皇帝は祖先を祭る式典で、皇太子妃の服の真珠が飛び散った事件の報告を受け、服を制作した涵香に杖打ちの罰を与える。格泰は皇太后に救済を求めるが、このとき刑はすでに執行され、痛みに柳涵香は気絶をしてしまう。涵香を見舞った格泰は何としても救出することを決意し…。
仕事に生きると決めたシャンシャンは、大晦日も1人で残業に精を出す。屋上から年越しイベントを見ていたとき、フォン・トンが現れる。イベントで気分が盛り上がったのか、気がつくとシャンシャンは彼に抱き寄せられ…。さらにフォン・トンは彼女を家まで送り届け、贈り物を差し出す。受け取った後でワ […]
涵香は雪雁を殺した犯人を探し出せば、母を殺した犯人を見つけることに繋がるのではと考え、密かに証拠を探して、真犯人を見つけることを決める。涵香が雪雁の死を調べていることを知った皇太子は、この機会を利用して涵香を得ようと考え、皇帝の心をとらえて雪雁の事件を再調査する全権を委ねられる。
正式採用者が発表され、その中に自分の名前を見つけて喜ぶシャンシャン。そんな彼女の本命は社長なのかジョン様なのかと、同僚たちがウワサの真相を知りたいと迫る。そのとき、困惑するシャンシャンを救おうと、同期のファンが「俺の彼女だ」とウソの発言をしてしまう。だが、それをフォン・トンが聞い […]
雪雁は誰かにつけているような気がすると不安がる。そんな中、雪雁の沐浴が長過ぎると宮女たちが浴槽を見にいくとすでに雪雁は息絶えていた。検死結果は、雪雁の体が弱く、意識を失って溺死したということだったが、涵香は他殺の可能性があると疑いを持つ。その頃、皇帝は内密に雪雁の出生を調べ、以丹 […]
社長室での2人きりのお弁当タイムは、たちまち社内でウワサになる。だが実情は、好き嫌いの激しいフォン・トンのためにシャンシャンがおかずを選り分けていたのだった。ひたすらおかずを選り分けるだけの味気ないランチタイムに息がつまった彼女は、風邪をひいたと嘘をついて1人で食事をするが、その […]
皇太后に婚姻を勧められた雪雁は、もしできるのなら格泰としたいと伝え、皇帝は雪雁と格泰を結婚させる詔書を出す。烈親王(塔児)は詔書で初めて雪雁がかつて婚約していた以丹の娘であると知り、格泰は相手が雪雁だと知ると、涵香が好きなので雪雁をめとりたくないと父に正直に話す。
パーティーで旺盛な食欲を見せ、周囲を驚かせたシャンシャン。フォン・トンはそんな彼女のことを微笑ましく見つめていた。その後、2人は家路につきながら一緒に牛肉麺を食べるなど、シャンシャンにとって夢のような一日となる。翌日、出社した彼女を待っていたのは、弁当を取りに来いという社長の言葉 […]
涵香が以丹の娘だと知った雪雁は、本当の身分が明かされる前に自分が成り代わろうと企む。涵香の部屋から玉印を盗んだ雪雁は、皇太后の前でわざと玉印を落とし、まんまと以丹の娘を装い皇族の位を授かる。涵香は玉印を雪雁が盗んだと確信し、正体を暴くことを誓う。
突然、開発部長ジョン・チーから呼び出しを受けたシャンシャン。社内でも女子の憧れである"ジョン様"からのお声がかりにシャンシャンは驚くが、実は会社が開発したアプリに関する調査だった。それをきっかけに彼女はジョン・チーとの距離が縮まったと感じ始める。そんな中、ユエ […]
両親から出生の秘密を聞き、自分が以丹の娘であると知った涵香は、真実を受け入れられずにいた。司庫は、涵香につがいの玉蝴蝶を持つ格泰とは双子の可能性があると告げる一方で、災いから逃れるために自分の出生も隠し通しなさいと話す。涵香は実の母を殺した犯人を探しだすことを誓うが…。
仕事で失敗が続き落ち込むシャンシャンだが、ルームメイトに励まされ、自信を取り戻す。そんなある日、社長秘書がお弁当を届けにやってくる。それは献血に協力した彼女への社長からのお礼だったが、事情を知らない同僚たちはビックリ!お弁当は毎日届き、誰もが社長との仲を気にし始める。シャンシャン […]
突然嘔吐して倒れた烈親王の病状に覚えがあった涵香は、毒キノコを誤食が原因だと告げる。涵香が処方した薬で烈親王の症状が治まると、皇帝は喜び、涵香の望みを聞いて、皇太子妃の流産の件で拘留された春竹らについて再度審議することに。皇帝が曹太医に皇太子妃への薬の処方について詰問すると…。
自分の不注意で足を滑らせ流産した皇太子妃は、雪雁と共謀して、その罪を涵香と春竹に着せようとする。春竹とぶつかって転倒した皇太子妃は、流産の原因をつくったとして涵香と春竹の死罪を求めるが、皇太子は失った自分の皇子の代わりを涵香が生むことを提案し、皇太子妃は強く反対する。
司庫は、以丹の玉蝴蝶を涵香が持っていたことから、涵香の両親を訪ね、涵香を養うことになった真相を聞き出す。以丹が双子を出産したと聞いた司庫は、つがいの玉蝴蝶の片方は双子のもう一人の手にあると考える。その頃、涵香は格泰が自分と同じ玉蝴蝶を持っていることを知って驚き…。
六司庫の全員が司庫の減刑を願って寧寿宮の外に集まるなか、涵香は皇帝に芍薬の旗袍を作ったのは自分だと告げる。その上で涵香は、皇太后に芍薬の来歴と寓意を語り、皇太后の長年の心のわだかまりを解く。皇帝は非常に喜び、涵香は無罪となり、司庫も釈放される。
涵香を妬む雪雁は、涵香が休んでいる間に、旗袍の牡丹の絵柄を、宮廷の禁忌である芍薬に書き換えてしまう。皇太后は芍薬の刺繍が入った旗袍を見ると卒倒し、激高した皇帝は司衣庫の責任者である司庫に斬首を言い渡す。一方、皇太子妃は芍薬の旗袍を作ったのが涵香だと知ると…。
格泰と皇太子の身分を知った涵香。皇太子は涵香を側室にするため連れ去ろうとするが、格泰が皇太子妃を連れて現れ…。一方、司衣庫では、皇太后の誕生日に贈る旗袍(チーパオ)作りが始まり、審査の結果、烏蘭、冷雪雁、涵香の3人が選ばれる。
皇太子は、服を修復できなかったら、涵香を自分のものにするという条件をつける。涵香は破れた服の生地が宮廷にしかないと言われ途方に暮れるが、格泰が生地を送り、事なきを得る。入宮し司衣庫に仕えることになった涵香は、春竹の靴が皇太子妃にあたった事件に巻き込まれ…。
21年後、青児が助けた子供は、出生の秘密も知らぬまま柳涵香として育ち、宮廷への入宮をかけた刺繍の一次審査に合格する。涵香は格泰(烈親王の息子)と皇太子の身分も知らぬまま、2人の争いの仲裁に入り、皇太子の破れた服は修復して返すと話すが…。