李未央(りびおう)は「奏状がほしければ一人で来い」と書かれた匿名の文に従って外出する。その間に宮中で太子妃が殺される事件が発生。目撃者は一様に「下手人は李未央だ」と証言し、彼女の犯行と思わせる状況証拠が次々と発見される。結果、李未央は投獄され、拓跋濬(たくばつしゅん)からも奏状を […]
拓跋濬(たくばつしゅん)に代わって宋軍と戦った拓跋余(たくばつよ)が戦功を挙げ、李未央(りびおう)は拓跋濬の怪我は拓跋余の陰謀ではないかと疑い始める。同時に、馬(ば)太守の奏状を手に入れたと思われる匿名の人物から文を受け取った彼女は、何としても奏状を取り戻そうと決意する。その頃、 […]
道中で刺客に襲われるも無事に拓跋濬(たくばつしゅん)とともに平城に戻った李未央(りびおう)。拓跋濬は昏睡状態だったが、李未央の献身的な介護で目覚め、快方へと向かう。一方、李常茹(りじょうじょ)は自分の贈った帯を身につけなかった拓跋余(たくばつよ)が、李未央が贈ったお守りを大事にし […]
拓跋余(たくばつよ)は矢傷を負った自分を助けてくれた李未央(りびおう)の後を追いかけ、彼女とともに宋の大軍に包囲された滑台へ向かう。同時に、ある計画のため叱雲南(しつうんなん)と連絡を取る。一方、李未央は奇想天外な方法で宋軍を撤退させるのに成功し、再会した拓跋濬(たくばつしゅん) […]
拓跋濬(たくばつしゅん)は屋敷を抜け出して李未央(りびおう)の元へ。それを知った太武帝は激怒して彼を勘当して庶人に落とすと宣言する。一方、国境付近では宋の使者が李未央を手篭めにして、その罪を拓跋余(たくばつよ)にかぶせ魏を攻撃する口実にしようとしていた。その悪巧みをすんでのところ […]
李長楽(りちょうらく)との縁談で板挟みになっている拓跋濬(たくばつしゅん)を見て、李未央(りびおう)は彼を苦しめているのではないかと不安に。折しも国境では宋の大軍に動きがあり、戦を避けたい太武帝は皇女の代わりに李未央を宋に嫁がせることを決める。これは叱雲南(しつうんなん)の陰謀で […]
拓跋余(たくばつよ)の妃の座を狙う李常茹(りじょうじょ)は、彼の話を盗み聞きして李未央(りびおう)の正体を知る。一方、拓跋濬(たくばつしゅん)を手に入れようとする李長楽(りちょうらく)は、太子妃を味方につけることに成功する。その頃、隠し事がなくなった李未央と拓跋濬は互いの心を確か […]
狩りからの帰途、李未央(りびおう)は叱雲南(しつうんなん)の刺客に襲われる。そして、彼女は一人で崖に追い詰められてしまうが、拓跋濬(たくばつしゅん)に助けられ二人でひそかに逃げのびる。だが、拓跋濬を巻き込みたくない李未央は黙って彼の元を離れることに。それでも拓跋濬があきらめずに自 […]
拓跋濬(たくばつしゅん)を助けた李未央(りびおう)は捜索に来た李敏徳(りびんとく)に見つけてもらうが、自分が拓跋濬を助けたことを知られないように先に去る。一方、李未央を殺せなかったと知った李長楽(りちょうらく)は、自ら落とし穴に入っていくと目覚めた拓跋濬に自分が助けたと嘘をつく。 […]
李未央(りびおう)はなんとしても狩りで一番になって太武帝に叱雲南(しつうんなん)の謀反を告発したいと考えていた。そんな中、迎えた狩りの最終日。ようやくその時が来たと思いきや拓跋濬(たくばつしゅん)が行方不明に。さらに、何者かに林の中へとおびき出された李未央は深い落とし穴に落ちてし […]
太武帝が催す狩りが行われることになり、皇族のほか李家、叱雲(しつうん)家らが参加、最も獲物を捕らえた者は褒美として太武帝に一つ願い事ができることになる。そんな中、策謀をめぐらす李常茹(りじょうじょ)は李長楽(りちょうらく)の悪評を流し、それを李未央(りびおう)の仕業と思った李長楽 […]
拓跋濬(たくばつしゅん)の尽力で涼(りょう)の奴隷たちは処刑されずに解放される。だが突然叱雲南(しつうんなん)が現れて彼らを惨殺、明叔(めいしゅく)だけが逃げおおせる。その後、李未央(りびおう)は明叔から馬(ば)太守が遺した奏状を受け取り、涼を滅ぼす陰謀は叱雲南の謀反であったこと […]
李敏徳(りびんとく)は叱雲柔(しつうんじゅう)を殺して母親の仇を討とうとするが失敗。その後、病気のためもう余命が長くない叱雲柔は実家へ戻っていく。その頃、拓跋翰(たくばつかん)はひそかに手に入れた鉱山が銀山とわかり、そこで働いていた君桃(くんとう)の父・明叔(めいしゅく)を含む涼 […]
拓跋濬(たくばつしゅん)と拓跋迪(たくばつてき)が李家を訪問、拓跋迪は病の重い周雪梅(しゅうせつばい)を見舞い、拓跋濬は李未央(りびおう)を優しく励ます。その頃、李敏徳(りびんとく)は柔然(じゅうぜん)の焦(しょう)統領に救われ一命を取り留めていた。そして、彼を王子と呼ぶ焦統領に […]
李家では李蕭然(りしょうぜん)が体調を崩し、李敏徳(りびんとく)の母・周雪梅(しゅうせつばい)がはやり病で床に伏せる。そんな時、旅に出た李敏徳(りびんとく)が何者かに襲われ生死不明になったという知らせが届く。すべてが叱雲柔(しつうんじゅう)の陰謀だと悟った周雪梅は息子の身を案じ、 […]
李未央(りびおう)と李常茹(りじょうじょ)は皇后の宴に招かれる。そして、御前で舞を披露する機会を李常茹に譲った李未央は、拓跋濬(たくばつしゅん)と一緒に琴を奏で、これに李敏徳(りびんとく)の笛も加わる。それに大いに満足した皇后は四人に褒美を授け、李常茹は想いを寄せる拓跋余(たくば […]
拓跋濬(たくばつしゅん)に敵対心を燃やす東平(とうへい)王・拓跋翰(たくばつかん)が李長楽(りちょうらく)に会いにくる。そして、李長楽、李常喜(りじょうき)と一緒になって李敏徳(りびんとく)をいじめようとするが、李未央(りびおう)が割って入って彼らの鼻を明かす。それを見ていた南安 […]
李未央(りびおう)の異変に気付いた拓跋濬(たくばつしゅん)が李家に駆けつけ、殺されそうになっていた李未央をすんでのところで救う。そして、皆の前で扇子は自分のものだと明かす。その後、李未央と会った拓跋濬は彼女に真剣に愛を告白する。しかし、李未央の態度は相変わらず冷たく、突き放された […]
李未央(りびおう)の部屋から叱雲柔(しつうんじゅう)に呪いをかけた人形が見つかる。李蕭然(りしょうぜん)は叱雲柔の自作自演だと思うが、仮病ではない彼女の様子を見て李未央のことを疑い始める。結果、李未央は部屋に監禁され明日をも知れぬ身に。一方、李長楽(りちょうらく)は李未央から彼女 […]
七姨娘(しちいじょう)に助けられた李未央(りびおう)は、彼女に本物の李未央がすでに亡くなったことを打ち明ける。そして、彼女を暗殺した黒幕は叱雲柔(しつうんじゅう)だと知らせる。その頃、李敏徳(りびんとく)は父の代理として真定へ出発。そんな彼を第八王子のふりをする皇女・拓跋迪(たく […]