少恭の待つ宮殿に到着した屠蘇は、晴雪を助けたければ焚寂剣で自害するよう少恭に脅される。しかし千觴が正気を取り戻したため、屠蘇と少恭は真っ向からぶつかり合うが、もともと同じ仙霊のため2人の勝負はつかない。そこへ巽芳が現れ、寂桐としてずっと少恭のそばにいたことを告げる。少恭は巽芳の腕 […]
少恭と対決するため蓬莱に到着した屠蘇たちだったが、突然千觴が少恭に操られ、晴雪もさらわれてしまう。屠蘇、蘭生、襄鈴は少恭の待つ宮殿へと向かうが、その前に焦冥と化した琴川の民が襲い掛かる。その頃 捕らわれた晴雪は少恭を問い詰めるが、少恭は長年味わった苦しみや、巽芳を失った絶望を語る […]
蓬莱が海上に出現したため、大波が同城の町を襲うが、陵越率いる天ヨウ城の弟子が助けに現れ、同城は何とか災難を逃れる。屠蘇と晴雪も同城へ到着し、みんなが屠蘇と共に蓬莱へ行くと名乗り出るが、屠蘇は負傷している襄鈴と晴雪を残して蓬莱へ行くことを決意する。一方蘭生は、亡き姉を安心させるため […]
蘭生と襄鈴は同城に到着するが、千觴の行方はつかめず、船乗りの向天笑と延枚兄弟も不在だった。その頃、屠蘇と晴雪は天ヨウ城を訪れ欧陽少恭の正体を掌門と紫胤に報告、屠蘇は少恭を倒すために邪気を封印していた術を解いてほしいと紫胤に訴える。封印を解いてもらった屠蘇はあふれ出す邪気の力にも見 […]
如沁を焦冥に変えられてしまった蘭生は、姉と琴川の民の敵を討つため、少恭と戦うことを決意する。一方、屠蘇と晴雪は、少恭の真の狙いを確かめるため、幽都に戻り創造神である女カを召喚する。女カから焚寂剣が生まれたいきさつを聞いた屠蘇は、自分の体に太子長琴の仙霊の半分が注入されており、残り […]
少恭に攻撃されるも必死で逃げ出した茶小乖は、方如沁から言付かった燭龍の鱗を月言に渡し、屠蘇と蘭生に助けを求めるよう告げる。残された如沁は、少恭から無理やり丹薬を飲まされてしまう。その頃、琴川を目指していた屠蘇たちは少恭の真意を測りかねていた。そんな中、一行は変わり果てた青玉壇の弟 […]
屠蘇は生き返ったと思った母親、休寧が実は焦冥という毒虫に侵された抜け殻だと知り、自らの手で母親を焼く。少恭に事の真相を聞くため、屠蘇はまず江都を訪れ、子供の頃 烏蒙霊谷で千觴が風広陌と名乗っていたことを告げる。一方の少恭は1人琴川に戻っていた。少恭は如沁に二度と琴川を離れないと告 […]
少恭の作った漱溟丹で屠蘇の母親、休寧は生き返ったが、何日経っても休寧は屠蘇の言葉に反応しようとしない。そんな休寧の様子を見た晴雪は、休寧は生き返ったのではなく、霊のない体だけが復活したと推測、幽都婆に調査を依頼する。そんな折、休寧は屠蘇の目を盗んで朝方に外へと出ていってしまう。太 […]
千觴を見つけた晴雪は、千觴が衡山のふもとで少恭に助けられたことを知る。晴雪は今でも千觴が自分の兄だと確信していたため、なぜ烏蒙霊谷で襲われた千觴が衡山のふもとで助けられたのか合点がいかない。そんな中、ようやく漱溟丹という生き返りの丹薬が完成する。屠蘇は少恭から漱溟丹をもらい、晴雪 […]
襄鈴の故郷・紅葉湖に向かう方蘭生と襄鈴は、お金が尽きてしまい路頭に迷うが、心優しい姜離という女性に料理をご馳走してもらい、家に泊めてもらう。すると姜離の夫であるキツネの妖魔・墨陽を追って同じ狐族の妖魔が現れる。妖魔である墨陽と人間の姜離が禁断の恋に落ち、娘までもうけたため狐族は天 […]
尹千觴は夢魂枝を飲んだ青玉壇の弟子を目撃し、以前少恭から案内された密室の存在を思い出す。一方、雷雲の海に落ちた屠蘇と晴雪は、蓬莱を抜け出しようやくヨウ山に到着、月霊花を手に入れる。すると突然湖面から龍が現れて襲いかかり、晴雪は気を失う。龍は男の姿に変身したが、その男は度々屠蘇の夢 […]
晴雪の身を案じた屠蘇は、延枚とヨウ山に向かうことを決めるが、晴雪は向天笑に頼んですでに船に乗り込んでいた。晴雪は屠蘇に自分の意見を尊重してほしいと訴え、屠蘇も母親を生き返らせたら幽都に一緒に行くと約束する。ところが一行の前に雷雲の海が出現、あまりの激しい嵐に屠蘇と晴雪は船から落ち […]
蘭生は襄鈴の親の行方を捜すため、少恭から燭龍の鱗を借りて襄鈴の記憶をたどるも失敗に終わる。そして密かに自分の記憶を再現してみると、そこに映し出されたのは幼い頃寄り添い合う自分と陵越の姿だった。如沁と陵越が自分の出生の事実を隠していたことにショックを受けた蘭生は、襄鈴を連れて江都を […]
屠蘇とともに許婚、卓雲飛のもとを訪れた仇馨蕊だったが、雲飛は近く結婚すると言い、馨蕊を受け入れようとしない。雲飛の態度から何か事情があると感じた馨蕊は、あの手この手で雲飛に探りを入れ、ようやく雲飛の心がまだ自分にあると知る。雲飛も馨蕊への愛を認め、彼女と一緒に生きていくことを誓う […]
ヨウ山へ行くため同城という港町にたどりついた屠蘇だったが、誰もヨウ山の場所を知らず途方に暮れる。一方、屠蘇を尾行していた晴雪は、幽都の長老たちと戦ったことで霊力が尽きて倒れてしまう。幸い黒曜が晴雪を助け、屠蘇も晴雪が倒れたことを知り介抱するが、刀鍛冶の姚店主いわく、晴雪の霊力を補 […]
始皇帝の墓から戻った屠蘇は、晴雪とともに玉横を見つけたことを幽都婆に報告するが、幽都婆は玉横を使って邪気を吸い出すことは無謀だと猛反対し、すぐに玉横を幽都に持ち帰るよう命じる。少恭は屠蘇の母親を復活させるため、青玉壇に戻り生き返りの丹薬を作ると屠蘇に告げるが、そのことでまたも屠蘇 […]
単独で墓の内部に入った欧陽少恭の前に現れた雷厳は、明月珠で玉横を復元し、巽芳を助けたければ不老不死の丹薬を作るよう少恭に命じる。その頃、屠蘇たちは次々と仕掛けに行く手を阻まれ、紅玉と晴雪がそれぞれ残って戦うことに。屠蘇と蘭生はようやくすべての仕掛けを解除する部屋へと到着するが、そ […]
雷厳から巽芳を帰してほしければ始皇帝の墓に来るよう指示された欧陽少恭は、墓に到着するや、青玉壇の弟子に中へと案内される。少恭と共に墓にやってきた屠蘇たちと、途中で加わった蘭生は、千觴が墓を見張る弟子を引きつけている間、密かに墓の内部へと侵入する。しかし墓の内部には数々の仕掛けや罠 […]
自閑山荘から戻った蘭生は孫月言に青玉司南佩を返し、月言は琴川へと戻っていく。一方、少恭は屠蘇と、玉横を復元し生き返りの術を試そうと約束するが、晴雪は、それは天道に背く行為だと反発する。そんな中、意識を取り戻した寂桐が、巽芳が雷厳の回し者であると如沁に告げる。如沁に相談された屠蘇と […]
復讐のため葉家の娘婿となった晋磊は、婚礼の宴で酒に毒を盛り、葉問閑は殺され、娘の沈香は晋磊を恨みながら命を落とす。その自閑山荘を訪れた蘭生の前に、沈香の霊が現れる。ずっと晋磊に恨みを抱き続けてきた沈香だったが、すでに晋磊は死んだことを知り、憎しみとともに霊も消えてしまう。あとに残 […]