白帝城へと潜入していた。白帝の命を狙う魔族は唐海を使い、唐三十六から周独夫の法具である紅銅傘を奪う。紅銅傘は命星と命星の主を遮断できるため、命星から力を得て […]
全ての感覚を失ってしまった陳長生。師匠の痛ましい姿を見かねた白落衡は、妖族の聖地である神山へ向かう。神殿にいたのは不思議な力を持つという女神だった。長生の五感を取り戻す代償として、女神は白落衡にある選択を迫る。一方、我が子であるはずの長生よりも星盤大陣を重んじる聖后・天海幽雪の言 […]
牢から陳長生を救い出した白落衡たち。徐有容は長生たちを神都から逃すべく決死の思いで聖后に立ち向かうが、圧倒的な力の差を見せつけられる。吹き飛ばされ、身に着けていた血の首飾りが有容のもとを離れる。幼き頃、長生が有容に贈った物だった。それを手にした聖后の顔色が変わる。血のつながりを感 […]
六感を失ってしまった陳長生は、星図を記憶していることから厳重な法陣が敷かれた牢に投獄される。一方、長生の見張り役となった秋山君は、長生に恨みを持つ天海牙児に牢の通行証を密かに渡す。その頃、徐有容は落落や唐十三たちと共に長生を牢から救出する作戦を練っていた。そして作戦決行の夜、長生 […]
陳長生や徐有容は、丹炉峰に集まった落落、唐三十六たちと協力して見事、黒袍の結界を破る。有容は莫雨や唐三十六と、長生は落落たちとそれぞれ二手に分かれ神都へと向かうが、神都に戻った長生は早速、聖后から参内を命じられる。そこで長生を待ち受けていたのは、長生が魔族の回し者だと糾弾する秋山 […]
黒袍は陳長生たちを丹炉峰に閉じ込めるため、地形と一体になった強力な結界を張る。3日以内にこの結界を破らなければ、閉じ込められた長生たちは丹薬になってしまうという。何とか結界を破る方法を探る長生と有容だったが、長生は無理がたたり五感を失ってしまう。有容は長生を救うため、自らの血を大 […]
ついに周独夫の丹炉を見つけた陳長生と徐有容。霊薬を作ろうとするが、丹炉に火を点けるには天鳳か真龍の血が必要だった。有容は長生を救うため、我が身を顧みず、血を錬成しようとする。弱った2人のもとへ秋山君がやってきた。周園で仲間を殺したのは本意ではなかったと言う秋山と、真実を知る長生。 […]
周園から逃れた陳長生と徐有容は魔族の地に飛ばされた。はるか遠い神都を目指して、2人だけの旅が始まる。感情を押し殺してきた有容は己を解放し、そんな有容と共に過ごす幸せを噛みしめる長生。しかし、死は刻一刻と近づいてくるのだった。そんな中、かつて周独夫が死人をも生き返らせる丹薬を作った […]
黒袍たちと戦いを繰り広げる陳長生は、剣池に眠る剣を味方につけ黒袍たちを撃退するが、剣が放たれたことで周園は崩壊し始める。その時、凌虚閣で見つけた黒曜石の破片が長生たちを再び墓の中へといざなう。破片は更に17つの破片を呼び、なんと長生たちの前に周独夫の星図が現れるのだった。星図を記 […]
陳長生と徐有容は、日の沈まぬ草原を経てようやく周独夫の墓へとたどり着く。墓の中には周独夫が集めたとされる伝説の名剣が眠っていた。2人は剣池を通りすぎ、いよいよ奥の棺の間へと向かう。一方、2人を追う黒袍は、墓の外に南客たちを待機させ自ら中へと進む。すると黒袍の持つ魂木に反応して棺が […]
魔種を埋め込まれていた秋山君は、周園の強い力に惑わされ、誤って弟弟子である関飛白を刺し殺してしまう。その一部始終を見ていた黒袍は、関飛白殺しの罪を陳長生に着せるように唆し、更に秋山君の心を乱す。その頃、陳長生は離山剣宗の七間と行動を共にしていたが、そこへ魔族を引き連れた秋山君から […]
陳長生の命を救うため、妖族の王である父親の力を借りようとした白落衡。しかし白帝にも長生の宿命を変えることはできなかった。長生の最期に寄り添うため、落衡は再び神都へ向かう。一方、天海幽雪は周園の結界が壊れそうになっていることを察知、周独夫の残した剣や書、そして星図を持ち出すために、 […]
魔族と結託した罪により、唐家は罰せられることとなった。悪事に関わっていない息子に罪が及ばぬよう、当主は唐棠を勘当する。鎖でつながれ連行される当主たち。それを見送る唐棠。一方、陳長生は周園 の鍵を捜しに、徐有容と秋山君の3人で天涼郡へ向かう。黒袍と遭遇しながらも、ついに鍵を手に入れ […]
有容を連れて西寧鎮に戻った陳長生だったが、かつて暮らした家はもぬけの殻になっていた。有容と思い出の地を回った長生は、散らばっていた昔の有容の文から、師匠が結界で山を守っていたことで、有容の思いが自分に届かなかったことを知る。その後、師兄の余人と再会を果たした長生は、師匠が残した功 […]
伝説の第18の碑を見つけた陳長生は、一気に天書碑をすべて看破、昼間に満天の星が輝くという現象を起こす。だが長生を黒袍から守った徐有容は、永夜花の毒に侵され手の施しようがない状態に陥ってしまう。長生はまたも自らの血を使い有容を死から救うのだった。目覚めた有容は長生を案じ国教学院へ向 […]
天書陵へやってきた陳長生たちは、19年も碑の守人を務める荀梅と出会う。亡き王破との勝負に執着していた荀梅だったが、長生の言葉に感じ入り天書陵の頂に挑むも、最後は周最強の神将である汗青の前に散る。他の弟子たちが次々と碑の解読を進める中、長生だけは主流と呼ばれる解読の方法に疑問を抱い […]