駆けつけた祁田(きでん)の軍が何侠(かきょう)の敵に回り、何侠は思わぬ窮地に立たされる。しかし、彼はすぐに標的を白娉テイ(はくへいてい)に変えて且柔城に攻め入る。その結果、城壁の内と外で熾烈な戦闘が展開。燕十三娘(えんじゅうさんじょう)の助太刀を得るも何侠に命を狙われた白娉テイは […]
楚北捷(そほくしょう)を説得してわずかな兵と且柔城に残った白娉テイ(はくへいてい)。彼女は琴を弾いて城壁に迫った何侠(かきょう)の軍を出迎え、中秋節の3日間、城を持ちこたえるため時間稼ぎをする。だが、3日目には何侠が且柔城に攻め入ろうと動き出す。すると、白蘭軍の後方に回っていた楚 […]
白蘭の主力軍を率いる将軍・祁田(きでん)をひそかに訪ねた楚北捷(そほくしょう)は、何侠(かきょう)の暴虐を止めるため手を組もうと提案。彼から明確な答えは得られなかったが、偶然囚われの身となっていた則尹(そくいん)を発見することができる。結果、陽鳳(ようほう)は夫と涙の再会を果たす […]
白蘭軍の物資供給の拠点である且柔城を混乱に陥れる白娉テイ(はくへいてい)の作戦は功を奏す。そこで、白娉テイと楚北捷(そほくしょう)は何侠(かきょう)と敵対する城守の番麓(はんろく)を訪ねることに。すると、すんなり彼の協力が取り付けられたうえ、死んだと思っていた酔菊(すいぎく)にも […]
何侠(かきょう)の大軍に攻め込まれ、なすすべもなかった慕容粛(ぼようしゅく)は降伏を決める。そして、何侠に妻子の命乞いをするが、何侠は彼と皇后に自らの手で止めを刺したのだった。さらに、一族を皆殺しにすることで敬安(けいあん)王家の復讐を果たした何侠。この暴虐を伝え聞いた白娉テイ( […]
何侠(かきょう)は晋の皇位を楚北捷(そほくしょう)が継承したと知ると、先に燕に対する復讐を遂げようと考える。一方、白娉テイ(はくへいてい)と楚北捷は晋と涼が連合しても正攻法では白蘭の大軍に勝てないと考え対策を練っていた。同時に、陽鳳(ようほう)と子供たち、霍太医(かくたいい)と合 […]
白娉テイ(はくへいてい)に皇位を継げるのは楚北捷(そほくしょう)しかいない、彼と一緒に晋を救ってほしいと告げた司馬弘(しばこう)。彼は楚北捷が新しい皇帝となる詔を受け取ったのを確かめると静かに息を引き取る。その頃、白蘭では耀天(ようてん)皇女が何侠を自分の誕生日の宴に招いていた。 […]
逃避行を続ける司馬弘(しばこう)は助けに現れた楚漠然(そばくぜん)から、楚北捷(そほくしょう)が出陣したと知らされて安堵する。一方、白蘭に凱旋した何侠(かきょう)は英雄として迎えられるが、耀天(ようてん)皇女からは王にはならないと誓ってほしいと懇願される。だが、それを拒絶した何侠 […]
楚北捷(そほくしょう)に付き添われて帰宅した白娉テイ(はくへいてい)は、陽鳳(ようほう)と子供たちが燕十三娘(えんじゅうさんじょう)とともに一足先に旅立ったことを知る。そして、楚北捷に息子・長笑(ちょうしょう)の存在を明かした白娉テイは、彼と変わらぬ愛を確かめ合う。翌朝、もう離れ […]
何侠(かきょう)が晋の都を制圧する中、司馬弘(しばこう)は皇宮を脱出して逃避行を開始。その頃、何侠と戦うため仲間とともに出陣する決意を固めた楚北捷(そほくしょう)は、嬌エン楼を燕十三娘(えんじゅうさんじょう)に託して出発する。一方、燕十三娘からの文を読んだ白娉テイ(はくへいてい) […]
戦争の混乱の中で薬を手に入れられる場所は嬌エン楼しかないと、男装してやってきた白娉テイ(はくへいてい)。燕十三娘(えんじゅうさんじょう)と賭けをした彼女は盤面を見ずに口頭で囲碁の勝負をすることになる。そこで、燕十三娘は各自部屋から出ないという決まりを設け、白娉テイと楚北捷(そほく […]
白蘭の兵と戦う楚北捷(そほくしょう)の姿を目撃した白娉テイ(はくへいてい)は驚きを隠せない。彼女は楚北捷が彼をかばって傷を負った燕十三娘(えんじゅうさんじょう)を抱えて去っていく姿を涙で見送る。その後、何侠(かきょう)と対決した則尹(そくいん)が戦死したと聞いた陽鳳が(ようほう) […]
何侠(かきょう)は軍備費を着服した罪で貴(き)丞相を投獄する。それを知った耀天(ようてん)皇女は何侠に貴丞相を助けてほしいと頼み、子供を身ごもったことを伝えるが、夫の冷たい態度に落胆する。一方、白蘭軍の狼藉を見て再び戦う覚悟を決めた則尹(そくいん)から後を託された白娉テイ(はくへ […]
何侠(かきょう)が貴(き)家を滅ぼすため策を弄した結果、貴炎(きえん)は戦死し、その叔父・貴常寧(きじょうねい)は処刑される。一方、嬌エン楼では燕十三娘(えんじゅうさんじょう)が楚北捷(そほくしょう)の気持ちを確かめるため大胆な行動に出るが、彼が自分の愛を受け入れることはないと知 […]
何侠(かきょう)が率いる30万の軍が迫るも兵の食糧もなく混乱に陥る晋。だが、匿名の寄付で窮地を救われ、司馬弘(しばこう)は胸をなでおろす。実は寄付の出どころは嬌エン楼だった。一方その頃、嬌エン楼では燕十三娘(えんじゅうさんじょう)が迷子になった長笑(ちょうしょう)を保護し、迎えに […]
武勲を立てて白蘭で権力を増していった何侠(かきょう)は、ついに晋への侵攻を決める。その頃、則尹(そくいん)は梅酒を納品するため嬌エン楼を訪問、嬌エン楼がひそかに食糧や金品を大量に備蓄していることに気づく。実は嬌エン楼の主人は冬定南(とうていなん)と名乗る楚北捷(そほくしょう)だっ […]
世間から姿を消したまま過去を捨てて生きる決心をした白娉テイ(はくへいてい)。彼女は完全に隠居することを決めた陽鳳(ようほう)、則尹(そくいん)とともに阿漢(あかん)の住む村を目指す。それから数年後、息子・長笑(ちょうしょう)を育てる白娉テイは陽鳳の一家とささやかながら幸せな暮らし […]
阿漢(あかん)に救われたものの10日間眠っていた白娉テイ(はくへいてい)。目覚めた彼女は阿漢の協力でやっと陽鳳(ようほう)の屋敷に辿り着くが、事の顛末を知ると、自分の代わりに酔菊(すいぎく)が死んだと思いこみ悲しみに暮れる。一方その頃、楚北捷(そほくしょう)は司馬弘(しばこう)の […]
陽鳳(ようほう)と則尹(そくいん)によって白娉テイ(はくへいてい)の葬儀が盛大に行われる。そこにかつて白娉テイとともに戦った涼の若韓(じゃくかん)、晋の楚漠然(そばくぜん)も駆けつけ、彼女を見送る。それを遠くから見守った楚北捷(そほくしょう)は、3日にわたって独り彼女の墓前でその […]
白娉テイ(はくへいてい)と酔菊(すいぎく)は国境の山脈で貴(き)丞相の手下に追われる。そして、逃げ延びたものの衰弱した白娉テイは、自分のかんざしを酔菊に託して先に陽鳳(ようほう)を訪ねるよう頼む。ところが、酔菊は白娉テイの暗殺指令を受けた且柔城の城守・番麓(はんろく)に白娉テイと […]