銀川(ぎんせん)の協力を得た葉昭(ようしょう)はついに柳惜音(りゅうせきいん)を見つけ出すが、彼女は自ら毒酒をあおった後だった。そして、腕の中で事切れた彼女の亡骸を背負って逃げようとした葉昭は殺気に満ちた伊諾(いだく)と出くわす。そこで銀川によって救われた葉昭は戦場で趙玉瑾(ちょ […]
葉昭(ようしょう)が柳惜音(りゅうせきいん)を救出する間、葉昭のふりをした趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が宋軍を率いて西夏軍に対峙することに。一方、西夏軍が陣取る白銀寨では柳惜音がひそかに酒に毒を混ぜ西夏王を殺そうとしていた。ところが、彼女の計画とは違う結果となり、哈爾とん(はじとん […]
かつてある少年のせいで水に落ち4歳から10年も寝たきりの生活を送っていた趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼が恨んでいたその少年の正体は葉昭(ようしょう)だった! その事実に趙玉瑾は怒りを見せるが、一生かけて償いたいと言う彼女を許す。一方、西夏では没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)が王子・拓 […]
葉昭(ようしょう)は妊娠がばれないよう武術の練習を続け、彼女のために趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は見た目ではわからない軽い武器を用意する。そんな中、葉昭は独りで柳惜音(りゅうせきいん)を救出しに行こうとするが、それを察した趙玉瑾に引き止められる。一方その頃、逮捕された祈(き)王は仁 […]
葉昭(ようしょう)が西夏を脱出してきた胡青(こせい)、秋老虎(しゅうろうこ)と感動の再会を果たしていた頃、范二娘(はんにじょう)、楊(よう)将軍、許多化(きょたか)は逃亡中の祈(き)王の行方を追っていた。そして、最終的に意外な人物が祈王の身柄を確保する。また、趙玉瑾(ちょうぎょく […]
范仲淹(はんちゅうえん)と范二娘(はんにじょう)が奔走し、楊(よう)皇太后と楊(よう)将軍も協力した結果、反徒を迎え討つことに成功、仁宗(じんそう)の暗殺計画は阻止される。さらに、張珪(ちょうけい)と郭元景(かくげんけい)が劉隆(りゅうりゅう)の手を借りて一芝居打ち、逮捕した畢( […]
野利(やり)王后に命を狙われた柳惜音(りゅうせきいん)は没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)に助けを求める。その結果、野利王后が放った刺客は捕らわれ、彼女は自害を賜る。その頃、海威寧(かいいねい)から胡青(こせい)の文を受け取った范仲淹(はんちゅうえん)は妹の范二娘(はんにじょう)に祈( […]
海威寧(かいいねい)から柳惜音(りゅうせきいん)の文を受け取った葉昭(ようしょう)は、彼女が自分を犠牲にしてでも宋を救う覚悟だと知り、自分も我が子を犠牲にするしかないと堕胎薬を飲む決意をする。すると、そこに思いがけず趙玉瑾(ちょうぎょくきん)が現れて彼女を止める。一方、銀川(ぎん […]
葉昭(ようしょう)に薬を届けるという名目で前線に向けて出発した趙玉瑾(ちょうぎょくきん)。彼は途中で熱を出しながらも妻の元へと急ぐ。一方、西夏(せいか)王は宋と和議を結ぶふりをして騙し、伊諾(いだく)に急襲させる計画を立てていた。それを盗み聞きした柳惜音(りゅうせきいん)はこの件 […]
哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)の釈明を聞いた西夏(せいか)王は伊諾(いだく)が野心を抱いているかもしれないと疑い始める。一方、葉昭(ようしょう)は白銀寨を落とすには自分が戦場で先頭に立たなければと考え、お腹の子供をどうするかは仁宗(じんそう)に判断を委ねようと決心す […]
西夏(せいか)王と柳惜音(りゅうせきいん)が一緒に遠出をしたことは宮中でも噂に。そんな中、柳惜音は西夏王を手玉に取って情報を得ようと考えていた。一方、吐き気が気になった葉昭は軍医の診察を受ける。すると、思いがけず妊娠が判明し、彼女は悩み始める。その頃、哈爾とん(はじとん ※とんは […]
通陽城軍営に到着した葉昭(ようしょう)は兵士の士気を高めるため早速指揮をとるが、吐き気に見舞われる。一方、西夏(せいか)王は彼の子供を身ごもった没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)は王妃に引き立てるが、その祝いの席で舞を披露した柳惜音(りゅうせきいん)の美しさに目を奪われてしまう。やがて […]
没蔵黒雲(ぼつそうこくうん)を寵愛し、柳惜音(りゅうせきいん)と哈爾とん(はじとん ※とんは土へんに「敦」)の婚約式にも出席しなかった西夏(せいか)王に苛立つ野利(やり)王后は、没蔵黒雲を西夏王から引き離そうと考える。一方、仁宗(じんそう)から国境軍を任された葉昭(ようしょう)は […]
長い間、養生していた葉昭(ようしょう)が武術の特訓を再開。胡青(こせい)らが戦死したと思っている彼女の心には西夏への復讐の念があった。その頃、西夏の王宮では正体を隠して潜入中の胡青と柳惜音(りゅうせきいん)が再会を果たし、秘密裏に情報を交換し始める。一方、宋では葉昭の気持ちを汲ん […]
胡青(こせい)が西夏(せいか)王に献上した宝剣がかつて西夏王が野利遇奇(やりぐうき)に授けたものだったことから、西夏王は野利遇奇が宋と通じているという疑念をもつ。そして、伊諾(いだく)の偽造した文の内容を信じた彼は、野利遇奇を処刑し、以前から目をつけていた彼の美しい妻・没蔵黒雲( […]
胡青(こせい)たちは夜中にこっそり西夏に物資を運ぶ一行に出くわし、彼らが祈(き)王の密使であることを知る。そこで、胡青はその密使になりすまして西夏の王宮に潜入することを計画。これが見事に成功し、胡青たちは西夏(せいか)王の信頼を得ることができる。さらに、伊諾(いだく)に近づいた胡 […]
西夏軍と戦うため柳天拓(りゅうてんたく)とその補佐役として胡青(こせい)が前線へ赴く。そこには伊諾(いだく)が待ち受けており巧妙な罠を仕掛けていた。そして、胡青が伏兵を心配する一方、柳天拓が進軍を強行した結果、宋軍10万は壊滅。柳天拓は戦死し、胡青、秋老虎(しゅうろうこ)らわずか […]
仁宗(じんそう)が倒れたのは懐妊を望む郭(かく)皇后が仁宗の食事に祈(き)王妃からもらった薬を混ぜていたことが原因だった。それに激怒した仁宗は郭皇后を冷宮へと送る。その後、文官ながら前線に派遣された范仲淹(はんちゅうえん)は、知恵を絞って国境の防備を固め始める。それが功を奏して西 […]
柳惜音(りゅうせきいん)の手巾を見せられても祈(き)王の裏切りを信じたくない仁宗(じんそう)が悩んでいた頃、葉昭(ようしょう)の伯父で柳惜音の養父である将軍・柳天拓(りゅうてんたく)が居平関から上京する。彼は葉昭の軍務を引き継ぐようにという詔を持参していたが、それは偽物だった。そ […]
葉昭(ようしょう)の体が日増しに弱っていき、楊(よう)氏が避妊薬の思わぬ副作用に不安を覚え始める一方、海(かい)夫人からの情報で葉昭と趙玉瑾(ちょうぎょくきん)は楊氏に疑いの目を向ける。その途端、彼女は何者かに毒殺され、楊氏が葉昭に盛っていたのは心臓を弱らせる猛毒だったことが判明 […]