周との戦に敗れ、妲己の最後の作戦も失敗に終わり、自らの敗北を悟った紂王。妲己との思い出の日々を振り返りながら涙に暮れる彼は、そばにいた臣下の朱昇(しゅしょう)に最後の命令を下すことに。一方、子魚を生き返らせるために祈り続けていた鳳来(ほうらい)だったが、ついにその願いが叶う時が訪 […]
ついに戦場で対峙することとなった紂王と姜子牙。紂王は、自分の元を去って決起した姜子牙は死に値すると告げるが、姜子牙も紂王のこれまでの十の大罪を挙げ、死ぬのは暴君の方だと高らかに訴える。両軍の緊張感が高まったその時、武王が戦地に到着。殷の兵士たちに向かって、武器を捨てて周に投降すれ […]
子魚を再び人間の姿に戻すために、像を彫り上げた武王。その像の前にやって来た申公豹は、これのせいで碧遊宮が負けたと言って像を粉々に破壊する。周の陣営に忍び込んだ申公豹は、武王を連れ去ろうとするが、失敗に終わってきょうしがに捕らえられてしまう。その頃、敗戦の報告を受けた紂王は、周との […]
さらに熾烈を極める万仙陣の戦い。「夫婦になったからには、同じ日に生まれなくても、同じ日に同じ墓で眠ることを願う」と誓い合った洪錦と竜吉は、果敢に万仙陣に挑むが、あえなくそこで散ってしまう。一方、元始天尊によって、子魚に注ぐ愛を万民に注ぐようにと忠告された武王は、罪滅ぼしの為に、子 […]
通天教主が敷いた万仙陣を打ち破るべく、各地から集まった仙人たち。初戦に勝利して意気上がる彼らは、次の日にもすべての陣を打ち破ろうと新たな戦いに挑む。一方、仙人たちに次々と陣を破られた碧遊宮の亀霊聖母(きれいせいぼ)は、次の戦いの相手に姜子牙を指名。例え戦いに敗れたとしても、姜子牙 […]
通天教主が万仙陣を敷いて周軍を討とうとしていると、文殊広法天尊(もんじゅこうほうてんそん)から聞いた姜子牙。仙人でも太刀打ちできない万仙陣をどう打ち破るかを練るために、彼は再び各地の仙人たちを呼び集める。一方その頃、武王は鯉になった子魚を人間の姿に戻すために、陣営から抜け出そうと […]
紂王による兵士の公募に応じて、殷の将軍となっウ文化(うぶんか)。最前線の陣営へとやって来た彼は、周の武将を次々と撃退し、一気に戦功を収める。勢いに乗るウ文化は、殷の陣営にやって来た姜子牙の後を追って彼を捕らえようとする。その後、殷の陣営を二人の新たな妖怪が訪れ、周との戦いを志願す […]
特殊能力を持つ梅山の七怪たちとの戦いで苦戦する姜子牙たち。陣営での会話や行動がすべて敵に知られていると感じた彼は、楊センとナタにあることを命じる。姜子牙らの反撃を知った袁洪は、もはや奇襲をかけるしかないと画策。その夜、七怪らとともに周の陣営を襲おうとするが・・・。
100万の兵とともに、ついに黄河を渡ることとなった武王たち。その知らせを聞いた紂王は、新たな兵を募って周軍を撃退しようと動き出し、梅山(ばいざん)へと向かった妲己は、兄弟子の袁洪(えんこう)ら、梅山の七怪に助けを求める。両国の戦いには関わりたくないと拒否する袁洪だったが、妲己から […]
蓬ライ島の道士になりすまし、遊魂関(ゆうこんかん)の竇栄(とうえい)の陣営へとやってきた楊センとナタ。二人のことを信じる竇栄は、東伯侯(とうはくこう)の攻撃にどう対応すればいいか、二人に助言を求めることに。やがて楊センの助言は受け入れられ、竇栄が二人をもてなすが、ちょうどその時、 […]
妲己の力を借りて、再び地上へと戻ってきた紂王。彼は相変わらず妲己の言うことのみを信じ、罪のない庶民の殺害を繰り返していた。そんな姿を見た箕子(きし)は、このままでは紂王の代で殷が滅びてしまうと、紂王に諫言するが、紂王の怒りに触れ、打ち首を命じられる。その姿を見た、紂王の兄と叔父は […]
メン池城を守る張奎(ちょうけい)夫妻を相手に苦戦を続ける周軍。苦境を脱するために、姜子牙(きょうしが)は楊セン(ようせん)に次の戦に参戦するように命じる。一方、天に昇ったまま紂王(ちゅうおう)が戻ってこないことを心配する妲己は、連日祈りを捧げるが、連れ戻せないでいた。その姿を見た […]
黄河の手前の殷の最後の要塞である、メン池城(めんちじょう)を守る張奎(ちょうけい)とその妻の高蘭英(こうらんえい)。ここに攻め入ったトウ嬋玉(とうせんぎょく)は、高蘭英との戦いで緒戦を勝利する。妻の蘭英から、トウ嬋玉の夫も地行術の使い手であると聞かされた張奎は、土行孫との戦いに挑 […]
臨潼関の殷の陣営では、トウ昆(とうこん)とゼイ吉(ぜいきつ)が、これから殷につくか、それとも周につくかを二人で議論していた。やがて周へ帰順することを決断したトウ昆は、姜子牙(きょうしが)への手紙を土行孫(どこうそん)に託すことに。翌日、周と殷の戦が行われ、牛泉が以前と同じ手を使っ […]
臨潼関(りんとうかん)の殷の陣営にやって来た申公豹(しんこうひょう)。彼は周との戦いの先方将軍に牛泉(ぎゅうせん)という若者を抜擢する。申公豹の期待に応えて、次々と周の将軍を捕らえることに成功する牛泉。一方、周の陣営には姜子牙(きょうしが)が駆けつけ、百戦錬磨の将軍たちが無名の若 […]
妲己の計画を実行するために、天に昇って武王の精気を奪い取ろうと企む紂王(ちゅうおう)。朝、鶏が鳴くまでに戻らなければ、地上に戻ることができないと妲己に忠告されるが・・・。その頃、殷の陣営では、守将の欧陽惇(おうようじゅん)が周への攻撃命令を出さずにいたが、韋吉と公孫鐸(こうそんた […]
于先を生け捕りし、子魚の前に連れてきた武王は、子魚から真実を聞き出そうとする。しかし、子魚に刀を突きつけられた于先がすべてを語ったことで、事態は思わぬ結果を招いてしまう。ショックのあまり、血を吐いて寝込んでしまう武王。一方、殷の都でも、紂王(ちゅうおう)が病に臥していたが、その姿 […]
武王のもとに戻ってきた子魚だったが、ナタから「于先(うせん)の妻となったのか」と聞かれても、何も答えずに泣くばかり。そんな彼女の様子を見た兵士の中には、武王に失望して兵士を辞める者も現れていた。その状況に追い討ちをかけるように、于徳(うとく)らが上空から猛毒を撒き散らし、周の兵士 […]
碧遊宮の通天教主が敷いた誅仙陣(ちゅうせんじん)を打ち破るために、各地の仙人たちを呼び寄せる姜子牙。やがて、彼の師兄である太上老君(たいじょうろうくん)や元始天尊(げんしてんそん)に加え、西方から準提道人(じゅんていどうじん)と接引道人(せついんどうじん)がやってくることに。誅仙 […]
殷軍に捕らえられた李靖(りせい)らを救うべく、殷軍の護送車を襲った楊任(ようじん)。殷軍の護衛兵を破った彼は無事、李靖らの救出に成功する。やがて、周の陣営を訪れた楊任は、穿雲関(せんうんかん)にいる呂岳との戦いで先鋒を買って出ることに。その頃、病に侵されていた姜子牙(きょうしが) […]