本物かどうか疑われた李未央(りびおう)が調べられることになり、偽者だとばれれば皇帝を欺いたかどで死罪になる危機が迫る。これが叱雲柔(しつうんじゅう)の陰謀だと気づいた李未央は彼女の裏をかこうとするが、死んだ李未央にそっくりな女性が現れたことで窮地に陥ってしまう。すると、どちらが本 […]
李敏峰(りびんほう)の死を嘆き悲しむ叱雲柔(しつうんじゅう)は李未央(りびおう)への復讐心を燃え上がらせる。同時に李未央の秘密を掴み、ある企みを秘めて一家で清風観へと出かける。そこで、李未央は君桃(くんとう)と再会。彼女が李敏峰を成敗したこと、涼(りょう)を滅ぼす謀略を企んだのは […]
紫煙(しえん)が李敏峰(りびんほう)のせいで非業の死を遂げたことで、李未央(りびおう)はついに復讐を決意。李未央を祝う宴が開かれ、李家に多くの人々が集まった晩、紫煙を死に追いやった李敏峰の悪事を明るみにする。結果、その噂が太武帝にまで届き、李敏峰は罪人として辺境に追放されることに […]
太武帝の前で救済策を考えたのが李長楽(りちょうらく)ではなく自分であることを証明した李未央(りびおう)は、安平県主(あんへいけんしゅ)の称号を授けられ、母・七姨娘(しちいじょう)にも三品淑人の位が与えられる。そして、紫煙(しえん)がすべてを白状したことで李敏峰(りびんほう)と李長 […]
李長楽(りちょうらく)が李未央(りびおう)から盗んだ救済策は太武帝から称賛されるが、その策には問題があると気づいた李未央。彼女は李長楽を祝う宴で危険を冒してそのことを太子妃に直訴、そんな彼女に李常茹(りじょうじょ)が味方する。実際、李敏峰(りびんほう)が領地でその策を実施すると暴 […]
李未央(りびおう)は君桃(くんとう)を探すため祈祷のふりをして清風観を訪れる。そして、こっそり村へ行ったところで、水害の視察に来ていた拓跋濬(たくばつしゅん)に出くわす。一方、突然、清風観に現れた李長楽(りちょうらく)は、李未央が自分に隠れて拓跋濬と逢いびきしたと思い込み怒りをつ […]
李敏峰(りびんほう)が涼(りょう)の王女の肖像画を取り寄せたことを知って、自分の正体がばれるのではないかと焦った李未央(りびおう)。彼女は李敏峰の部屋に忍び込み、そこで涼を出て以来、生き別れになっていた護衛の君桃(くんとう)と思いがけない再会を果たす。そして、李敏峰に追われる君桃 […]
太子妃がお妃選びのために宴を開催し、李未央(りびおう)は李長楽(りちょうらく)、李常茹(りじょうじょ)とともに宮中に参内する。そこで琴の音に誘われて拓跋濬(たくばつしゅん)と再会した李未央。彼女は彼が敵である魏の太武帝の孫・高陽(こうよう)王だと知って衝撃を受け、親しげに振舞う拓 […]
李家の屋敷に堂々と戻ることができた李未央(りびおう)は、祖母と母・七姨娘(しちいじょう)が元気でいるのを見て安心する。また、池に落ちて顔に傷ができた李常喜(りじょうき)は李未央を逆恨みしていたが、李常茹(りじょうじょ)は彼女を優しく迎えてくれる。一方その頃、拓跋濬(たくばつしゅん […]
李未央(りびおう)は刺客から逃げてきた男に救われ解毒治療を受けて回復に向かう。彼女を救ったのはかつて燃え盛る火の中から彼女を助け出した拓跋濬(たくばつしゅん)だった。李未央は命の恩人との再会を喜び、拓跋濬に惹かれていく。しかし、ある朝目覚めると彼はすでに去った後だった。そして、彼 […]
叱雲柔(しつうんじゅう)は李長楽(りちょうらく)の地位を脅かす李未央(りびおう)に巧妙な罠を仕掛ける。道士に屋敷で起こる災いはすべて李未央のせいだと言わせ、彼女を殺そうと考えたのだ。しかし、李未央は祖母の命乞いで一命を取り留める。それから1ヶ月。別荘に送られた彼女は養生を続けるも […]
馮心児(ふうしんじ)は仇である李敏峰(りびんほう)に復讐するため、彼の腹違いの妹・李未央(りびおう)になりすまして李家に入り込む。叱雲柔(しつうんじゅう)が取り仕切る李家はその娘・李長楽(りちょうらく)が我が物顔で振る舞い、そのいとこである李常茹(りじょうじょ)と李常喜(りじょう […]
父と祖母を殺され、涼(りょう)の王族の血を残すため一人で生き延びる道を選ぶしかなかった馮心児(ふうしんじ)。彼女は行き倒れたところを優しい村の娘・李未央(りびおう)に救われる。実は李未央は尚書・李蕭然(りしょうぜん)の娘。母親が身分の低い侍女だったため村で不遇の生活を送っていたが […]
三日にわたる吹雪が止み、涼(りょう)の国に王女が誕生する。その鳳凰の目をもつ王女・馮心児(ふうしんじ)は炎に焼かれても生まれ変わる宿命をもっていた。時は魏が勢力を伸ばす南北朝時代。涼王は民を守るため魏に帰順し平城に軟禁され、馮心児は父に会えないまま育った。そして、ようやく彼女が帰 […]