拓跋濬(たくばつしゅん)と李未央(りびおう)は拓跋余(たくばつよ)を制し、拓跋濬こそが正当な皇位継承者だと明らかにするが、二人は毒に冒されていた。しかも、その解毒薬はたった一粒。それを拓跋余から受け取り李未央に飲ませた拓跋濬は吐血してその場に倒れる。するとそこに拓跋余の窮地を知っ […]
拓跋余(たくばつよ)は拓跋濬(たくばつしゅん)が自ら毒を口にするかどうか試し、彼が錯乱したと確信。彼を放免すると、婚儀の後に解毒薬を渡すと李未央(りびおう)に約束する。一方、ひそかに李未央に毒を盛った李長楽(りちょうらく)は、その罪を着せるため李常茹(りじょうじょ)を宮中に潜伏さ […]
拓跋余(たくばつよ)は李(り)家の家族を人質に取って李未央(りびおう)を脅し、太武帝の遺詔を偽証させて皇位を手にする。李未央はその窮状を身を隠している君桃(くんとう)に知らせるためこっそり七姨娘(しちいじょう)に文を託す。その頃、謀反の罪で投獄された拓跋濬(たくばつしゅん)はひど […]
李未央(りびおう)とともに宗正(そうせい)の屋敷を再び捜索した拓跋濬(たくばつしゅん)は、父親の無罪を示す証拠を見つけて太武帝に報告。翌朝、拓跋余(たくばつよ)を誘い出して捕らえることにするが、李長楽(りちょうらく)と手を組んだ彼に先手を打たれ、拓跋濬が柔然(じゅうぜん)と共謀し […]
かつて陰謀により父に汚名を着せ、その証拠を持っていた宗正(そうせい)を殺した黒幕は拓跋余(たくばつよ)と確信し、復讐の念に燃える拓跋濬(たくばつしゅん)。彼は李長楽(りちょうらく)を利用して宗正を殺した下手人である叱雲南(しつうんなん)をおびき出して捕らえるが、彼は拓跋余の手下に […]
10日間で宗正(そうせい)を殺した下手人を見つけなければ死罪となる李未央(りびおう)。彼女は彼の屋敷を調べ始めるが、偶然見つけた隠し部屋に拓跋余(たくばつよ)と一緒に閉じ込められてしまう。結局、二人は拓跋濬(たくばつしゅん)らに救出され、隠し部屋からは昔の帳簿が大量に発見される。 […]
李常茹(りじょうじょ)が媚薬を使って李未央(りびおう)を陥れようとしたことが明るみになる。結果、彼女は子供が生まれた後に処刑されることになるが、自害したという報告がなされる。一方その頃、拓跋濬(たくばつしゅん)に父親の死について教えるという文が届く。そこで、彼は指定された待ち合わ […]
拓跋余(たくばつよ)が李未央(りびおう)との結婚を願い出た結果、太武帝は李未央のせいで拓跋濬(たくばつしゅん)と拓跋余が対立したと考え立腹する。一方、これを知った李常茹(りじょうじょ)は李長楽(りちょうらく)に文を送り、李未央と拓跋濬が密会すると密告する。その情報をもとに灯籠祭に […]
軍機所に忍び込んだ李敏徳(りびんとく)は拓跋余(たくばつよ)に刺され深手を負うが、命を狙われた李未央(りびおう)を救うため宮中へ。そして、彼女に悟られぬよう自ら毒酒をあおり、彼女の危機を回避する。それに気づいた焦(しょう)統領は李敏徳に解毒薬を飲むよう懇願し、李敏徳は焦統領に二度 […]
李常茹(りじょうじょ)は子供を産むまで宮中に留め置かれることになり、一連の事件で評価を高めた李未央(りびおう)は太武帝の侍女に抜擢され、再び拓跋濬(たくばつしゅん)と幸せな時を過ごすようになる。一方、李敏徳(りびんとく)は焦(しょう)統領から、李未央の命を守りたいなら魏の軍事機密 […]
処刑が3日後に迫った李未央(りびおう)を訪ねた拓跋濬(たくばつしゅん)がすべてを告白する。李未央は彼の本当の気持ちを知り、これまでずっと彼に守られてきたことに気づく。その後、安楽(あんらく)王女が生きていたことが判明して事態は急転し、李未央は計画通り李常茹(りじょうじょ)の化けの […]
李未央(りびおう)を目の敵にする安楽(あんらく)王女が浣衣局で狼藉を働き、拓跋迪(たくばつてき)との腕比べに勝った際にも李未央に嫌がらせをする。その後、安楽王女が宮中で行方不明になり、やがて井戸から彼女の遺体が見つかると、李未央に殺人の嫌疑がかかる。しかも、李未央の潔白を証言でき […]
柔然(じゅうぜん)の使節団が平城に到着。王子の李敏徳(りびんとく)が焦(しょう)統領、妹の安楽(あんらく)王女とともに太武帝に謁見し、安楽王女と拓跋余(たくばつよ)、柔然の可汗(かがん)と拓跋迪(たくばつてき)の縁談が持ち上がる。拓跋迪は当初、李敏徳が結婚を申し込んでくれたと勘違 […]
拓跋翰(たくばつかん)の様々な悪事が明るみになり、激怒した太武帝は彼を庶人に落とし屋敷に軟禁する。結果、後継者争いは拓跋濬(たくばつしゅん)と拓跋余(たくばつよ)の一騎討ちの様相となる。その頃、李未央(りびおう)は白シ(びゃくし)を殺した犯人は李長楽(りちょうらく)だと考え、犯行 […]
李未央(りびおう)は持ち前の機転と巧妙な策で事件の下手人を見つけ出し、太武帝から浣衣局を統括する良使の位を与えられる。それを喜ぶ拓跋濬(たくばつしゅん)だったが、本心を押し殺して彼女に冷たい態度を取り続ける。そんな中、李未央が苦楽を共にしてきた侍女・白シ(びゃくし)が非業の死を遂 […]
皇后の衣を下賜された越夫人が急死し、衣に毒針が仕込んであったことが判明。そこで浣衣局に調査が入るが、李未央(りびおう)は身に覚えのない証拠を見せられ濡れ衣を着せられる。しかも、彼女と拓跋余(たくばつよ)が共謀した疑いがあると拓跋翰(たくばつかん)が主張し始めたため、李未央は自ら潔 […]
後継者争いで拓跋濬(たくばつしゅん)を排除した拓跋余(たくばつよ)は、勢力を伸ばし始めた拓跋翰(たくばつかん)に対抗して兵権を得ようと画策する。一方、太子妃殺しの真相を調べる拓跋濬は李長楽(りちょうらく)の関与に気づくと同時に、事件の黒幕は拓跋余ではないかと疑い始める。そして、李 […]
死刑を免れ浣衣局で洗濯係の奴婢となった李未央(りびおう)。彼女は拓跋濬(たくばつしゅん)が李長楽(りちょうらく)を娶ることを知って大きな衝撃を受ける。しかも、李未央から拓跋濬を奪ったと勝ち誇る李長楽の企みで、彼女も特別に婚儀に出席させられることに。そんな李未央を前にして、彼女への […]
平城に凱旋して太武帝の歓待を受け、褒美を約束された拓跋余(たくばつよ)。彼は李常茹(りじょうじょ)が自分の留守中に奏状を盗み、一連の陰謀を仕掛けたことに激怒する。そんな中、拓跋濬(たくばつしゅん)が処刑される李未央(りびおう)を助けてほしいと拓跋余に頼みに来る。彼はこれを承諾する […]
脱獄した李未央(りびおう)は太武帝の前で身の潔白を訴え、叱雲南(しつうんなん)の罪を明らかにする。だが、彼女の正体を知った太武帝から、涼(りょう)の民を奴隷の身分から解放する代わりに敵討ちをあきらめ、拓跋濬(たくばつしゅん)とも縁を切るようにと迫られる。李未央はそれを受け入れるが […]